車選び
更新日: 2022-05-23
トヨタのセダンを一挙紹介!おすすめ新車・中古車を一覧で比較&解説
トヨタのセダンを検討している方は、自分なりの基準やこだわりを持って車探しをされているのではないかと思います。
しかし、トヨタのセダンには様々な車種があり、自分でそれぞれの特徴を比較して選ぶとなると、あちこち情報を漁って調べなければならず一苦労ですよね。
「トヨタのセダンを一覧で見たい」
「販売終了している車種も含めて比較したい」
「4WDやハイブリッドなどの仕様がある車種も比較したい」
こうした悩みを持っているのではないでしょうか。
販売店で勧められるがままに選んだり、デザインや金額だけで選んでしまうと、自分の使い方や求める走り方ができず不満だけが募ることにもなりかねません。
そこでこの記事では、あなたが十分な選択肢の中から自分好みのトヨタのセダンを見つけ、後悔のないカーライフを送れるよう以下のポイントを解説していきます。
自分の求める条件に合ったトヨタのセダンがわかり、すぐにでも車種を決断できる内容にまとめています。
まずは確認のため、セダンの定義と「トヨタのセダン」の特徴について解説します。
すぐに車種の詳細が知りたい!という人は上のボックス内の気になる箇所から読み始めてもOKです。
セダンの定義とトヨタ・セダンの特徴
まずはセダンの定義を改めて確認し、トヨタがつくるセダンの特徴を解説していきます。
セダンとは前向き二列の座席のある乗用車のことで、箱型のボディ形状をしています。
4~6人乗りが一般的で、日本で昔から親しまれている「タクシー」に多く採用されています。
一口にセダンといっても、大きく2つの種類に分けられます。
セダンは2種類に分けられる
- 2ドア/4ドアセダン:独立したトランクをもつタイプ
- ハッチバック:トランクの代わりにリアハッチを設けたタイプ
なお、上級グレードに用いられることの多い「サルーン」も、本来はセダンと同じ意味をもっています。
(サルーンはイギリス英語、セダンはアメリカ英語)
トヨタがつくるセダンには以下の3つのポイントが共通する特徴として挙げられます。
トヨタのセダンに共通する特徴
この3つのポイントについて、順にくわしく解説していきます。
トヨタ・セーフティ・センス
トヨタが提唱する安全予防パッケージの呼称が、「トヨタ・セーフティ・センス」です。
万が一事故の危険があるとき、衝突を回避したり被害を軽減したりすることが目的で、ドライバーのミスや疲れをカバーしてくれます。
実際、トヨタ・セーフティ・センスと踏み間違い時サポートブレーキを搭載したプリウスは、追突事故を約9割も低減したという調査結果が報告されています。
そんなトヨタ・セーフティ・センスには、以下のような機能が備わっています。
トヨタ・セーフティ・センスの機能
- 自動ブレーキ
- ハンドル操作サポート
- 車線はみ出しアラート
- 追従ドライブ支援機能
- 自動ハイビーム
- 標識読み取りディスプレイ
- 先行車発進アラーム(付帯機能)
安全な車に乗りたいなら、トヨタ・セーフティ・センス採用のセダンがおすすめです。
TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)
TNGA(Toyota New Global Architecture)は、簡単にいうと「企画・開発・調達・生産」といった車づくりや仕事の方針のことです。
「もっといいクルマづくり」を目指した取り組みで、グローバル化によるプラットフォームの無駄や販売台数にこだわった車づくりを改めるために創設されました。
そんなTNGAの具体的な取り組みには、5つのポイントがあります。
TNGAの5つの注目ポイント
- 走りの質感:誰もが運転しやすい車
- 快適性:ずっと乗っていたい居心地の良さ
- 使い勝手が良い:優れた道具としての基準を満たす
- 所有する誇り:「欲しい」に直結する理想的なスタイル
- 安全・安心:より良い社会に向けた歩み
新しく機能的な車に乗りたいなら、TNGA採用のセダンをおすすめします。
ハイブリッドシステム/プラグインハイブリッドシステム
ハイブリッド車とは、2つ以上の動力源をもつ自動車のことです。
日本では一般的に、内燃機関(エンジン)と電動機(モーター)を動力源とする「電気式ハイブリッド車」を指します。
ハイブリッド車の燃料はガソリンだけですが、プラグインハイブリッドは外部電源から直接充電することも可能です。
そんなハイブリッド/プラグインハイブリッドの大きな特徴は、以下のとおりです。
ハイブリッド/プラグインハイブリッドの特徴
- 低速時はモーター、高速時はエンジンで走行する(燃費の効率が良い)
- モーター走行中はCO2の排出がおさえられる
- モーターがあるのでエンジンの排気量を少なくすることができる
- 減速時に発電機を用いることで電力を蓄える(回生ブレーキ)
つまり、一般的なガソリン車よりも燃費性能や環境性能に優れています。
