カンタンにまとめると!

  • アルトがフルモデルチェンジ。圧倒的な差は、まずは車重!
  • 燃費性能も抜群。アルトが日本最高燃費をマーク!
  • 操作性、装備は両車両共に充実。

ダイハツミライース 対 スズキアルト

背の低い軽自動車を復権させた!

ダイハツミライースとスズキアルトはベーシック軽として80年代に熾烈な販売合戦を展開していた。だがその後需要が背の高い軽自動車にシフトしたことにより、販売面で低迷していたが、ミライース、アルトエコの超燃費により販売も復活!

ダイハツミライース 対 スズキアルト

新しいのはアルト!

デビューはミライースが11年9月に対し、アルトは昨年12月にフルモデルチェンジして刷新された。新しさという点ではアルトとなる。ちなみに、イースがデビューした当時は、アルトの燃費スペシャルとして独立したアルトエコだったが、現行アルトではアルトに統一された。いっぽうミライースに関しては、12年5月に装備面の見直しなどの一部改良、13年8月のマイナーチェンジ(燃費の改良、エクステリアの変更など)を受けてリフレッシュ。燃費面では14年9月にも向上させるなど、常に進化している。

ボディサイズ

ミライース、アルトとも全長、全幅は軽自動車枠いっぱいの全長3395×全幅1475㎜で同じ。全高はミライースが1490㎜なのに対しアルトは1500㎜、ホイールベースはイースが2455㎜、アルトが2460㎜ということで両車ほぼ同等のサイズといえる。しかし決定的に違うのが車重で、ミライースが730㎏に対しアルトはトップグレードのXでさえ650㎏! ミライースも軽量化技術を駆使しているが、軽量化という点ではアルトに軍配。

アルトはトップグレードのXでさえ650㎏!

気になる燃費

ミライースはダイハツの燃費技術がフルに盛り込まれていて、JC08モード燃費はデビュー時30.0㎞/ℓだったものを現在では35.2㎞/ℓまで進化させている。ミライースとアルト(アルトエコ時代も含む)は燃費頂上決戦と呼ぶにふさわしい熾烈な燃費合戦を展開していて、スズキアルトはフルモデルチェンジでJC08モード燃費は37.0㎞/ℓをマーク!これはハイブリッドのトヨタアクアと同じ日本最高燃費となる。アルトが凄いのは、スズキが推進しているSエネチャージと呼ばれるハイブリッドシステムを使わずに達成している点だ。

動力性能は?

エンジンのスペックはミライースが49ps/5.8㎏m、アルトが52ps/6.4㎏mと優位に立っている。さらに前述のとおり、アルトのほうが車重が80㎏軽いので、加速性能はアルトのほうが優れている。ミライースも不満のない加速性能を持っているがアルトにはかなわない。

エンジンのスペックはミライースが49ps/5.8㎏m、アルトが52ps/6.4㎏mと優位に立っている。

ハンドリングはどっちがいい?

両モデルともハンドリングを追求するクルマではないが、しっかりとセッティングされていて不満はまったくでないレベル。ただハンドリング、乗り心地など質感という点では新しいアルトのほうがいい。

装備面

燃費をよくするためのインパネの表示機能などは両モデルとも充実している。盗難防止のイモビライザーはミライース、アルトともトップグレードにのみ標準装備というのは同じ(そのほかは設定なし)。自動ブレーキに関しては、ミライースは〝SA〟と付くグレードにスマートアシストが標準装備、アルトは最上級のXに標準、そのほかのグレードにレーダーブレーキ装着車を設定している。装着車と非装着車の価格差はイースが5万1428円、アルトが2万1600円。

エコカー減税&価格

ミライースの価格帯は一番安いDの76万6286円から、最上級モデルのGf SA4WDの131万6572円。それに対しアルトは一番安いFの84万7800円から最上級モデルのXミディアムグレー2トーンバックドア仕様車(4WD)の124万5240円となっている。エコカー減税は、ミライースは全グレードとも取得税、重量税が免税で、軽自動車税は50%減税、対するアルトはF、L、Sのグレードはすべて重量税が免税で、軽自動車税は50%減税だが、最廉価グレードのFは駆動方式、トランスミッションにより減税率が低下するので要注意。

ミライース

 

この記事の監修

ベストカー編集部

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