カンタンにまとめると!

  • ほんの少しの差にもこだわり、開放感のある室内スペースを確保。
  • トルクが太く、発生回転数が低いターボエンジンを搭載し、加速感に差がついた。
  • 充実した装備なら、デイスルークスがおすすめ!

ダイハツタント 対 日産デイズルークス

ダイハツタント 対 日産デイズルークス

老舗対新興勢力の熱い戦い

初代タントがデビューしたのは03年11月。初代モデルが全高1725㎜でデビューしてきた時は衝撃的だった。その半面自動車評論家の軽自動車にここまで必要か⁉ という意見や、一過性のモデルと見なされたりして、どちらかといえば〝キワモノ〟的存在として見られていたが、デビュー直後から大人気となり、タントが先鞭をつけたスーパーハイトワゴン系は数ある軽自動車のカテゴリーで最も売れているカテゴリーに成長。タントも現行モデルで3代目(13年10月デビュー)となり、ライバルも数多く存在する。

そのなかで注目したいのは、スーパーハイトワゴン系で最も新しい日産デイズルークスとの対決。両モデルともノンターボのNAとターボの2種類をラインアップしているが、元気に走りたい人に向けて、ターボ同士で比較してみよう。

デイズルークスのほうが広い⁉

ボディサイズは、タント、デイズルークスとも全長3395㎜、全幅1475㎜という軽自動車枠いっぱいで、注目の全高はタントが1750㎜に対しデイズルークスは1775㎜だ。数値上では25㎜デイズルークスが高いわけだが、外観からその差がわかるほどではない。 

では、室内寸法はどうなのか?

室内スペースに大きく影響を及ぼすホイールベースは、タントの2455㎜に対しデイズルークスは2430㎜とタントが長いが、タントの室内の長さ×室内幅×室内高は2200×1350×1365㎜、対してディスルークスは2235×1320×1400㎜と室内幅を除けばデイズルークス優勢。見た目と違い室内スペースは1㎝の差が余裕につながる。室内スペースはデイズルークス優勢。ただし、乗降性に関してはタントの〝ミラクルオープンドア〟による開放感、乗降性のよさ、荷物積載性のよさなどの総合的な利便性は一枚上手だ。

パワーユニット比較

タントに搭載されるターボエンジンは最高出力64ps/6400rpm、最大トルクは9.4㎏m/5200rpm。対するデイズルークスのターボエンジンは最高出力64ps/6000rpm、最大トルクは10.0㎏m/3000rpmとなっている。デイズルークスのほうがトルクが太く、発生回転数が低いので、パンチがあってかつ扱いやすいのはデイズルークスのほうで、車重もデイズルークスが20㎏軽いので、大差はないが発進時から低中速域での加速感はデイズルークスが上。

ハンドリング、乗り心地は?

初代タントがデビューしてからすでに12年が経過していることもありスーパーハイトワゴン系のハンドリングレベルは大きく向上。背は高いが足回りに工夫を凝らすなどして車体が唐突に傾くなどの挙動は皆無。タント、デイズルークスとも平均点を上回るスタビリティを持ち、想像以上にキビキビ走る。 いっぽう乗り心地に関しても、ワゴンRなどのハイトワゴン系に比べると足回りが固められ乗り心地もやや硬めになるが不快感はまったくなし。ハンドリング、乗り心地に関しては両車イーブン。

平均点を上回るスタビリティを持ち、想像以上にキビキビした走りを見せるデイズルークス

装備

タントのターボモデルの装備に不満はないが、デイズルークスはバイキセノンヘッドランプ(ハイビーム/ロービームともHID)、本革巻きステアリング、両側リモコンスライドドア、アルミホイールを標準装備している。自動ブレーキに関しては、タントはスマートアシストⅡ、デイズルークスはエマージェンシーブレーキを装備(詳細は価格の項を参照)。

エコカー減税&価格

タントのFFのターボモデルは取得税60%&重量税50%減税、軽自動車税は25%減税となっていて、これはデイズルークスも同じ。価格はタントXターボ SAⅡが150万1200円、デイズルークスハイウェイスターターボが181万80円。両モデルの価格差は30万888円。安く手に入れるならタント、高くても装備が充実しているほうがよければデイズルークスがオススメ。

この記事の監修

ベストカー編集部

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