維持費の安い車が欲しいなら、ハイブリッド/プラグインハイブリッドのセダンがおすすめです。
ここまでは、セダンの定義とトヨタ・セダンの特徴についてお話しました。
トヨタの新車セダンを一挙紹介
この章では、トヨタで新車販売されているセダンを一覧で紹介していきます。
トヨタで販売されている現行セダンには、以下のような車種があります。
順番にくわしく解説していきます。
※各車種の価格や燃費等の基本情報はトヨタ公式サイトとカーセンサーを参照しています。
※中古車価格は2022年5月時点の情報です。
1.プリウス/プリウスPHV
プリウスは、1997年から販売されているハッチバックセダンです。
世界初の量産ハイブリッド車であり、ハイブリッド車の代名詞的存在でもあります。
4代目モデルは2015年に登場し、2018年12月にマイナーチェンジをむかえました。
圧倒的な燃費性能はさらに磨きがかかり、カタログ上での数値は先代モデルを大きく上回る37.2km/Lを叩き出しています。(先代モデルは30.4km/L)
全グレードで車体価格は前期型(2015~2018年)よりも6~8万円ほど高くなっているものの、安全装備の内容を含めると割安な設定となっています。
燃費や安全性を重視したい人には、プリウス/プリウスPHVがおすすめです。
新車価格 | 259.7万円〜364万円 |
中古車価格 | 81.8万円~389.8万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 34~40.8km/l |
2.カローラ アクシオ
カローラアクシオは、2006年から販売されている中型サイズのセダンです。
手頃なボディサイズのセダンに乗りたい人には、カローラアクシオがおすすめです。
カローラの5ナンバーサイズ専用の派生車種として誕生しました。
2012年に登場した2代目モデル(カローラとしては11代目)は、2015年と2017年にはマイナーチェンジをむかえています。
カローラアクシオの大きなメリットは、日本の道路に適したボディサイズであることです。
特筆すべきは全幅で、同社のヴィッツと同じ1,695mmにおさえられています。
日本の道路で快適に走行できるのは1,800mmまでといわれていますが、それを大きく下回っています。
ただし、カローラアクシオはモデル末期をむかえていることから、すぐに購入するのか新型を待つべきなのかしっかりと検討したほうが良いでしょう。
新車価格 | 155.7万円〜213.4万円 |
中古車価格 |
26.4万円~194万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 16~34.4km/l |
3.クラウン
クラウンは、1955年から販売されている高級セダンです。
走りも楽しめる高級車が欲しい人には、クラウンがおすすめです。
耐久性や信頼性の高さから、教習車、タクシー、ハイヤー、パトロールカーなどの業務用/特殊車両としても用いられています。
2018年に登場したばかりの15代目モデルでは、先述の「トヨタ・セーフティ・センス」「TNGA」といった先進技術が採用されています。
そんな新しいクラウンは、車の基本性能「走る・曲がる・止まる」が向上しています。
TNGAに基づいた新プラットフォームの採用や、世界一過酷といわれるニュルブルクリンクで鍛えられたことで、大きな進化を遂げたのです。
新車価格 | 489.9万円〜739.3万円 |
中古車価格 | 249.8万円~830万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 12.8~24km/l |
4.カムリ
カムリは、1980年から販売されている高級セダンです。
新しい技術が豊富なセダンや、広いトランク容量を持つセダンに乗りたい人には、カムリが向いています。
「世界戦略車」という位置づけで、日本よりも北米や東南アジアでの人気が高いという特徴があります。
10代目モデルが2017年に登場し、「TNGA」「トヨタ・セーフティ・センス」「液体封入式エンジンマウント」などが採用されています。
カムリのメリットは、ハイブリッド車のトランク容量が先代モデルより広くなったことです。
ハイブリッド用バッテリーをリアシートの背面から床下へと移動させたことで、440Lから525Lに拡大されました。
ただし、カムリの駆動方式は全グレードでFF(前輪駆動)なので、「高級車はFR(後輪駆動)」というこだわりがある人には不向きかもしれません。
新車価格 | 348.5万円〜467.2万円 |
中古車価格 | 155万円~495万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 24.6~33.4km/l |
5.センチュリー
センチュリーは、1967年から販売している最高級ショーファードリブンカーです。
ショーファードリブンカーとは?
