2015

18

Aug

クルマの基礎知識

知らない人は損してる!?意外に知らない「車のエアコン」の上手な活用方法

カンタンにまとめると!

 

  • エアコンの効きをよくしたいときは「外気導入」ではなく「車内循環」へ
  • エアコンを使うと12%以上も車の燃費が悪化する
  • “窓ガラスの曇り”はエアコンで解消することができる

<初心者必見>知らない人は損してる!?【車のエアコン】を上手に活用する方法

せっかくドライブに出かけても天候が今ひとつで車内が蒸し暑かったり、窓ガラスが曇ってしまって大変…そんな経験はありませんか?

そんな時に活躍するのが「カー・エアコン」です。夏場は特にエアコンを利用する機会が増えそうです。だからといって使いすぎると燃費が悪くなる、つまりガソリン代が必要以上にかかってしまいます。

そんなことにならないよう、エアコンの活用方法を知っておきましょう。

エアコンの効きを良くしたいときは「車内循環」に!

エアコンの効きをよくしたいときは「車内循環」に

車内の空気を快適に保つために「外気導入」「車内循環」という設定があるのをご存じですか?

「外気導入」は、文字通り車内に外の風を入れてくれます。緑の高原や潮騒の海辺を走るときなどは、その香りや雰囲気まで楽しめそうです。また、多くの人を乗せて長時間走っている車内は酸素が薄くなり、二酸化炭素が増えて車内環境が悪くなります。それを解消する手段としても「外気導入」があります。しかし、前を走るトラックやバスのディーゼル排気の臭いが入ってくることもありますので気をつけて下さい。蒸し暑さや、夏で高温になった外気も入ってきてしまいます。

そんな環境でエアコンをつけても効かない“焼け石に水”のような状態となりムダが多くなるばかりです。この状況をシャットアウトするために設けられているのが「車内循環」です。

外の空気と車内を遮断できるため、イヤな臭いも高熱となった外気も入ってきません。エアコンも効率良く働き、いち早く車内の気温や湿度を下げ、より少ないエアコンの働きで車内を一定の状態に保つことができるようになります。

つまり、エアコンを使うなら「車内循環」に切り替えると、よりおトクに快適となります。

どのスイッチで切り替えるかは、クルマのマニュアルで確認したり、ディーラーの担当に聞いてみるといいでしょう。

 

エアコンを使うと、車の燃費が12%以上悪化します

エアコンを使うと、燃費が12%以上も悪化します

「エアコンを使うと燃費が悪くなる」といわれていますが、それは次のような理由からです。

エアコンは、エンジンが回る力を利用して、冷やすためのメカを動かしています。エアコンを使うとエンジンが余計な仕事をしなければならなくなり余計にガソリンを燃やす事になる、つまり燃費が悪くなります。

環境省によると、約12%燃費が悪くなる。

つまり、エアコンを使わずに走ったら10リットルのガソリンで行けるところが、エアコンを使用すると約12リットル必要になる計算です。
1リットル130円とすると、1,300円だったのが1,560円にもなります。

この計算は外気温も、車内温度の設定も25℃を想定した結果です。ということは、もっとムシムシ・ジメジメした時期に車内をカラッとさせようと設定温度を下げたら、さらに燃費が悪くなります。

※出典環境省より

こまめな【ON・OFF】の調整で、燃費の悪影響を最小限に

こまめなON/OFFや調整で、燃費の悪影響を最小限に

車のエアコンはON・OFFできることをご存じですか?

車の場合、空気を除湿したり温度を下げたりする「エアコン」と、そこで調整した快適な空気を車内に巡らせる「ファン」2つの機能があり、それぞれにスイッチが設定されています。

つまり、エアコンとファンはスイッチでそれぞれの動きを設定できるのです。どこにあるか、どのように作動するかはクルマによって異なるのでマニュアルやディーラーで確認してください。

車内に少し風がほしいな、と思ったらファンだけスイッチをONにして、さらに外が涼しかったら「外気導入」にすると外の空気が車内に入り、空気が爽やかになるでしょう。

さらに暑くなって車内の温度を下げたい、窓が曇ったのでそれを取りたいといったときに初めてエアコンのスイッチをONに。

このように、状況に応じて使い分けると、エアコンの使用機会が減り燃費悪化も防ぐことができるようになります。

また最近は、車内の温度を自動で設定温度に調節するオートエアコンが装備されているクルマも増えています。その場合は、外気や車内の状況に応じてこまめに設定温度を変えることをオススメします。

車の窓ガラスが曇ったら「エアコン」で解決!

雨の日など、ムシムシ・ジメジメとした天候は、クルマを運転するときに窓ガラスを曇らせる大きな原因になります。
窓の内側に細かな水蒸気が付いて、それが視界を邪魔します。ハンカチなどでサッと拭いてもその場は取れますが、水滴が大きくなって、かえって目障りになったり、さらに時間が経つと再び曇ってきます。

そんなときに便利なのが「エアコン」です。
「エアコン」には湿度を取り、温度を下げる機能があります。車内の温度がそれほど高くなくても湿度を取る(除湿)機能が働き、車内の空気をカラッと整えてくれます。窓ガラスに付く水蒸気が大幅に減るため、曇りもなくなる、というわけです。ちなみに、この機能は冬でも有効です。

駐車していたときは何もなかったのに、乗り込んで運転しようとし始めたら窓が曇り出す、ということもよくあります。これは乗り込んだ人間の身体から発している汗などによる水蒸気が原因です。ワンボックスなどで多くの人を乗せたり、熱量の多い子どもを乗せたときなどはさらに曇りもひどくなります。
このようなときにも、エアコンを入れれば窓ガラスの曇りは解決できます。

また、窓ガラスの車内側がホコリなどで汚れていると、曇りが付きやすくなります。 タクシーなどは、毎日運転手が乗る際、ていねいに窓ガラスを拭いています。そのため窓ガラスが曇りにくくいつもクリアな視界が確保できているそうです。毎日は無理でも、ときどき内側を拭いてあげてはいかがでしょうか。

窓ガラスが曇りにくくなることで、エアコンの使用回数が減り、それだけガソリン代を節約することができます。さらにクリアな視界は安全運転にもつながります。