2015

10

Aug

クルマの基礎知識

チャイルドシート、何歳まで必要?装着ルールと適用年齢を確認!

カンタンにまとめると!

  • チャイルドシートは3種類あり、使用義務は6歳未満(つまり5歳まで)
  • 使用義務が免除される場合もある
  • チャイルドシートにはレンタルもある

実はよく知らない!?チャイルドシートの「ルール」

【新米ママ必見!】何歳まで必要?チャイルドシートの装着ルールを確認!

小さなお子さんを持つ親御さんにとっては必須のチャイルドシート。

子供は得てしてチャイルドシートに座るのを嫌がるものですが、親には子供の命を守る義務があるので何とか説得して座ってもらうしかありません。

ところで、チャイルドシートの使用義務がある年齢はいくつまでなのかをご存じですか?知らずに「うちの子は大きいから」と自分の判断で使用をやめてしまうと、違反切符を切られる可能性があります。

正しい知識をしっかりと仕入れて、子供の命を守りましょう。

チャイルドシートの「義務」はいつまで?

チャイルドシートの使用義務は、6歳未満(つまり5歳まで)の幼児を対象にしています。もしチャイルドシートの使用義務違反が発覚した場合は、基礎点数を1点追加されてしまいます(罰金はありません)。

6歳以上の子供については、使用義務はありませんが、子供の体格次第ではその後も使い続けたほうが安全です。

一般的な大人用の座席ベルトはおおむね身長140cm以上の人が使うことを前提に作られていますので、子供の身長が140cm以下の場合は年齢にかかわらずチャイルドシートを使ったほうがいいでしょう。

嫌がる子供をなだめてチャイルドシートを使わせるのは確かに大変かもしれませんが、万が一の交通事故に備えるという意味でも必ずきちんとチャイルドシートをつけておきましょう。

【3種類ある!】乳児用・幼児用・学童用

一般的には子供が座るシートのことを総称してチャイルドシートと呼ぶケースが多いですが実はチャイルドシートは使う年齢によってさらに細かく定義が分けられています。

チャイルドシートには大きく分けて

【1】乳児用(ベビーシート)
【2】幼児用(チャイルドシート)
【3】学童用(ジュニアシート)

の3種類があります。

【1】乳児用(ベビーシート)

乳児用(ベビーシート)

新生児から1歳ごろまでを対象としています。

身長70cm以下、体重10kg以下、腰がすわるまでが使用時期の目安です。このころはまだ子供の首が十分にすわりきっていないので、背もたれの角度が垂直に近いと子供の首が前傾し窒息する恐れがあるので注意が必要です。

【2】幼児用(チャイルドシート)

幼児用(チャイルドシート)

1歳から4歳ごろまでを対象としています。

身長100cm以下、体重9~18kgを目安としています。固定の方法にも3点固定式、2点固定式などがありますが、現在は3点固定式が主流です。

【3】学童用(ジュニアシート)

学童用(ジュニアシート)

4歳から10歳ごろまでを対象としています。

体重15~36kgを目安としています。たとえ十分な年齢に達していても、子供が座席ベルトを使えるようになるまではチャイルドシートを使うべきです。

 

この分類はあくまでも一般論であり、中には乳児幼児兼用のチャイルドシートなどもあります。兼用タイプのほうが長く使えるのでお得にも思えますが、子供の成長スピード次第では使える時期が短くなることもあるので注意が必要です。

チャイルドシートを選ぶ際のポイントは、年齢ではなく体格を重視することです。たとえ年齢が5歳に達していても、まだ体が小さい場合には学童用でなく幼児用を使うなど、個々の事情を考えて選びましょう。

また、チャイルドシートはレンタルサービスもあるので、必要に応じて借りることもできます。

チャイルドシート使用義務の「免除」はある?

チャイルドシート使用義務の免除はある?

前述の通りチャイルドシートには使用義務がありますが、それでもどうしても車内空間の広さなどの都合でチャイルドシートが設置できないというケースもあると思います。そのような場合は、一定の条件を満たしていれば使用義務を免除してもらうことが可能です。

たとえば、5名用の乗用車に幼児が4人、大人が2人乗るとします。

クルマの乗車定員は
大人の数+12歳未満の子供の数×2/3
(大人0.666…人分)で計算できます。

この場合は

2+4×2/3=14/3≒4.6人

で乗車定員以下となるので、ルール上は問題ないのですが、5人乗りの乗用車にチャイルドシートを4つもつけるのは現実的ではありません。このような場合は、最大限の取り付け可能な数だけを設置すればよいことになっています。

 

以下のようなケースでもチャイルドシートの取り付けは「免除」されます。

●病気や怪我などが理由でチャイルドシートを使うのが適当でないとき
●座席の構造上、チャイルドシートを固定させることができないとき
●著しい肥満などの身体的な理由によってチャイルドシートを使用できないとき
●バスやタクシーなどに客として乗るとき
●市町村の特定非営利活動や、公共の福祉のためにやむを得ない場合の運用に供するとき
●救急車に乗るとき

以上のような場合にはチャイルドシートの使用義務が免除されます。

ただ、実際には使用義務が免除されているにもかかわらず、違反切符を切られることもあります。納得がいかない場合は違反切符にサインをしないほうが賢明といえます。