運転手がオーナーに代わって運転する車のこと
日本車のおもてなしの神髄を求める人には、センチュリーがおすすめです。
車名は、誕生時がトヨタ自動車の創設者「豊田佐吉」の生誕100周年だったことに由来しています。
モデルサイクルが非常に長く、フルモデルチェンジは2回しか行われていません。
センチュリーに初めてハイブリッドシステムが採用された3代目モデルは2018年に登場しています。
特筆すべきは、職人によって手作業で丁寧につくられている点です。
天井の「さや形崩し柄」の織物、重圧感のあるインサイドハンドル、各所の本杢のパネル、シート地の天然ウールや本革など、随所に本物素材がふんだんに使われています。
工匠が手彫りする鳳凰の金型や七宝分様のフロントグリル、輪島塗に学んだ「神威(かむい)」と呼ばれる新規開発色など、こだわりは枚挙にいとまがありません。
新型と旧型が並んだときに旧型のユーザーが旧型感を意識しないようにデザインされているなど、細かい部分にまで配慮されています。
ただし、以前は1,000万円を切る廉価な設定でしたが、今では物価の上昇やハイブリッド化によって2,000万円近くにまで車体価格が上昇しています。
新車価格 | 2,008万円 |
中古車価格 | 1,099.9万円~1,848万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 13.6km/l |
6.MIRAI
エコカーを求める人におすすめなのがセダン型燃料電池自動車のMIRAI(ミライ)です。
2014年から販売されており、自社開発の燃料電池技術とハイブリッド技術を融合した「トヨタフューエルセルシステム」が採用されています。
水素を燃料とするMIRAIの大きな特徴は、究極のエコカーであることです。
ガソリン車並みの航続距離をもちながら、充填時間は短く(3分ほど)排出物は水だけです。
現代の共通の環境課題として、地球温暖化や環境汚染、石油の枯渇などがありますが、MIRAIの技術があれば、多くの問題を解決することができます。
ただし現在のところ、水素ステーションが少なく、車体価格が高額であることが大きなデメリットです。
あなたが住んでいるエリア周辺の水素ステーション設置箇所や数を把握してから検討するようにしましょう。
⇒水素ステーション一覧(トヨタ公式)
新車価格 | 710万円〜860万円 |
中古車価格 | 456.5万円~688万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | - |
※FCV(燃料電池自動車)やEV(電気自動車)にはトランスミッションがない
ここまでは、新車セダンをご紹介してきました。
中古車で人気のトヨタ・セダンを紹介
この章では、中古車市場で人気のあるトヨタ・セダンを紹介・解説していきます。
トヨタで人気のある中古セダンは、以下の10車種です。
人気のトヨタ中古セダン10車種
順に各車種を紹介していきます。
1.クラウン ハイブリッド
クラウンハイブリッドは、2008年に登場しました。
2018年に登場した3.5L車には、ハイブリッドシステムに有段ギアを組み合わせた「マルチステージハイブリッド」が初めて採用されました。
燃費の良さ、さらなる高級感(ガソリン車より上質)を求める人に人気があります。
年式は、2012~2018年式(14代目モデル)がおすすめです。
現行型の15代目モデルの登場によって、中古車価格が値崩れしていて買いやすくなっているからです。
新車価格 | 495.3万円〜739.3万円 |
中古車価格 | 49.3万円~227.7万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 14km/l |
2.クラウン アスリート
クラウンアスリートは、クラウンの特別仕様車として1989年に登場しました。
クラウンのスポーツグレードという位置づけで、ロイヤルより車高が低いことやリアスポイラーが付いていることなどが特徴です。
高級車でもスポーティな走りを楽しみたい人から人気があります。
2012~2018年式がおすすめです。
中古車在庫が豊富で、自分の条件に合った車両を探しやすいからです。
