2015

11

Mar

クルマの上手な買い方

【子育てママ必見!】安心の車選びの為の9つのポイント

小さなお子さんを育てているママにとって、自家用車は強力な味方です。子供が急に熱を出した時には公共交通機関まで出向くことなくすぐに病院まで行けますし、日常のお出かけの際に必要なおむつや哺乳瓶も簡単に持ち運べます。

最近は子育てママのニーズをさらに満たしてくれる便利な車も少なくありませんが、選択肢が多すぎてどの車がベストなのかよくわからないという方も少なくないようです。数ある車の中から最も自分にあったものを選ぶには、どんなところをチェックすればいいのでしょうか。

【1】“安全装備”の確認を!

まずは安全装備のチェックを行いましょう。小さなお子さんを載せながらの運転は何かと気を使うことになるでしょうし、万が一の事態を防ぎ、またそれが起きてしまった時の被害を小さくするという意味でも安全装備はとても大切です。

自動車の安全性能は「パッシブセーフティ(衝突安全)」と「アクティブセーフティ(予防安全)」に大分け出来ます。「パッシブセーフティ(衝突安全)」とは事故などの異常事態が起きた場合に人体にかかる負荷を最小限にするものです。

基本的には3点式シートベルトがメインですが、それだけでは運転中にハンドルに頭をぶつける可能性があるため、最近はSRSエアバッグも併せて装備するのが一般的です。一方で最近はABS(アンチロックド・ブレーキングシステム)のように未然に事故を防ぐアクティブセーフティの考え方も浸透してきています。

【2】“後から装着できない便利装備”はない?

自動車の装備の中にはあとから装備できるものと、そうでないものがあります。

あとからの装備が難しいものの代表格にスライドドアがあります。スライドドアとはドアを障子のように左右に引くことによって開閉するタイプのドアです。

従来のヒンジドアと比べて開閉に力が要らないためお子さんでも簡単に開けられることができ、スペースも取らない優秀なシステムですが、後付は難しい(不可能ではないですが、かなりの費用がかかります)ので購入時に取り付けてもらうようにしましょう。

【3】“自分の家流”の使い勝手は?

それぞれの家庭の状況によっても便利な自動車の定義が異なります。小さいお子さんが一人しかいない家庭と3人いる家庭では当然後者の方が広い車内空間が必要ですし、赤ちゃんがいればおむつ替えなどのスペースも必要になります。

基本的にお子さんが二人以上いる場合はなるべく収納スペースが大きい車を選ぶようにしましょう。また、リフトアップが高い車はお子さんにとっては乗りづらいので、なるべく段差が小さい自動車を選ぶなどの工夫をしましょう。

特に大切なのがチャイルドシートの乗り降りのしやすさです。ヒンジドアでは乗り降りが難しいので、やはりスライドドアを選んだほうがいいでしょう。

※スライドドアの特徴はコチラ

【4】“子ども”への配慮

自動車を買う上ではお子さんが成長することを見越しておく必要があります。

たとえば、現在3歳のお子さんと1歳のお子さんがいる場合は、おむつ替えのスペースを用意しておく必要があるでしょう。となれば、当然後部座席の広い自動車を選ばなければなりません。

必要な空間の大きさを考えると軽自動車はなるべく避けたいところですが、最近はタント(ダイハツ)など軽自動車とは思えないくらい空間がゆったり取られているものもあり、十分選択肢に入ってきます。

操作がしやすい軽自動車」はあまり運転が得意でないママにとっても心強い味方となります。ただしこの自動車に長く乗りたいのならば注意が必要です。

10年したらいま3歳と1歳のお子さんはそれぞれ13歳と11歳になります。年齢が上がればその分だけ体も大きくなり、車内空間を圧迫します。また、軽自動車の定員は4人なので、もう一人お子さんが生まれてきたときには買い替えを考えなければなりません。

一応道交法には「12歳以下の子供3人は大人二人として計算する」というルールがあるのですが、大人2人と子供3人で軽自動車に乗るとかなり車内が狭く感じられます。チャイルドシートの置き場所にも一苦労しますし、3人以上お子さんを作る計画がある場合は普通車がお勧めです。

※チャイルドシートのルール確認はコチラ

【5】“ドア形状”について

前述の通りドアにはヒンジドアとスライドドアがありますが、小さなお子さんがいらっしゃるママにはスライドドアを強くオススメします。

ヒンジドアは子供の力ではなかなかあかないですし、ドアを他の車や壁にぶつける可能性もありますし、子供を片手で抱きかかえながらもう片方の手でドアを開けるのも大変です。中でも両面電動スライドドアはボタン一つで扉を開閉できるのでとても便利です。

