2015

28

Apr

クルマの上手な買い方

新車と中古車はとちらが得なの?分かり易く徹底解説

クルマ選びのポイント!【新車】or【中古車】 タイプ別攻略法

とにかく【価格が大事】だという人は…

新車にするべきか、それとも中古車にするべきか…。この選択は、クルマを買う時についてまわる永遠のテーマといってもいいかもしれません。それぞれにメリットがあるので、一概にどちらがいい、どちらが悪いとは言い切れません。

結局のところ、クルマを買う本人の判断基準によって、どちらが良いのかが決まります。そこで5回目は「新車 or 中古車 タイプ別攻略法」と題し、クルマ選びの際にこだわりたいポイントごとに、あなたに新車が向いているのか、はたまた中古車が向いているのかを考えていきます。

中古車メリット・デメリット

車種にあまりこだわりがなく、とにかく少しでも出費を抑えたいという人は、中古車を中心に探すのが良いでしょう。

中古車選びのカギになるのが、インターネット等での情報収集。「どんなクルマがいくらくらいで買えるのか」という情報は、簡単に集めることができます。中古車の価格は意外なことに程度の良さではなく、人気で決まります。欲しがる人が多い人気車種は価格が高く、不人気車種は安くなる傾向にあります。

年式が新しいものは全体的に高くなりがちですが、同じ年式の同じような新車価格のクルマであっても、中古車では車両の状態などによって大きな価格差が生まれることがあります。

【好きなクルマ】に乗りたい人は…

「せっかく乗るならこのクルマがいい!」。欲しい車種が決まっている人は、新車と中古車のどちらが良いのでしょうか。

単純に価格のみで考えるならば、先述した通り中古車のほうが価格は安いですが、それなりのデメリットがあることも覚悟しておかなくてはなりません。当然、新車よりも故障する確率が高くなり、色や内装、カーナビなどの付属品も自分の好みのものが見つかるとは限りません。その点、新車であれば自分の好きな色を選べ、自分の好みでオプションなどを追加することも可能。形や色、機能はこんなものが良いという希望を持っている人には、断然新車がオススメです。

ただし、車種によっては新車販売が終了していたり、モデルチェンジしていたりということも考えられますので、その場合は残念ながらできるだけ状態のいい中古車を選ぶしかありません。

【手厚い保証】でとにかく安心して乗りたい人は…

クルマは移動の自由を手に入れられる楽しい乗り物である一方、事故や故障などのリスクとは常に隣り合わせです。機械ですから、当然故障することもあります。そのため、保証もクルマ選びの大切なポイントになります。

中古車よりは新車、中古車ならば年式の新しいもののほうが故障はしないように思えますが、こればかりはなんとも言えません。故障した時のことを考えて、販売店のアフターフォローにも注目しておくと良いです。新車には3年以上の保証がつくのが普通ですが、中古車は販売店によって異なります。一般的には中古車の専売店よりも、いわゆる新車ディーラーの中古車販売店の方が、保証期間は長いことが多いようです。言わずもがなビギナーは保証の長く付いた車を買うのが安心です。

クルマを購入するときには、保証期間と保証の範囲(どういう故障を無料で直してもらえるのか)を確認しておくことが重要となります。なお、最近は追加料金を支払うことで保証期間を延長できるシステムを採用している中古車の専売店も増えてきています。

【試乗】をしてみないと気が済まないという人は…

新車メリット・デメリット

たとえばデニムのパンツが欲しい時、サイズや丈の長さはもちろん、自分に似合っているかどうかの確認も含めて、一度試着してみてからでないと買わないという人は多いのではないでしょうか。

デニムよりも圧倒的に高額なクルマであれば、なおさら一度乗ってみてからでないと購入できないという人が多いはず。そんな人は、試乗をしてみるためにもまずは新車ディーラーに足を運んでみましょう。

新車は均一品質の商品ですが、試乗車で体験した乗り心地などは、新車であれ中古車であれ、実際に購入するクルマの判断基準となるはずです。あれこれ乗ってから欲しいクルマの結論を出すのが良いかもしれません。

一方、中古車の場合は一部を除いて、なかなか試乗をするのが難しいです。なぜなら、中古車には車検や保険が切れているものがあるからです。ただし、「予算的に新車はとても無理!」という中古車派の人でも、判断基準を作るという意味で、目星を付けているクルマと同じ新車に試乗をしておくといいでしょう。

新車に試乗をしつつ同タイプの中古車を選べば、ある程度クルマの特徴を把握できたうえで、納得して購入することが可能になります。

まとめ

クルマに何を求めているのか。そのタイプ別に攻略法を紹介してきましたが、ビギナーの方は、新車ディーラーにせよ中古車販売店にせよ、自分よりもクルマに詳しい友人と一緒に足を運ぶとよいでしょう。

知識を持った第三者の冷静な目があることで、車種も価格もよりよい選択ができるはずです。

取材・文:クレインズ
イラスト:タケバヤシデザインファクトリー