2015

15

May

運転の基礎知識

【運転基礎知識】高速道路の運転④あなたは大丈夫?~ETC編~

ETCの進入時、バーが開かないこともあるので注意

ETCの進入時、バーが開かないこともあるので注意

ノンストップで料金所をスルーできて便利なETC(Electronic Toll Collection System :エレクトロニック・トール・コレクション・システム)ですが、だからといってゲートに進入するときスピードの出し過ぎには要注意。ETCカードの入れ忘れなど何らかの理由で前方のバーが開かないことがあるためです。

また、ETC非搭載のクルマが間違ってゲートに進入したときもバーは開きません。それによってクルマが停止した際、後続車が止まりきれずに玉突き衝突することもあります。こうしたトラブルを防ぐために、ETCには時速20キロ程度の安全なスピードで進入することが利用規程に定められています。自分ではスピードを落としたつもりでも、それほど落ちていないこともあります。実際にスピードメーターなどで速度を確認しながら進入しましょう。またその際、急にスピードを落とすと後続車に危険です。ETCゲートの充分手前から徐々にスピードを落とすようにしましょう。

ETCを利用するときは、あらかじめ装置にETCカードが挿入されているかどうか確認します。サービスエリアなどでクルマを降りるときにETCカードを抜いた場合は、ドライブを再開するときに必ずカード挿入を確認します。もし挿入を忘れたら、高速道路を出る際にETCのバーが開かないことになります。

バーは、カード入れ忘れのほか機器の不調などで開かないこともあります。そんなときは慌てずにクルマを止め、その場で係員の案内に従います。場所によってはインターホンなどで誘導がある場合もあります。クルマを後退させたりするのは、後続車と追突などといった事故につながるので絶対にやめてください。

ETCって、どこで取り付けたらいいの?

ETCって、どこで取り付けたらいいの?

ETCが使えると、料金所がスルーできてちょっとした時間の節約になるだけでなく、小銭を用意する手間がいらなくなったり、さらに深夜・早朝など各種の割引が自動で適用されたりなど、いろいろと便利になります。

クルマを買うときは「ETCなんて使わない」「少しでもやすく買いたい」といった理由でETCを装着しなかった人も、通勤やレジャーなどで高速道路や有料道路を使う機会が増えると、「やっぱり付けようかな」と思い直すことが多いようです。

ETCを使うには、まず高速道路や有料道路などの利用料金を決済するためにクレジットカードが必要となります。クレジットカード各社からETC用のカードが発行されていますので、それを申し込みます。 クルマにETCを取り付けるには、ディーラーや中古車販売店、最寄りの自動車修理工場など専門家に相談するのがいいでしょう。ETCは、料金所に設置した発信機と無線で利用者の情報などをやり取りしています。そのため通信が正しく行えるようセットアップをする必要がありますが、その作業は専門家でないとできません。

ETCの装置はさまざまなタイプが選べます。通信用のアンテナが一体式の機種は、料金所の機器と通信しやすいようダッシュボード上に設置します。ダッシュボード上はスッキリさせたい、という人のために、アンテナ別体式の機種も用意されています。そのほか、料金所を通過したとき、支払い状況などをリアルタイムで教えてくれるスピーカーがETCに付いていますが、これも一体式と別体式があります。

さらにカーナビのメーカーによっては自社のモデルと連携してより便利に使えるETCも発売されています。 また、ETCを友人などから譲ってもらう場合もありますが、このときも新品で買うときと同様にセットアップが必要となりますので、設置は専門家に頼む必要があります。