2015

21

Apr

クルマの基礎知識

ナンバープレートの種類と色の違いは?

そもそもナンバープレートの始まりは?

ナンバープレートimage

ナンバープレート発祥の地はアメリカです。1800年代後半のアメリカ国内では移動手段として馬車がよく利用されていました。この馬車が自分の持ち物であると示すために数字の付いた板を誰かが装着したのがナンバープレート制度の始まりです。

日本ではそれから約10年後、1907年(明治40年)からナンバープレート制度が始まります。当時は今のようにすぐれた印刷技術もなかったため、各自が手書きでナンバーを書いていました。

また、現在のように板を装着する義務はなかったため、車両本体に直接ナンバーを書き込む人も居ました。自動車がファッションの一部と化した今では考えられないような大雑把な時代だったのですね。

ちなみに、当時のナンバーは4桁もしくは5桁で、1000の位と100の位の間に「,」を打っていました(例:13,579)。

ナンバープレートの色は「自家用」か「営業用」かの違い

【営業車とは】

営業車


自動車は大きく分けて自家用と営業用に分類されます。簡単に言えば、自家用車はプライベートで乗る自動車営業用は仕事で使う自動車です。

ただし仕事で使う自動車がすべて営業用になるというわけではありません。たとえば、従業員を送迎する自動車などは自家用に含まれるのが一般的です。

ちなみに、自家用を営業用に転換する、あるいはその逆をすることもできます。用途に応じて登録を変更しましょう。

【商用車とは】

商用車


営業車と似たものに「商用車」があります。

商用車とは消防車やミキサー車など、自ら働く自動車のことです。

ナンバープレートの「色」について

【白ナンバー】

【白】ナンバー

数あるナンバープレートの中で最も一般的なのがこの白ナンバーです。白ナンバーは自家用車、もしくは商用車に採用されているナンバープレートで、白地に緑色の文字がかかれています。なお、事業用に用いられているにもかかわらず白ナンバーがつけられている自動車(いわゆる白タクや白バス)がありますが、これらは本来違法なものです。

【緑ナンバー】

【緑】ナンバー

事業用に使われている自動車の中で最もメジャーなのが緑ナンバーです。事業用自動車に採用されているナンバープレートで、白ナンバーとは逆に緑地に白色の文字がかかれています。一般的なタクシー、バス、トラックなどは緑ナンバーを装着しています。なお、250ccを超える普通自動二輪車と大型自動二輪車の場合は、さらに白の枠が付きます。

【黄色ナンバー】

【黄色】ナンバー

おそらく白ナンバーの次に一般的なのがこの黄色ナンバーです。黄色ナンバーは自家用軽自動車、もしくは商用軽自動車に採用されているナンバープレートで、黄色地に黒の文字が書かれています。排気量が600cc以下の場合にはこのナンバープレートが配布されます。 サイズは普通自動車と比べて少し小さくなっており、また白ナンバーと違い封印(ナンバープレートを止めるボルトの上にするアルミ製の蓋)もありません。

【黒ナンバー】

【黒】ナンバー

黒ナンバーは事業用軽自動車に採用されているナンバープレートで、黄色ナンバーとは逆に黒地に黄色の文字がかかれています。宅配便が使う軽トラック、ワゴン車などに採用されます。ナンバープレートのサイズはやはり緑ナンバーと比べると小さくなっており、封印もありません。

【めったに見ない、青ナンバー】

青いプレート

青ナンバーの車には外交特権が認められているため、交通違反があってもおとがめしとなり、自動車税も免税となるなどの数々の特権があります。日本の外交官も当然、海外ではこのような特権を享受しています。日常生活でほとんど目にすることはありませんが、実は青ナンバーというのも存在しています。青ナンバーは外交官が利用する車両用のナンバープレートで、青地に白の文字がかかれています。青ナンバを付けた自動車は外務省が管轄しています。

 

ナンバープレート種類一覧

 

 

オリジナルのナンバープレートについて

【字光式ナンバープレート(字光式自動車登録番号標)】

字光式ナンバープレートとは、読んで字のごとく字が光るタイプのナンバープレートです。北海道・釧路の北洋無線が開発したものです。字を光らせることにより発生する熱で、雪がナンバープレートに付着するのを防ぎます。最近は雪とは関係なく、ファッションで字光式ナンバープレートを付ける人も多いようです。

【希望ナンバー制】

自動車のナンバーは基本的には割り当てられるものですが、希望ナンバー制を利用すれば自身の好きな番号を選ぶこともできます。ただし、人気の高い数字(1111,3333など)は抽選となります。

【数字の表す意味】

数字の表す意味の説明図

登録番号は基本的には陸運支局が割り当てます。割り当ての方法は非常に単純で、最初に来た人には1番小さな数字を与えて、その次の人には2番目の数字を与えて、その次の人には3番目に小さい数字を……といった感じになります。それが一回転したらかな文字の部分が1文字すすみ、再び一番小さい数字を与えます。まずはナンバープレートの構造を再確認しておきましょう。一般的な白ナンバーの場合、上側に管轄支局と分類番号、左側にかな文字、そして真ん中に1桁~4桁の登録番号がかかれています。希望ナンバー制度を利用すればある程度自分で番号を選ぶこともできます。ただし、陸運支局が割り当てるナンバーを使うよりも数千円程度割高になります。地域によって価格差があるので、詳しくはお住まいの地域を管轄する陸運支局にご相談ください。 希望ナンバーは希望番号申込サービスのホームページから、24時間いつでも申請が可能です。ただし、自分で選択できるのは登録番号の部分だけです。また、人気がある一部の数字(1111,3,777など)は抽選となります。

【ひらがなの意味】

ナンバープレートには必ず何らかのひらがな一文字が記入されています。割り当てられるかな文字の種類は以下の通りです。

用途 文字
自家用 さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、ら、り、る、ろ
事業用 あ、い、う、え、か、き、く、け、こ、を
レンタカー わ、れ
駐留軍人・軍属私用 よ、E、H、K、M、T、Y、など

※この表をよくご覧になっていただくとわかるかと思いますが、実は「お」「し」「ん」「へ」の文字はどの用途の自動車にも使われていません。理由は後述します。

【地名の意味】

地名は管轄支局を現しています。管轄支局とは簡単に言えば陸運支局がある場所のことです。たとえば、東京都には品川陸運支局、練馬陸運支局、足立陸運支局、多摩陸運支局、八王子陸運支局の5つの陸運支局があります。品川陸運支局が管轄の場合、品川ナンバーとなります。ただし最近はこれらの陸運支局にはとらわれない表示をするご当地ナンバーも広まってきています。東京の場合は世田谷ナンバーと杉並ナンバーが新たに導入されています。

【ナンバープレートに使えない文字&数字】

ナンバープレートに使えない文字&数字

「お」……ひらがなの「あ」と似ており、誤認される可能性があるという理由で使われていません。

「し」……「死」を連想させるとため、使われていません。

「ん」……口に出して読む場合、発音しづらいので使われていません。

「へ」……「屁」、すなわちおならを連想させるため使われていません。

【使われない数字】

「49」……「死苦」を連想させるため使われていません。

「42」……「死に」を連想させるため使われていません。