自動車保険
更新日: 2022-05-26
セカンドカー割引で2台目の自動車保険がお得に!おすすめ保険会社4選
この記事のポイント
- 2台目の自動車保険は、セカンドカー割引でお得になる
- 注意点を知った上で2台目の自動車保険を契約する
- セカンドカー割引を受けられる保険会社は複数あるので、自分に合ったものを選ぶ
配偶者や子どものために2台目の自動車の購入を検討している家庭も多いかと思います。車の購入にあたって気にしなければならないのが、自動車保険です。
2台目の自動車保険に関する疑問や不安
- 「2台目の自動車保険をどのように契約すればいいんだろう」
- 「等級の引き継ぎはできるのか?」
- 「2台目を契約したとき、お得な割引がある保険会社はどこだろう?」
何も考えずに「なんとなく」で2台目の自動車保険を選ぶと、お得な制度を利用せずに契約してしまうかもしれません。
本記事ではあなたが自動車保険で損をしないよう、「セカンドカー割引」を適用させることで2台目の自動車保険がお得になることやおすすめの保険会社をご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。
2台目の車の保険なら「セカンドカー割引」がお得
自動車の任意保険には1から20まで「等級」があります。通常新規で1台目の車に適用する自動車保険の契約を結ぶと、6等級から始まります。等級が上がり、20等級に近づくほど割引率が上がります。
そして、一定の条件を満たしている状態で2台目の車を購入して自動車保険を契約すると、「セカンドカー割引」が適用されます。このセカンドカー割引は保険会社により名称が異なりますが、原則7等級から始められます。セカンドカー割引が適用されると割引率が大きくなり、保険料も安くなるのでお得です。
セカンドカー割引には適用される条件がありますので、順を追って説明していきます。
セカンドカー割引が適用される条件
2台目以降の自動車保険の新規契約でセカンドカー割引が適用されると、7等級(ノンフリート等級)から始めることができるので保険料がお得になります。
7等級でスタートするには、以下のような条件を満たす必要があります。
セカンドカー割引が適用される条件
一つずつ見ていきましょう。
1台目の車の適用されている等級が11等級以上であること
2台目の車にセカンドカー割引が適用される条件の1つとして、1台目の車が11等級以上である必要があります。
通常、任意の自動車保険を新規契約すると6等級から始まります。1年間無事故だと、等級が1つ上がります。1台目の車が11等級になるには、1台目の自動車保険の新規契約を結んでから最低でも無事故で5年経過していなければならないということです。
2台目の車が初めて自動車保険に加入する車であること
2台目の車がセカンドカー割引を適用される条件としては、2台目の車がまったくの新規で自動車保険の契約を結ぶ必要があります。
友だちや知り合いから譲り受けた車にセカンドカー割引を適用させる場合、前の所有者の保険契約を解約し、自分名義で新規契約する必要があります。
1台目、2台目の車がいずれも自家用8車種であること
2台目の車がセカンドカー割引を受ける別の条件は、1台目、2台目の車がどちらも自家用8車種である必要があります。
自家用8車種は以下のようになります。
「自家用8車種」の全種類
- 自家用普通乗用車
- 自家用小型乗用車
- 自家用軽四輪乗用車
- 自家用小型貨物車
- 自家用軽四輪貨物車
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
- 特殊用途自動車(キャンピング車)
車検証には自動車の用途、自動車の種別という項目があります。そこを見て1台目、2台目ともに自家用8車種のうちのどれかであることを確認しましょう。
1台目の所有者が個人であること
2台目の車がセカンドカー割引を受けられる条件として、1台目の車の所有者が個人である必要があります。
所有者が個人かどうかは車検証の所有者欄を見ればわかるでしょう。
残価設定自動車ローンで自動車を購入した人は、所有者がディーラー、ローン会社、リース会社になる場合があります。その場合でも使用者が個人であれば問題なく適用されます。
そのような人は車検証の使用者欄を確認して、個人になっているか確認しましょう。
