2015

5

Aug

クルマの基礎知識

【海外への旅行・留学・転勤者必見!】国際免許の必要書類&取得方法&使用ルール

カンタンにまとめると!

  • 国際免許は「ジュネーブ交通条約」と「ウィーン交通条約」の2種類がある
  • 国際免許の有効期限は1年
  • 発給手数料は都道府県により異なる

【海外への旅行・留学・転勤者必見!】国際免許の必要書類&取得方法&使用ルール

海外旅行先で車をレンタルして観光を楽しむ人が増えていますが、日本の運転免許証だけでは海外で車を運転することはできません。

運転免許証は日本国内のみ有効なので、旅行や出張などで海外に行った時に車の運転をしたいとお考えなら「国際免許証(国際運転免許証)」が不可欠です。

国際免許の取得方法について

【取得方法】

国際免許の申請は現住所地の公安委員会(警察署の運転免許課や運転免許試験場など)ですることができます。

都道府県によって取得方法が微妙に違うので、最寄りの警察署や運転免許センターに確認しておくことをオススメします。(※東京都の場合コチラ

運転免許センターや運転免許試験場ならその日のうちに交付してもらえることが多いのですが、警察署は交付までに2週間くらいかかることがあるので、お急ぎの方は注意が必要です。

 

【発給条件】

発行条件

大型特殊、小型特殊、原付、仮免許を除く日本の運転免許証を取得していることが条件です。日本の運転免許証さえ持っていれば国籍関に係なく国際免許証を発給してもらえます。ただし、免許が失効、停止中、取り消しになっている場合は国際免許を取得できません。

  

【申請時に必要なもの】

申請時に必要なもの

<申請の際にいるもの>
●運転免許証
●パスポートなどの渡航を証明する書類
●縦5cm×横4cmの写真1枚(6か月以内に撮影した上三分身、正面、無帽、無背景の写真)
●印鑑(認印で可)
●古い国際免許を所持している場合、その国際免許も必要になります
●国外運転免許証交付申請書(運転免許センターなど申請する場所でもらえます)
●手続き手数料※都道府県ごとに異なる(例)東京都在住の場合:2,650円※詳細は住民票所在地にある運転免許センター、運転免許試験場などに問合せ

【申請の時に注意したいこと】

申請の時に注意したいこと

国際免許は発給から1年以内で日本の運転免許の有効期限内なら、何度でも海外で使うことができますが、国際免許の有効期限が短くなったということがあり、新たに申請する際には返納しなくてはいけません。でないと、新たに国際免許証を交付してもらえないことがあるので注意が必要です。

また、国際免許証の有効期限が3か月残っていたとしても、新たに申請したからといって有効期限が1年3か月に延びるわけではなく発給された日から1年間のみ有効です。古い国際免許証の有効期限が残っていても切れていても免許証を返納しなくてはいけませんし、その都度交付手数料が必要になります。

国際免許のルールって?

国際免許とは

国際免許証を持っていれば、自動車運転免許証を持っている国や地域以外でも自動車を運転することができますが、世界中のどの国でも有効なわけではありません。

国際免許証は、

「ジュネーブ交通条約」に基づいたものと

「ウィーン交通条約」に基づいたものの2種類が存在します。

日本はジュネーブ交通条約しか締結していないので、日本の国際免許を持っていても「ジュネーブ交通条約」を締結していない国では運転することができません。

<国際免許で運転できる国※ジュネーブ交通条約加盟国>
アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、イタリア、フランス、ロシア、インド、タイ、シンガポール、トルコ、南アフリカ、韓国、香港など
※詳細は警視庁のHP参照

また、国際免許証は日本の運転免許証に付随する形になるので、渡航先で車を運転する時は国際免許証だけでなく日本の運転免許証も携帯しなくてはいけません。

 

【有効期間】

有効期間

国際免許証の有効期間は1年なので、1年以上の滞在予定がある場合は滞在国の運転免許証を取得するか、日本の運転免許証を滞在国の免許に切り替えなくてはいけません。

もし、日本の運転免許証の有効期限が1年を切っている場合は、海外にいる間に日本の運転免許証の期限が切れてしまうので、国際免許証を交付できないことになっていますが、免許を更新すればこの問題をクリアできます。

日本の運転免許証の有効期限が1年未満の場合、通常の免許更新のタイミング以外でも免許の更新ができるという特例措置が適用されます。

【様式】

様式

日本の国際免許証は3つ折の厚紙になっていて、開いて右のページに身分証明欄があり、中央には運転できる車両などの事項が日本語、英語、中国語、フランス語、ロシア語、スペイン語で記載されています。

用紙の材質や色は発給する国によって違っていて、日本の国際免許証は藁半紙みたいな色でたたむと文庫本サイズのA6判になります。

【運転できる車両】

運転できる車両

国際免許証で運転できる車両は所持している日本の免許によって異なります

例えば、第一種もしくは第二種の大型自動車、中型自動車、普通自動車免許(AT限定含む)を所持している場合は、運転車席の他に8人以下の座席がある許容最大重量3,500kg(7,700ポンド)以下の自動車を運転することが可能です。

また、第一種もしくは第二種の大型自動車、限定なし中型自動車免許があれば許容最大重量3,500kg超の自動車や運転者席の他に8人分の座席を超える自動車を運転できます。

【海外での交通ルール】

海外での交通ルール

海外では日本と交通ルールが異なるので、実際に海外で車を運転する前にしっかり下調べしておいたほうが安心です。

例えば、アメリカだと右側通行をはじめ、赤信号でも一旦停止して安全を確認できれば右折してもいいことになっていたり、高速道路が無料なので料金所がなく、一般道と高速の区切りがわかりにくい・・・など、ルールの違いがたくさんあります。