カンタンにまとめると!

  • スペーシアがSエネチャージを搭載し、燃費性能が大幅にアップ!
  • デュエルカメラブレーキサポートの搭載、加速性能の向上が実現。
  • 全グレードエコカー減税の対象。価格と併せてもスペーシアがお買い得!

スズキスペーシア 対 ダイハツタント

15年5月19日にマイナーチェンジ! 

スズキのスーパーハイトワゴン軽自動車のスペーシアがマイナーチェンジを受け大幅に魅力アップ! 最大のトピックは全グレードにマイルドハイブリッドシステムのSエネチャージを搭したこと。スーパーハイトワゴン系軽自動車マーケットでは最大のライバルのダイハツタントとなるが、超燃費性能という武器を手に入れた。5月のマイナーチェンジではNAエンジン(ノンターボ)のみのSエネチャージ搭載だったが、8月にはターボエンジンにも搭載された。

この結果、マイルドハイブリッドとすることでNAのFF(2WD)モデルのJC08モード燃費は驚異の32.0㎞/ℓ! 燃費合戦では0.1㎞/ℓの攻防が繰り広げられているなか、JC08モード燃費比較ではタントが28.0㎞/ℓだから圧倒的な差をつけた。いっぽうターボはFFで26.8㎞/ℓをマーク。タントのターボモデルの燃費が24.6㎞/ℓだから燃費性能のアドバンテージは大きい。

動力性能は?

スズキのマイルドハイブリッドはモーターのアシスト時間が最長30秒、有効な速度域が発進時から約85㎞/hとなっているので、全域でモーターのアシストが可能になったのが大きい。タントはNAエンジン、ターボエンジン搭載車ともスムーズで不満のない加速性能を持っているが、スペーシアはモーターの余裕ぶんだけ快適感が増す。さすがにモーターがアシストしているのは体感できないが、発進時、加速時のスムーズさはライバルを大きく凌駕。

ハンドリング、乗り心地は?

FFの主力モデルには走行安定性を高めるために前後の足回りにボディの傾きを制御するスタビライザーが装着されているため、コーナリング中に背の高いボディが唐突に傾くことはない。これはライバルのタントも同様で、ハンドリングについてはほぼ互角といえる。

スズキスペーシア対ダイハツタント ハンドリング、乗り心地は?

使い勝手

スーパーハイトワゴン系軽自動車のパイオニアのタントが売れているのは、頭上空間に余裕のある室内と使い勝手のよさにあるのだが、そのタントイーターとして開発されたスペーシアも遜色ない使い勝手を誇るが、唯一かなわないのが乗降性。スペーシアもステップを低くするなど研究されているが、タントの助手席側の〝ミラクルオープンドア〟の開放感、乗降性のよさ、荷物積載性のよさなどの総合的な利便性は一枚上手だ。

乗車定員

軽自動車は法規で4人乗りが上限と決められているため、スペーシアもタントも前後2列シート、2+2の4人乗り。

装備

スペーシアはマイナーチェンジでナビのモニターが7インチ(タントは6.2インチ)と大きくなり、前方カメラの設定(タントは未設定)など装備をパワーアップさせてきているが最もアピール力があるのは、今注目度抜群の自動ブレーキで、タントも進化版のスマートアシストⅡを設定しているが、スペーシアは軽自動車初のデュアルカメラブレーキサポートを新採用。検知速度が100㎞/hまで広がり、歩行者対応、車線逸脱警報などなど大きく進化して差をつけた。

エコカー減税&価格

スズキスペーシア対ダイハツタント エコカー減税&価格

タントは全グレードエコカー減税の対象となっていて、その税率はNAエンジン搭載車が取得税80%減税&重量税75%減税、ターボが取得税60%&重量税50%減税。軽自動車税については全グレード25%減税。一方スペーシアはNAエンジン搭載車は全グレード取得税&重量税が免税、ターボが80%減税&重量税75%減税、軽自動車税はNAが50%、ターボが25%減税ということで、ターボ、NAともスペーシアが安上がり。燃費の差が如実に出たかたち。

価格はNAの同等装グレードを比較すると、スペーシアXが145万8000円に対し、タントX SAⅡが142万2000円となるが、エコカー減税分でも充分カバーできる差額ということはスペーシアの買い得感が際立つ。

この記事の監修

ベストカー編集部

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