2台目の契約者が個人であり、1台目と同一かその同居親族であること
2台目の車がセカンドカー割引を適用するには、2台目の契約者が個人で、さらに1台目の契約者と同一かその同居親族である必要があります。
2台目の契約者が、1台目の配偶者、または祖父母や子どもである場合もセカンドカー割引が適用されます。
1台目の車が他社の契約でもセカンドカー割引は適用される
上記の5つの条件を満たしていれば、1台目の自動車保険と2台目の自動車保険が別の保険会社でもセカンドカー割引は適用されます。
念のため各保険会社に確認することをおすすめします。
保険会社によって、保険料が大幅に変わります。セカンドカー割引が適用されるか確認するとともに、保険料を確認して、自分に合った保険会社を選ぶようにしましょう。
ここまで、2台目の車にセカンドカー割引を適用するための条件についてお伝えしました。次に2台目の自動車保険の契約時の注意点を紹介します。
自動車保険(2台目)契約時の注意点
ここから2台目の自動車保険契約についての情報や注意点を説明していきます。以下のような点を取り上げます。
2台目の自動車保険加入時の注意点
順に見ていきましょう。
セカンドカー割引が可能かは自分で確認する必要がある
セカンドカー割引は、セカンドカー割引の適用を受けるにはあくまでもこちらから申し込む必要があります。
代理店型の保険会社なら、代理店の営業マンからセカンドカー割引を適用できることが伝えられるかもしれません。
しかし現在の多くの自動車保険は、ネット型の自動車保険です。インターネットを利用し、自分で必要事項を記入して申し込みます。そのため誰もセカンドカー割引が適用されることを知らせてはくれません。
本来ならセカンドカー割引の対象になっているのに、通常の新規契約を結んでしまっているかもしれないのです。
自分だけでなく家族の自動車保険も関わってきますので、家族で2台以上を所有する場合はセカンドカー割引が適用されるかチェックしておくことをおすすめします。
自動車保険のセカンドカー割引に必要な書類は2つ
2台目の自動車がセカンドカー割引を受けるために必要な書類は2つになります。
セカンドカー割引に必要な書類
- 2台目の車検証
- 11等級以上の車両の保険証券
自動車を購入し、まだ納車されていない場合は2台目の車検証はないでしょう。その場合は、見積もりや成約書など車の所有者と用途車種が確認できるものがあれば大丈夫です。
複数の車を所有する場合、補償の重複に注意
セカンドカー割引に限らず、複数の自動車保険を適用する場合は補償の重複に注意しましょう。
特に重複しやすいのは以下のような補償です。
自動車保険で重複しやすい補償
- ファミリーバイク特約
- 弁護士費用補償特約
- 人身傷害補償保険
ファミリーバイク特約の補償対象者は、主に運転する人とその家族です。
弁護士費用補償特約の補償対象者は、主に運転する人とその家族、契約車両に乗っている人、契約車両の所有者です。
どちらも主に運転する人とその家族が補償対象者になります。そのため自動車を2台以上所有した場合、補償が重複してしまうのです。
人身傷害補償保険は、契約車両に搭乗中のみ補償するタイプや他人の車に搭乗中、バス・タクシーに搭乗中、歩行中などの自動車事故に適用される一般タイプがあります。
補償対象者は主に運転する人とその家族、契約車両に乗っている人です。例えば、夫と妻がともに人身傷害補償保険の一般タイプにした場合、家族が補償対象者に含まれるので補償が重複してしまいます。
2台の車の等級を入れ替えることができる条件
自動車保険の等級は入れ替えることができます。ただし以下のような条件を満たす必要があります。
自動車保険の等級入れ替えを行える条件
- 新たに車を取得した場合
- 2台あるうち1台を廃車、譲渡、返還された場合
すでに自動車保険の契約をしている2台の車同士では等級の入れ替えはできませんので、ご注意ください。
教職員共済、自治労同共済に加入中の場合は等級を引き継ぐことはできない
教職員共済、自治労同共済に加入中の場合は自動車保険の等級を引き継ぐことはできません。
しかし多くの自動車保険は、そのほかの共済から等級を引き継ぐことが可能です。等級を引き継ぐことが可能なのは以下のような共済です。
等級を引き継げる共済
- JA(農協)共済
- こくみん共済 coop(全労済)
- 全共済
- 日火連
