カンタンにまとめると!

  • マイルドハイブリッドの登場で燃費性能に圧倒的な進化!
  • 発進時からスムーズな加速を実現。驚きの動力性能!
  • 安全装備も充実!納得のコストパフォーマンス。

スズキワゴンR 対 ダイハツムーヴ

永遠のライバル

ワゴンR対ムーヴは軽自動車の王道対決で、初代から常にライバル関係にありお互いがしのぎを削り軽自動車界をけん引してきた。今でこそ販売はスーパーハイトワゴン系の後塵を拝すことが多くなったがこの2台の存在感は絶大だ。

スズキワゴンR対ダイハツムーヴ

ワゴンRに威力絶大の飛び道具!

ほかの軽自動車の例に漏れず、ワゴンR、ムーヴとも燃費合戦を繰り広げてきた。ワゴンR対ムーヴを含めスズキ対ダイハツが熾烈な争いを展開していたが、12年9月にリチウムイオンバッテリーに回生した電気を貯めて発電することにより効率を高め燃費をよくするというエネチャージを搭載。これでダイハツ勢に燃費性能で差をつけたスズキだったが、14年8月のワゴンRのマイナーチェンジで、エネチャージにモーターを組み合わせたSエネチャージというマイルドハイブリッドシステムを登場させマーケットを震撼とさせた。

ボディサイズ

ワゴンR、ムーヴとも全長、全幅は軽自動車枠いっぱいで、全長3395×全幅1475㎜は同じ。違うのは全高で、ワゴンRが1640㎜に対しムーヴは1630㎜ということでほぼ同じサイズ。ただノンターボのNAのFF同士で比較するとワゴンRの車重は750〜790㎏、ムーヴは820㎏ということでワゴンRの軽さが際立っている。これは燃費にも走りにも影響する要素だ。

気になる燃費

スズキワゴンR対ダイハツムーヴ 気になる燃費

軽自動車初となるマイルドハイブリッドの効果は絶大で、ワゴンRはノンターボのNAエンジンのFFモデルの場合、JC08モード燃費は33.0㎞/ℓをマークし、ムーヴの31.0㎞/ℓを大きく凌駕。ハイブリッドに加えて前述の700㎏台の軽量ボディによる恩恵は大きい。

動力性能はハイブリッドが圧倒的に有利!

エンジンのスペックはワゴンRが52ps/6.4㎏m、ムーヴが52ps/6.1㎏mと若干ながら最大トルクでワゴンRが優る。ハイブリッドじゃないワゴンRとムーヴを比べても軽いぶんワゴンRの加速が優れている。さらにマイルドハイブリッドの場合2.2ps/4.1㎏mのモーターがエンジンをアシストするので、発進からスムーズな加速を楽しむことができる。

ハンドリングはどっちがいい?

ワゴンRは先代モデルの後期ハンドリングが大幅によくなると同時に、走行安定性が大きく増した。燃費だけでなく走りも楽しくのコンセプトは現行モデルにも引き継がれていて、新開発エンジンが副変速機付きCVTのマッチングもよくドライバビリティに優れている。対するムーヴは、そのワゴンRの走りの上を行く。後輪をしっかりと踏ん張らせてそれから曲がるという挙動が非常にナチュラルで安定性も高い。

装備面

今一番気になる装備といえば安全装備。今や軽自動車にも自動ブレーキは必須の時代になってきている。スズキはレーダーブレーキサポートを設定。いっぽうダイハツは早くからレーダークルーズコントロールをムーヴにオプション設定するなど安全装備の充実に熱心で、今はスマートアシストの拡大採用を推進している。そのシステムはワゴンRが5万1840円、ムーヴが6万4800円とどちらも安く設定しているのはすばらしい。

 

エコカー減税&価格

マイルドハイブリッドのFZのFF(2WD)、エネチャージのFXのFFが取得税&重量税が免税で、軽自動車税は50%減税を筆頭に全グレードエコカー減税の対象だ(グリーン税制は4WDの5MTのみ非適合)。一方、ムーヴはL、L SAⅡ、X、X SAⅡが取得税&重量税が免税をはじめ、全グレードがエコカー減税の対象となっている。この点では互角。価格は注目のワゴンRのマイルドハイブリッドはFFで137万2680円で非ハイブリッドのFXに対して約17万円高。ムーヴのNAのトップグレードX SAⅡは131万7600円だからワゴンRのマイルドハイブリッドとの差は約5万5000円。

この記事の監修

ベストカー編集部

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