2015

12

Mar

クルマの基礎知識

低公害車の種類は?環境に優しい8つの車をご紹介

<省エネ>環境に優しい8つの車を理解!~低公害車の種類~

環境に対する意識が高まっている現代日本では、様々な環境に優しい自動車が開発されています。政府も補助金を出したり、税金を安くしたりするなどして低公害車の普及に努めています。低公害車の魅力は環境に優しいことだけではありません。

最近は一般的な自動車よりも燃料費がかからず、維持管理に手間もかからない乗る人にもやさしい自動車が次々と世に送り出されています。

ここでは代表的な低公害車をいくつか紹介したいと思います。

 

ハイブリッド車(HV)

ハイブリッド車

ハイブリッドとはもともとは交配種、あるいは雑種というような意味のある単語です。エコなイメージがありますが、ハイブリッドという単語自体にエコ要素はありません。ハイブリッドは通常の自動車と違い、電気とガソリンの二つのエネルギー源をもとに走ります。

二つの異なるエネルギー源を混ぜ合わせているのでこのような名前が付いています。
環境に優しいだけでなく、燃費もいいのでお財布にもやさしいです。

プラグイン・ハイブリッド車(PHV)

プラグイン・ハイブリッド車(PHV)

プラグイン・ハイブリッドとは、ハイブリッドの電池が大きくなったものです。
家庭用電源から充電できるのがポイントで、短距離の場合は電気自動車として、電気が切れてきてからはハイブリッド車として走るので無駄がありません。

従来の電気自動車と違い、充電量を気にすることなく走ることができます。

電気自動車(EV)

電気自動車(EV)

その名の通り電気で走る自動車です。ガソリンを燃焼させることがないので非常に環境に優しく、またエネルギー効率もよく燃料代も安いのでお財布にもやさしいのがポイントです。

大規模な内燃機関も必要ないのでその分車内空間を広く取ることもできます。ただし現時点ではガソリン車と比べて車両本体があまりにも高く、走行距離も長く取れないことからそれほど普及していないのが現状です。

燃料電池自動車(FCV)

燃料電池自動車(FCV)

簡単にいえば、水素を燃料にして走る自動車です。水素と酸素を化学反応させることによって電気を生み出し、その電気でモーターを回転させます。水素と酸素の化合で排出されるのは水だけなので環境負荷が少なく、騒音が少ないのが特徴です。従来の電気自動車と違い、充電に時間をとられることもありません。

現状では水素を補給できる施設が少ないため普及率は低いですが、この問題が解決されれば普及する可能性はあります。

クリーンディーゼル車

クリーンディーゼル車

ディーゼル車とは簡単にいえば軽油で走る自動車のことです。軽油自体の価格がガソリンよりも安いうえ、燃費もいいので非常に経済的です。

従来は大気汚染の原因となる排気ガス中の粒子状物質、窒素酸化物が多いことからあまり使われていませんでしたが、最近はこれらを激減させたクリーンディーゼル車が普及し始めています。二酸化炭素の排出量も少なく、まさに次世代のディーゼル車といえます。

天然ガス自動車

天然ガス自動車

天然ガスは化石燃料の一つです。成分はほとんどがメタン(CH4)で、有害な物質がないため安全です。天然ガス自動車はこの天然ガスを燃料に走る自動車です。

天然ガス自動車は排気ガスがきれいで静かなことが最大の特徴です。デメリットは燃料スタンドが極端に少ないことです。燃料代にもばらつきがあり、お財布に対するやさしさには疑問符が残ります。

メタノール自動車

メタノール自動車

メタノール自動車はアルコールの一種であるメタノールを燃料に走る自動車です。
安価な年ガスから製造されているため燃料費が比較的安く、黒煙を排出しないので環境にも優しいです。

一方、発がん物質とされるホルムアルデヒドを輩出するという欠点がありますので、取り扱いは慎重に行わざるを得ません。

燃費も悪く、総合的な経済性は微妙なところです。

LPG自動車

LPG自動車

LPGとは液化天然ガスのことです。現在日本には約24万台のLPG車があり、実にそのうちの8割がタクシーといわれています。

タクシーを中心に普及しているのは燃料費が安いためです。

そのうえ車両本体価格も安価なので総合的な経済性はかなり優れているといえます。
黒煙もほとんど出ないため環境にも優しく、燃料供給スタンドも全国1900か所とそこそこ多いです。

グリーンラベル・優遇税制

グリーンラベル・優遇税制

低公害車を利用していると自動車税や自動車取得税が軽減されることがあります。
これをグリーンラベル・優遇税制といいます。お車が手元にある場合は車体を確認してみてください。

もしグリーンラベルが貼ってあれば、それは優遇税制の対象です。

逆に環境に優しくないとされている古い自動車(ディーゼル車は2011年、ガソリン車は2013年)については従来よりも増税されます。

政府は環境にいい自動車を優遇することによって、乗り換えを促進しています。

バイオエタノール燃料について

バイオエタノール燃料について

サトウキビ、トウモロコシなどを発酵させて作るエタノールのことです。

北米やヨーロッパなどではすでにバイオエタノール入りのガソリンが販売されているほか、日本でも3%の混入を認めています。

バイオエタノールは植物から取れるため化石燃料と違い継続的に使用することができ、二酸化炭素を増やさないため、とても環境に優しいです。

反面、人口が増え続けている中で食料を燃料にすることは問題があるとみる人もいます。そのため、現在は廃材などの非食料からバイオエタノールを作る取り組みが進められています。