自動車保険によって引き継ぐことのできる共済には違いがありますので、共済に加入している人は契約を考えている保険会社に問い合わせると良いでしょう。
等級の引継ぎ可能な期間について
自動車保険の等級を引き継ぐことができる期間は決まっています。
前契約の満期日の翌日から起算して、今回の始期日が8日以上空いてしまった場合、ノンフリート等級の引き継ぎができません。スムーズに等級を引き継ぐために満期日前に自動車保険の契約をすることをおすすめします。
ここまで2台目の自動車保険契約についての情報や注意点をお伝えしました。次に2台目の自動車保険がお得な保険会社を紹介します。
自動車保険(2台目)契約がお得な保険会社
ここから2台目の自動車保険についておすすめの保険会社を紹介しましょう。割引率やプレゼントなどお得な情報を紹介していきますので、2台目の自動車保険選びの参考にしてください。
ソニー損保
ソニー損保のセカンドカー割引はおすすめです。
1台目と2台目が違う保険会社の場合でも割引が適用されます。しかし1台目、2台目ともにソニー損保と契約したほうがお得です。2台目を「ご契約者ページ(マイページ)」から申し込むと、初年度の保険料が1,000円割引されます。
さらに2年目以降は継続時複数契約割引で、同じく1,000円割引されます。
チューリッヒ
2台目の自動車保険としてチューリッヒもおすすめです。
セカンドカー割引は多くの保険会社で採用していますが、チューリッヒはさらにおまとめキャンペーンを行っています。これは2台ともチューリッヒで自動車保険の契約を行った場合に、お米ギフトカードをプレゼントするものです。
新たな自動車保険の年間保険料が5,000円以上3万円未満で1,000円相当、3万円以上で3,000円相当のお米ギフトカードがもらえます。
おまとめキャンペーンはチューリッヒの自動車保険だけが対象ではありません。おまとめキャンペーンの対象は以下のようになります。
おまとめキャンペーンの対象
- スーパー自動車保険
- スーパーバイク保険
- スーパー傷害保険
- スーパー傷害保険Lite
ただし、おまとめキャンペーンは契約者名義が同じであることが条件となります。契約者の名義がご家族など別々にしてしまうと、対象外になるのでご注意ください。
損保ジャパン
損保ジャパンも2台目の自動車保険としておすすめです。
損保ジャパンではセカンドカー割引のことを複数所有新規割引と言っています。1台目の自動車保険が他社の場合でも11等級以上であれば、複数所有新規割引を利用できます。
複数所有新規割引の適用によって7S等級でスタートできるため、割引率は34%になります。
仮に6S等級の年間保険料が100,000円だとすると34,000円割り引かれ、66,000円となりますので大変お得です。
三井ダイレクト損保
三井ダイレクト損保にもセカンドカー割引があります。適用条件は本記事で解説した「セカンドカー割引が適用される条件」と同じです。
1台目と2台目の車の自動車保険が違う保険会社でも、条件を満たせばセカンドカー割引が適用されます。
三井ダイレクト損保の自動車保険はインターネットを通じてパソコンやスマホから契約できます。その場合、インターネット契約割引が適用され、最大10,000円割引になります。
ここまで2台目の自動車保険でセカンドカー割引が適用されるおすすめの保険会社を紹介しました。最後にこの記事をまとめたいと思います。
まとめ
この記事では2台目の自動車保険でお得なセカンドカー割引について以下のような点をお伝えしました。
「セカンドカー割引」のポイントまとめ
- 2台目の自動車保険は、セカンドカー割引でお得になる
- 注意点を知った上で2台目の自動車保険を契約する
- セカンドカー割引を受けられる保険会社は複数あるので、自分に合ったものを選ぶ
2台目の自動車保険を契約する場合は、セカンドカー割引が適用されるか調べましょう。セカンドカー割引が適用された場合、通常より1つ上の7等級からスタートできます。割引率が上がり、保険料は安くなります。
必要な書類は車検証などと11等級以上の保険証券になります。1台目と2台目が違う保険会社でも適用されますので条件を確認し、ぜひ利用しましょう。
- 公開日: 2022-05-26

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