新車価格 | (生産終了) |
中古車価格 | 119.8万円~580万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 9.6~23.2km/l |
4.クラウン マジェスタ
クラウンマジェスタは、クラウンの最上級モデルとして1991年に登場しました。
車体はロイヤルやアスリートよりも大きく、少し懐古的な外観デザインが採用されています。
高級車であるクラウンの中でも、さらなる高級感を求める人から人気があります。
ガソリン車なら100万円台から購入できる点で2013~2018年式がおすすめです。
ただし、在庫が多い3.5Lモデルは自動車税やガソリン代といった維持費が高額になりやすいので、注意が必要です。
新車価格 | (生産終了) |
中古車価格 | 148.9万円~520万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 18.2~19km/l |
5.カムリ
カムリは、主に海外で人気のある高級セダンで、「人とかぶりたくない」という人におすすめの車種です。
同クラスでは最も広い室内をもっていることが大きな特徴で、現行型は見た目の良さも意識して開発されたといわれています。
中古車で購入するなら、ハイブリッド車でも100万円を切る2011~2017年式の先代モデルがねらい目です。
新車価格 | 348.5万円〜467.2万円 |
中古車価格 | 155万円~495万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 24.6~33.4km/l |
6.カローラ アクシオ
カローラアクシオは、カローラの派生車種として2006年から販売されています。
新車価格が安いことから、「価格をおさえてセダンを買いたい人」から人気があります。
グローバル化によって肥大化しつつあるセダンですが、日本の道路環境に対応した5ナンバーサイズを維持していることが大きな特徴です。
カローラアクシオを中古で買うなら、50万円以下の低価格帯からも探せる2012年以降の2代目モデルがおすすめです。
新車価格 | 155.7万円〜213.4万円 |
中古車価格 |
26.4万円~194万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 16~34.4km/l |
7.マークX
マークXは、2004年から販売されています。
「新世代のスポーツセダン」として開発されたため、大胆な外観デザインや独自の構造(マフラーとバンパーが一体化のディフューザー構造など)が採用されていることが特徴です。
同クラスのセダンでは最も安い価格設定なので、高級車を安価に購入したい人から人気があります。
そんなマークXを中古車で購入するなら、2009年式以降の現行型がおすすめです。
在庫数が豊富なうえに、同クラスでは破格の50万円以下からの購入が可能だからです。
より高級感を求めるなら、ハーフレザーシートが装備された車両を選ぶと良いでしょう。
新車価格 | (生産終了) |
中古車価格 | 29.8万円~679万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 10~11.8km/l |
8.アリオン
アリオンは、2001年から販売されている4ドアセダンです。
姉妹車であるプレミオとの違いは、スポーティなキャラクターが与えられていることです。
使い勝手の良さから、タクシーや教習車として導入されたこともあります。
小さなサイズでも広い室内を求める人から人気があります。
アリオンを中古車で購入するなら、2007年以降のモデルがおすすめです。
ただし、10年以上が経過した車両を買うなら、6ヶ月以上の保証付きのものを選びましょう。
新車価格 | (生産終了) |
中古車価格 | 35万円~258.5万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 14.8~19.2km/l |
9.プレミオ
プレミオは、2001年から販売されている4ドアセダンです。
