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更新日: 2021-02-02
ゲリラ豪雨に遭遇してしまった、どの程度の水たまりなら走行できる?
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ゲリラ豪雨に遭遇してしまった、どの程度の水たまりなら走行できる?
普段あまり車を使わない人でも、雨が降っていると、あまり濡れないように車で目的地まで行きたくなりますよね。
車なら電車やバスと違って、駅から遠い場所にある目的地でも、雨に濡れずに乗ったまま近くまで移動することができます。 しかし、場合によっては車を使っても、目的地にたどり着けないこともあります。
それはゲリラ豪雨による道路の冠水です。
近年では、ゲリラ豪雨も増加傾向にあります。急激な降水量の増加に道路の排水処理が間に合わずに、冠水することも珍しくありません。
車はある程度の雨や水たまりには耐えられるように設計されていますが、ある程度の水位を超えると、走ることができなくなってしまいます。 そのため、冠水している道路へと安易に侵入するのは、危険な行為といえます。
では具体的にどの程度冠水していると、危険なのでしょうか。
水の侵入経路
マフラー
まず水が入ってしまうと危険なのが排気口であるマフラーです。
普段、マフラーは排気ガスを放出しています。
しかし、水がマフラーの口を覆ってしまうと、アクセルを緩めた瞬間に水圧によってマフラーから水が侵入してしまいます。その結果、排気が上手く排出できなくなり、エンジンが停止してしまうのです。
マフラーは、基本的にバンパーよりも下に設置されているので、地上から15センチや20センチの所にあります。人の足だと足首からすね辺りです。
「膝辺りまで大丈夫」と思いがちですが、これは大きな間違いです。
つまり低い水位でも、エンジンは止まってしまう可能性は充分にあります。
また最悪の場合は、マフラーから入った水がエンジンにまで侵入してしまいます。
そうなると、ウォーターハンマーが起こってしまい、エンジンに深刻なダメージを与えてしまいます。
ウォーターハンマーとは、エンジンの圧縮しようとする働きに対して、水が圧縮出来ないことからエンジン内部に負担が生じてしまう現象です。こうなると、エンジン内部のどこかが破損してしまうので、エンジンは動かなくなってしまいます。
これを防ぐためには、まずマフラーの排気口の高さを上げる方法があります。物理的に高さを上げることで、水を浸入しにくくします。
またエンジンの回転数を高めに保ち、排気力を水圧よりも強くしておけば、水は入ってきません。ギアを低速にして、アクセルを踏み続けておくなどすれば、排気力を一定に保つことができます。
ただし、冠水した道路を走る際には、徐行運転が鉄則です。
ブレーキが効きにくい点や、路面に障害物がないかなどの状況把握が行いにくい点、速い速度だと水しぶきが上がりやすく水が侵入しやすくなる点から考えて、必ず低速で走行するようにしましょう。
エンジン吸気口
エンジンには排気口だけではなく、吸気口も設置されています。
どこに設置されているかは車によって様々ですが、バンパー付近に設置されていることが少なくありません。
吸気口は、空気をエンジンに取り込むための場所です。そのため、ここに大量の水が入ってしまうと、エンジン内部へとすぐに水が入り込んでしまい、ウォーターハンマーが起こってしまいます。
ウォーターハンマーが起こると、エンジンは破損し停止してしまいます。
そのため、バンパーが水をかき分けているような状況は、マフラーに水が進入する危険性が高いだけではなく、吸気口から水が侵入する危険性も高いといえます。
このようにマフラーやバンパー付近まで浸かってしまうような状況は、エンジンが停止する可能性と隣合わせなのです。
冠水しやすい道路
ゲリラ豪雨の際は、冠水しやすい道路をできるだけ避けて、車の内部に水が入り込まないように注意しなければいけません。
そこでまず避けておきたい道路が、アンダーパスです。
アンダーパスとは、立体交差で地上よりも低い部分に造られた道路のことです。 交差する道路や鉄道のうち、一方を地上よりも掘り下げることで、地上と地下に分けて円滑に交通できるようにしています。
交通網が発達している地域では、道路同士や鉄道と道路でこの立体交差となっている所が少なくありません。
地上よりも低いアンダーパスは、他の道路に比べて冠水してしまう可能性が非常に高いので、ゲリラ豪雨の際は通らないようにしましょう。
まずいと思ったら
気付くのが遅れた際は
運転中、急にゲリラ豪雨に見舞われてしまうと、視界の悪さから冠水していることに気付くのが遅れる場合があります。この時、マフラーの位置まで水が届いていないのであれば、バックして引き返すことも考えましょう。
冠水時は、先の深さを読むのが難しいため、進むよりも戻る方が確実といえます。
ただ、マフラーまで水が届いている場合は、ギアを下げてアクセルを踏み続けて排気力を保ち、マフラーから水が侵入しないように努めながらゆっくりと進みましょう。
エンジンが停止したら
エンジン内部に水が入ってしまい、ウォーターハンマーによってエンジンが停止した際は、修理せずにエンジンがかかることはありません。 速やかに逃げるようにしましょう。
この時前方にエンジンが乗っている車は、前傾姿勢で水中を浮遊することになります。
そのため、後方部分がより水面に近くなるので、前方よりも水圧が低く脱出しやすいのです。パニックにならず落ち着いて後部へと移動し、脱出するようにしましょう。
車は水に強い乗り物ではありません。
特に下からの水には弱いので、冠水した道路を走らせないようにしましょう。
- 公開日: 2017-01-27

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