2015

12

Mar

クルマの基礎知識

未使用車・新古車の違いとは?知っておくと役立つ知識を紹介!

意外と知らない【クルマ用語】未使用車・新古車について解説!

「未使用車」「新古車」どんな車なのか、違いを知っていますか?
意外と知らない方は多いのではないでしょうか。
 

【未使用車】ってどんなクルマ?

『未使用車』とは、ディーラー名義で購入されたクルマの名称です。

新車は、通常であれば工場からの出荷時に購入者の名義で登録を行います。しかし、様々な都合により一時的にディーラーがクルマを買取り、自社の名義で登録を行うことがあります。

このような形で登録されたクルマを『未使用車』と呼び、試乗・展示等をされることなく新車と同様に販売されるのですが、登録から販売まで期間が空く為、

  • 工場出荷時の新車と異なり、汚れ等がある可能性がある
  • 初回の車検までの期間が、通常の3年よりも短い

という問題もあります。

一方で、

  • 初期法定費が必要ない
  • 新車に比べ販売価格が安い
  • 工場からの出荷を待たない

などという利点も多い為、購入予定のクルマと同様の未使用車があれば、一度話を聞いてみることで、購入費用を抑えられる場合もあります。

 

【新古車】ってどんなクルマ?

『新古車』とは、『未使用車』と同様の意味で使われていた言葉です。

以前までは『新古車』と言う名称で販売が行われていましたが、一度ディーラーの名義になったクルマは法律上では中古車扱いになる為、購入者の誤解を防ぐために『未使用車』という名称で統一されました

販売店・ネット・雑誌によっては『新古車』の名称を使用しクルマを販売している場合がありますが、

  • 一般的には認められていない言葉であること
  • 未使用車と同様の意味であり、あくまでも中古車であること

を理解しておくことがトラブルを避ける上でも重要になります。

また、一部店舗では走行距離が少なく修復歴のない中古車を独自に『新古車』と呼び販売している場合もある為、新古車の表記を見かけたら、どのような意味か確認した上で安心したクルマ選びを心掛けることが大切です。

 

未使用車、新古車が出てくる理由

新車を扱うディーラーの多くには、自動車メーカーから販売台数に伴う報奨金が支払われています。

未使用車の多くはこの報奨金を得る為に足りない販売台数分を、ディーラーが自社名義で購入して穴埋めすることで生まれます。ディーラーとしては、定価で購入した新車を仮に一台辺り10%の値引き価格で未使用車として販売したとしても、少量の購入台数であれば報奨金で十分に利益を担保できる為、一時的に自社で新車を購入し、未使用車として販売する訳です。

また、それ以外の理由としては、

  • 営業マンのノルマ達成
  • 工場からの出荷後のお客側からのキャンセル

などもあり、これらも未使用車としてディーラーにて保管され、販売へ回ることになります。