姉妹車のアリオンとの違いは、落ち着きのあるデザインが採用されていることで、純正のカスタムパーツなどは用意されていません。
小さなボディサイズでも高級感を求める人から人気のある車種です。
プレミオを中古車で購入するなら、2007年以降のモデルをおすすめします。
グレードのおすすめは「1.8X」ですが、Lパッケージを選びましょう。
中古車では少しの価格差で、本革ステアリングやHIDヘッドライトといった装備がついてくるからです。
新車価格 | (生産終了) |
中古車価格 | 24万円~349.9万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 14.8~19.2km/l |
10.アベンシス
アベンシスは、1997年から販売されていた乗用車です。
イギリスにあるトヨタの工場で生産された車種で、日本にも並行輸入されていました。
ボディタイプには、セダンのほかにステーションワゴンやハッチバックがあります。
2009~2018年まで3代目モデルが生産されましたが、日本にはセダンモデルが導入されませんでした。
主に、欧州で鍛えられた走行性能や安全性能を求める人から人気のある車種です。
最新のアベンシスのセダンを購入するなら、2003~2010年式の2代目モデルしかありません。
個体が古くなっているので、できるだけ新しい年式の車両を選ぶようにしましょう。
個体の数は少ないですが、ディーラー販売車両もあるので、長く乗るつもりなら保証が充実した認定中古車がおすすめです。
新車価格 | (生産終了) |
中古車価格 | 16.7万円~201.8万円 |
定員 | 5人 |
JC08モード燃費 | 13.6~14.6km/l |
ここまでは、中古で人気のあるセダンをご紹介しました。
走りにこだわる人におすすめのセダンを紹介
この章では、セダンの走行性能にこだわり車種を比較したい人のための情報をまとめます。
以下のような区分けで、おすすめのセダンをご紹介します。
走行性能によるセダン区分け
順番に紹介していきます。
4WD仕様のあるセダン
4WD仕様のあるセダンは、次のとおりです。
4WD仕様のあるセダン
各車種の4WD対応のグレードを、簡単に解説していきます。
アリオン
アリオンの4WD対応グレードは、以下の3つです。
アリオンの4WD対応グレード
- A18
- A18・Gパッケージ
- A18・Gプラスパッケージ
アリオンには、1.8Lモデルにしか4WDの設定がありません。
その4WDは、「アクティブトルクコントロール4WDシステム」が採用されています。
通常時は2WDに近い状態で走行しますが、滑りやすい場所では後輪へ最適なトルクを配分します。
滑りやすい路面や上り坂を利用することが多い人には、アリオンの4WDがおすすめです。
プレミオ
プレミオの4WD対応グレードは、以下の3つです。
プレミオの4WD対応グレード
- 1.8X
- 1.8X・Lパッケージ
- 1.8X・EXパッケージ
アリオンの姉妹車であるプレミオも、1.8Lにしか4WDの設定がありません。
プレミオにも、「アクティブトルクコントロール4WDシステム」が採用されています。
走行条件によって、最適な駆動力分配を行ってくれることが大きな特徴です。
雪道や未舗装路には不向きですが、少しの悪路でもスムーズに発進、加速をしたい人には、プレミオの4WDがおすすめです。
マークX
常に安定感のある走りを楽しみたい人には、マークXの4WDがおすすめです。
マークXの4WD対応グレードは、以下の3つです。
マークXの4WD対応グレード
- 250G Four Fパッケージ
- 250G Four
- 250S Four
上記のグレードには、「電子制御フルタイム4WD」が採用されています。
運転状況に応じて、コンピューターが前後輪に最適な駆動力を分配します。
操舵感はFR車(後輪駆動)と同様に、素直な旋回性能を実現しています。
ハイブリッド仕様のあるセダン
ハイブリッド仕様のあるセダンは、以下のとおりです。
順に解説していきます。
プリウス
プリウスは、全グレードがハイブリッド仕様です。
プリウスには、軽くて充電量の多いリチウムイオン電池(一部グレードはニッケル水素電池)、低重心フォルム、最新プラットフォームなどが採用されています。
