販売台数ランキング
更新日: 2021-02-02
【世界・車メーカー】販売台数ランキング!※2014年1月~12月の販売台数
いま、世界で多くのクルマを販売している自動車メーカーを、1位から10位までピックアップしました。聞いたことのないメーカーも多いと思いますので、各社について簡単にご紹介しましょう。
※販売台数ランキング 2014年(2014年1月~12月)
順位 | 企業名 | 販売台数 |
---|---|---|
1 | トヨタ自動車グループ/日本 | 約1,023万台 |
2 | VW(フォルクスワーゲン)グループ/ドイツ | 約1,014万台 |
3 | GM(ゼネラルモーターズ)/アメリカ | 約992万台 |
4 | ルノー・日産連合/フランス&日本 | 約847万台 |
5 | 現代自動車(ヒュンダイじどうしゃ)グループ/韓国 | 約771万台 |
6 | フォード・モーター/アメリカ | 約632万台 |
7 | フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)/イタリア・アメリカ | 約461万台 |
8 | 本田技研工業(ホンダ)/日本 | 約436万台 |
9 | PSA・プジョーシトロエン/フランス | 約294万台 |
10 | スズキ/日本 | 約288万台 |
※数値は各メーカーHPより
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【1位】トヨタ自動車グループ 約1023万台
【本社所在地】日本
国内で一番人気のトヨタ自動車は、世界でもトップでした。
約1023万台という数字は、子会社のダイハツ工業や日野自動車、世界各地の生産会社が販売したクルマも含んでいます。
日本の自動車メーカーは、貿易摩擦問題が生まれた1980年代から、相手国に工場を設けて生産するようになりました。
トヨタ自動車は1986年に北米のケンタッキーに現地生産会社を設立。その後もイギリスに進出するなど、世界展開を進めてきました。
現在、トヨタ自動車の販売先は世界に広がっていますが、日本と北米が多く、北米の自動車販売台数ランキングでは3位となっています。
ちなみにトヨタ自動車は富士重工業(スバル)の筆頭株主でもあり、スポーツカーを共同開発する(トヨタ86・スバルBRZ)など、深い関係を築いています。
また、2015年5月にはマツダと技術提携することを発表しました。日本の自動車業界を再編しそうな勢いのトヨタ自動車から目が離せません。
【2位】VW(フォルクスワーゲン)グループ 約1014万台
【本社所在地】ドイツ
ビートルやゴルフなどで有名なVW(フォルクスワーゲン)は、積極的な企業買収を繰り返し、今や10以上のブランドを傘下とする世界有数の自動車メーカーになりました。
Audi(アウディ)、ポルシェ、ブガッティ、ベントレー、ランボルギーニなどの有名ブランドも、VWグループです。
これらの自動車に加え、セアト(スペイン)、シュコダ(チェコ)、商用車部門、スカニア(トラック、バスなどの生産会社)も含んだ2014年の販売台数は約1014万台となりました。
VWグループの急成長に最も貢献しているのが中国です。
2014年、中国での販売台数は368万台で、世界販売台数の1/3以上に及びました。
これは1980年代から中国に進出し、生産・販売体制を築いてきた結果と考えられています。
【3位】GM(ゼネラルモーターズ) 約992万台
【本社所在地】アメリカ
長く販売台数世界一の座にいたのがGM(ゼネラルモーターズ)です。
世界金融危機の影響から2009年に経営破綻してしまいましたが、約1カ月後には米国や全米自動車労組、カナダ政府などの支援を受けて新生GMとして蘇りました。
現在はビュイック、キャデラック、シボレー、GMC、ホールデン、オペル、ボクスホール。
そして中国の宝駿(バオジュン)、五菱(ウーリン)、などが、GMグループのブランド車として販売されています。
2014年はお膝元である米国でクルマが売れたほか、中国での販売も大きく伸びたため、世界第3位になりました。
【4位】ルノー・日産連合 約847万台
かつて日産自動車が経営危機に陥ったとき、手をさしのべたのがフランスのルノーでした。同社が日産自動車に出資して経営を再建した歴史があります。
その時にルノーから派遣されてきたのが、現在、日産自動車の社長兼最高経営責任者を努めている“カルロス・ゴーン”氏です。
以降、日産自動車は世界での販売台数を増加させるためにルノーとの連携を深めてきました。
たとえば基本的な車体設計を共同開発することなどです。この手法には生産コストが下げられるなど、多くのメリットがあります。