片側スライドドアだと、駐車場が狭いせいで電動スライドドアじゃないほうのドアしか開けられないときに困ります。

【6】“子供の成長”にあわせたシートのアレンジ

シートアレンジとは、状況に応じてシートを回転させて対面したり、シートの背を倒してテーブルにできたりする機能のことです。一般的にはそれほど重要な機能ではありませんが、お子さんのいるママにとっては大切な機能です。

たとえば、HONDAステップワゴン・2列目タンブルシートの場合は全部で19通りのアレンジができます。2列目のシートを一部多段で3列目に乗り込めるようにしたり、2列目と3列目のシートを倒して横になれるようにしたり、3列目のシートを床下に収納して荷物をたくさん積み込めるようにしたり…

アレンジできる種類が多いに越したことはありませんので、購入前に一度チェックしておきましょう。

【7】ベビーカーやおむつ、遊び道具などの“積みやすさ”

自動車はたいていの場合2列シートか3列シートです。4人家族・5人家族ならば普段3列目を利用することは多くはないでしょうが、小さなお子さんがいる場合は3列目があったほうがいいでしょう。

小さなお子さんがぐずったときなどは余った3列目で寝かしつけることが出来ますし、シートを仕舞えば自動車の後ろに大空間が出来るので何かと便利です。

HONDAのステップワゴンなどの一部の自動車は3列目のシートを倒して下側に収納できる機能を備えているため、ベビーカーなどを収納するのに便利です。

【8】“バックモニター”があれば駐車に自信がなくてもOK

駐車は難しいものです。特に運転する機会がそれほど多くない子育てママドライバーにとっては一番高いハードルといっても過言ではないでしょう。そんなときに役立つのがバックモニターです。

バックモニターとは運転席では見づらい後方の映像をバックカメラで撮影し、モニターに映す装備のことです。運転慣れしていない人でも簡単に自動車を駐車することができる便利なアイテムです。小さな子供や老人など、危険に対する認識が低い人がいないかを確認することっもできます。

以前はただ後方をカメラで撮影しモニターに写すだけの簡素な機能しか持ち合わせていないバックモニターが多かったのですが、最近はモニターに停車すべき目標線を表示してくれるような便利なものも多いです。

最新のイメージセンサーが取り付けられているタイプのバックカメラなら、暗いところや雨下といった劣悪な環境のもとでもきれいに後方を表示してくれるので安心です。最近の自動車には3万~5万ぐらいでも取り付けられるオプションなので、新車納車時にはぜひつけてもらってください。

また、社外品の後付も可能なので新車を購入する予定がない人でも取り付けておくに越したことはありません。取り付けは自分でやろうと思えばできないこともありませんが、簡単なことではないので機械に自信がないという方はカー用品店などに依頼したほうがいいでしょう。

最後に一つ重要なことを挙げておきます。バックモニターはとても便利なものですが、それにあまりに依存しすぎるのはよくありません。バックモニターはあくまでも後方の死角になりやすい部分を補助的に撮影するだけのものです。サイドミラーの確認などを怠りバックミラーにくぎ付けになってしまうと危険です。

【9】子どもにお金かかるから“燃費”は抑えたい

自動車にかかるトータルコストを減らすにはどうすればいいのでしょうか。

ガソリンを使わない電気自動車は環境負荷も少なく燃料費もかかりませんが、まだ車両本体自体が非常に高く、充電できるスタンドもそれほど多くないので現実的な選択肢とは言えません。

ハイブリッド車も徐々にラインナップが増えてきているとはいえ、まだファミリー向きの3列タイプはそれほど数が多くないというのが現状です。結局は普通のガソリン車の中からなるべく燃費がいいものを選ぶというのが現実的な選択肢になってくるでしょう。

基本的に自動車は車体が大きく、排気量が大きくなるにつれて燃費が悪くなる傾向にあります。

となれば車体は小さく排気量は小さくしたいものですが、車体が小さくなると乗り心地や輸送力が下がり排気量が小さくなれば加速や最高速が小さくなります。

このあたりのバランスは悩みどころです。

結局は自身の自動車の乗り方に応じて柔軟に考えて最適な車体と排気量を決めるしかありません。

一般的に排気量が大きい車は長距離ドライブに強いといわれています。日常の買い物や短い移動以外にはほぼ使用しないのでしたら、排気量は1800cc程度もあれば十分です。長距離移動を頻繁にするのならば2500cc程度は欲しいところです。

また、同じ自動車でも乗り方によって燃費は上下します。一般的に車が最もガソリンを食うのは発進時です。街乗りで燃費効率が落ちるのは発進と停止を何度も繰り返すためです。

発進はゆっくり、速度も抑えめ(高速道路では80kmぐらい)で走ると燃費効率がよくなります。アップダウンが激しい道を劣るとガソリンがどんどん減っていきますので、複数の選択肢がある場合はなるべく平坦な道を走るようにしてください。