これにより、セダンでは最高水準の燃費性能(カタログ値:37.2km/L)を実現しています。
低燃費なセダンに乗りたい人は、プリウスがおすすめです。
クラウン
燃費性能と走行性能を両立したセダンなら、クラウンハイブリッドがおすすめです。
クラウンのハイブリッド仕様は、以下のグレードです。
S | RS | G |
S Cパッケージ | RS Four | G Four |
S Four | RS アドバンス | G-エグゼクティブ |
S Cパッケージ | Four RS アドバンス | Four G-エグゼクティブ Four |
3.5リッターモデルには、V6エンジンと2基のモーターから構成されるハイブリッドシステムに変速機構を直列に配置した「マルチステージハイブリッドシステム」が採用されています。
低燃費(18~24km/L)でありながら、応答性の良い駆動力を得ることができます。
カローラ アクシオ
カローラアクシオのハイブリッド仕様は、以下のグレードです。
カローラアクシオのハイブリッド対応グレード
- ハイブリッド
- ハイブリッド・G
- ハイブリッド・G“W×B”
カローラのハイブリッドには、モーターとエンジンの長所を最大限に生かしたハイブリッドシステムが採用されています(Toyota Hybrid System II)。
これにより、低燃費(34.4km/L)と優れた走りを両立しています。
手頃な大きさで燃費と走行性を求めるなら、カローラアクシオのハイブリッド車がおすすめです。
スポーツ仕様のあるセダン
スポーツ仕様のあるセダンやMT仕様のセダンは、以下のとおりです。
スポーツ仕様・MT仕様のあるセダン
下記より、くわしく見ていきましょう。
マークX
マークXには、「GRMN」というグレードにMT仕様があり、走りを重視する人におすすめです。
GRMNは、「350RDS」をベースに6速MTと3.5リッターV6自然吸気エンジンを組み合わせることで、高い走行性能を実現しています。
GAZOO Racingが開発したスポーツコンバージョン車だけに、随所に専用のドレスアップが施されています。
ただし、限定車のため入手困難であることが予想されます。
カローラ アクシオ
カローラアクシオは、以下のグレードにMT仕様があります。
カローラアクシオのMT対応グレード
- 1.5X
- 1.5G
- 1.5G“W×B”
- GT
扱いやすい大きさで走りを楽しみたいなら、上記4つのグレードがおすすめです。
本格的なスポーツグレードとしては、TRD(トヨタテクノクラフト)オリジナルのコンプリートカー「カローラアクシオ“GT”」があります。
5MT仕様をベースに、エアロパーツ、タコメーター、インタークーラーや専用ターボチャージャー、スポーツサスペンションなどが装備されています。
クラウン
スポーティ感のある高級車なら、クラウンのスポーツグレードである「RS」がおすすめです。
先代モデルまでは「アスリート」でしたが、15代目モデルからは「RS」に変更されました。
RSと通常グレードとの主な違いは、専用の装備です。
RSには、フロントとリアにLEDシーケンシャルターンランプ、サイドエアダムスカート、専用のフロントグリルや18インチアルミホイールなどが装備されています。
まとめ
本記事では、トヨタのセダンの特徴や人気の車種をご紹介しました。
今回お伝えした内容をまとめると、以下のようになります。
トヨタセダンの特徴まとめ
- 前向き二列の座席のある箱型の乗用車がセダン
- セダンには2ドア/4ドアセダンとハッチバックの2つがある
- トヨタのセダンには「トヨタ・セーフティ・センス」「TNGA」「ハイブリッド/プラグインハイブリッドシステム」が採用されている
- 一口にセダンといっても「4WD仕様」「ハイブリッド仕様」「スポーツ仕様」などがある
気に入った車種があれば、ディーラーや中古車販売店へ在庫確認の連絡を入れて、実際に現車を確認してみましょう。
- 公開日: 2022-05-23

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