販売面でも日産自動車とルノーは世界的に提携しているため、日産自動車は欧州での売上が多くなっています。
また、米国での販売も好調で、2014年は過去最高を更新しました。
ルノーも西欧をはじめとする欧州で販売台数を伸ばし、ルノー・日産連合は4位の座を獲得しました。
【5位】現代自動車(ヒュンダイじどうしゃ)グループ 約771万台
【本社所在地】韓国
現代自動車は韓国最大の自動車メーカーです。
その傘下の「起亜自動車」とともに、近年販売台数を伸ばし続けています。
現代自動車は日本で“ペ・ヨンジュン氏”が出演するCMを放送しながら、拡販を目指していた時期がありますが、性能面などで日本車に追いつなかったため、2010年には日本の自動車市場から完全撤退しました。
しかし、世界的には韓国はもちろん、北米や中国、インド、欧州、ロシア、中南米、中東、アフリカなどで浸透しつつあります。
今後も新興国を中心に販売を伸ばしていくと見られています。
【6位】フォード・モーター 約632万台
【本社所在地】アメリカ
1908年に発表された『T型フォード』で自動車の大量生産化を世界でいち早く達成するなど、フォードは自動車産業の歴史を築いてきたメーカーのひとつです。
米国では「GM」&「クライスラー」とともにビックスリー(※アメリカの自動車大手3社の総称)の一角を担ってきました。
一方で早い時期から海外進出も展開し、北米と欧州を中心として成長し続けてきました。現在は世界6大陸に62カ所の生産拠点を設置しているほどです。
販売面では北米と南米で苦戦していますが、中国での販売が好調で、その影響からアジア太平洋地域での販売台数が増加しました。
【7位】フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA) 約461万台
【本社所在地】(フィアット:イタリア/クライスラー:アメリカ)
フィアット・クライスラー・オートモービルズは、イタリアのフィアットと、米国のクライスラーグループが経営統合し、2014年に誕生した会社です。
フィアットがクライスラーグループの全株式を取得し、完全子会社化が実現したことにより、社名をフィアット・クライスラー・オートモービルズに変更しました。
意外なことにスーパーカーとして有名なフェラーリをはじめ、マセラティ、アルファロメオ、ランチアなどの歴史あるメーカーも傘下に入っています。
Jeep(ジープ)も、クライスラー社の四輪駆動車ブランドです。
2014年は販売台数が最も多い北米で順調に販売が伸びた上に、高級車の販売や、アジア太平洋地域での販売も活発だったため、世界第7位となりました。
【8位】本田技研工業(ホンダ) 約436万台
【本社所在地】日本
多くの自動車メーカーが連携関係を強めるなかで、独自の道を進んでいるのがホンダです。その歴史は小型エンジンの開発に始まり、二輪、四輪はもちろん、今では航空機やロボット分野にまで拡大しています。
自動車レースの最高峰、F1で活躍してきたことでも知られています。
古くは1960年代に単独チームとして参戦。1983年~1992年と、2000年~2005年はエンジンを供給する形で参戦しました。
2006年~2008年以降はホンダ・レーシング・F1チームとして参戦しましたが、世界的な金融危機によって業績が悪化したため、F1から撤退していました。しかし、2015年からは再びパワーユニットを供給する形で参戦しています。
ホンダは海外生産を増やすことで業績を急拡大してきました。現在はアジアや北米で人気があり、北米では「アキュラ」という高級車ブランドを展開するほどです。
2008年には世界で初めて燃料電池車のFCXクラリティをリース販売するなど、高い技術も有しており、今後も世界の自動車業界で台風の目になりそうです。
【9位】PSA・プジョーシトロエン 約294万台
【本社所在地】フランス
1810年創設のプジョーと、1919年創設のシトロエンは別々の自動車メーカーでした。
ところが1970年代に石油危機によってシトロエンが経営危機に陥ってしまいます。
プジョーは資金援助や株式の取得などを通じてシトロエンを助け、1976年にPSA・プジョーシトロエンが発足したのです。
それ以降、一体となって販売拡大に取り組んでいます。
2014年は世界最大の新車市場、中国での販売が好調でした。
お膝元である欧州でも約176万台を販売しました。
【10位】スズキ 約288万台
- 文:岩間敏彦
- 公開日: 2015-09-09

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