2015

11

Mar

クルマの基礎知識

今更聞けない「クルマ用語」をご紹介

カンタンにまとめると!

  • FF・FR・MR・RR等の意味を紹介
  • 1ボックス・2ボックス・3ボックスの違いを紹介
  • 各パーツを紹介

ビジネスやプライベートを問わず、今や生活に欠かせないモノとなっているクルマ。
しかし、実際にクルマを運転していても「実は知らない」と言う知識が多い事も少なくありません。

ここでは、「今さら聞きにくいクルマの用語」を紹介。正しい知識を覚えておくことで、より快適なクルマ選びやドライブを実現する事ができます。

FF(フロントエンジン・フロントドライブ)

FR FF

FFとは、エンジンとタイヤの配置を表す略称の一つで、車体の前方にエンジンを配置し前輪を駆動する方式の事です。

他の方式に比べてコンパクトに納められるという利点から、最も一般的な設計として採用されています。

FR(フロントエンジン・リアドライブ)

スポーツカー

車体の前方にエンジンを配置し後輪を駆動する方式の事です。

前輪を操縦、後輪を駆動に専念させ、タイヤの役割を分割する事で素直なハンドリングを実現できる点から、スポーツカーなどで人気がある方式です。

MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)

MR構造

車体の中央にエンジンを配置し後輪を駆動する方式の事です。

車体中央にエンジンを置く事でコーナーリング時のバランスを取りやすい一方で、乗車スペースが狭くなる事から、一般車への採用は少ない方式です。

RR(リヤエンジン・リヤドライブ)

MR構造

RRとは、車体後方にエンジンを配置し後輪を駆動する方式の事です。

室内スペースの広さと発進・ブレーキ時の安定性が利点ですが、整備の難しさと高速走行時の安定性の悪さから一般車での採用はあまり多くありません。

4WD(4輪駆動)

4WD

エンジンで生まれたエネルギーを4つのタイヤ全てに送る事で、効率よく走行可能となるシステムです。

悪路での走行のしやすさ・加速の良さなどに優れますが、車体が重くなる為、燃費が悪くなる点には注意が必要です。

1ボックス・2ボックス・3ボックスって何?

【1ボックス】

1ボックス

エンジンスペースに使用する空間を乗車・荷物スペースに使用することで、広々とした空間を確保したクルマのタイプです。

エンジンを運転席下部に置く為に視界が高くなる点と、大型の荷物等を運搬しやすい点にも優れており、商用車への採用が多いタイプになります。

【2ボックス】

2ボックス

乗車・荷物スペースとエンジンスペースを分ける事で、1ボックスのクルマに比べてコンパクトな車体設計を実現したタイプです。

乗車スペースと荷物スペースが一体化している為、後部座席を倒す事で大型の荷物を積み込んだり運んだりしやすい、広々とした空間設計にも優れています。

現在は軽自動車やミニバンなどで多く採用されており、生活面での利便性から家族のクルマとして選ばれる傾向が多いタイプと言えます。

3ボックス

3ボックス

エンジンスペース・乗車スペース・トランクによる荷物スペースと、目的に合わせたスペースを分ける事で、快適な乗り心地を確保したタイプです。最も一般的な車体タイプと言われ、セダンやスポーツタイプなど、様々なクルマで採用されています。

また、その快適性からドライブを楽しみたい人や、クシー・公用車などのビジネスの場にも多く選ばれています

AT(オートマチックトランスミッション)

ATとは、クラッチ・ギヤチェンジなどの複雑な作業を必要としないクルマの変速システムの名称です。

その簡単な操作性とAT限定免許でも購入・乗車ができる手軽さから、若者や女性を中心に多くの人々に選ばれています。

MT(マニュアルトランスミッション)

走行時にギヤチェンジやクラッチの作業を必要とする為、専用免許が必要な変速システムです。

ATに比べて操作が複雑になりますが、燃費の良さ・運転の楽しさを感じられる事から、運転が好きな人に多く選ばれています。

駆動伝達方式

【クランクシャフト】

クランクシャフト

エンジンの動力をタイヤに伝える上で、最初のステップとなるのがクランクシャフトです。エンジンによるピストンの上下運動はクランクシャフトを通して回転運動に変換され、エンジンの回転数として確認することができます。

【クラッチ】

クラッチ

エンジンからミッションに動力を伝えるパーツです。クラッチペダルを踏むと動力を切断、離すと繋がるようになっており、MT車でのギヤの切り替え時にはペダルの踏み込みが必要になります。

 

【トランスミッション】

トランスミッション

大きさの異なる複数のギヤを組合せる事で、効率的に速度を変化させるパーツです。これが自動化されたクルマをAT、ギヤチェンジとクラッチ操作による手動で切り替えを行うクルマをMTと呼びます。

 

【プロペラシャフト】

プロペラシャフト

エンジンで生じた動力を後輪へと伝える為のパーツです。その為、FR・4WD方式を採用しているクルマではボディ下部に必ず取り付けられていますが、前輪を駆動させるFF方式を採用しているクルマには取り付けられていません。

 

【デファレンシャルギア】

デファレンシャルギア

デファレンシャルギアとは、クルマで曲がる際に内側のタイヤと外側のタイヤで生じる速度差を吸収し、適正に走行するためのパーツです。一つのエンジンから異なる速度の回転を振り分ける事で、スムーズなコーナーリングが可能になります。

 

【ドライブシャフト】

ドライブシャフト

エンジンの動力を最終的にタイヤに伝えるパーツです。ドライブシャフトは、路面・走行状況やコーナーリング等により上下左右に動く為に消耗がしやすく、異音や振動などを感じたら定期的な検査が必要になります。