こんな方にオススメ!

新車ディーラーはもともと新車を販売するのが主な業務ですが、最近では、そんなディーラーでも中古車を販売しています。そういう車は、従来流通している中古車とは違った安心感と独自の商品力で、今まで中古車を購入しなかった層に自社のモデルを勧めることができるということで人気を集めています。今回はこの認定中古車について詳しくご紹介します。中古車選びの選択肢のひとつにぜひご覧ください。

高年式・低走行距離の良質な在庫が最大の魅力

認定中古車はほとんどが、自社において新車で販売した車の代替えで下取りした車がほとんどです。中には走行距離の制限を設けているものもあり、比較的安定的に低走行距離の車が入庫する仕組みが確立していることも要因のひとつでしょう。また良質な車というものは、通常の取引相場を超えた金額で引取られるため、通常の流通には乗りにくいのです。これは下取りに関する項目で触れた内容ですが、下取りは安いというのは昔の話で、しっかりと値づけすることで新車ディーラーにとっても顧客の囲い込みを可能にするメリットがあります。ただ、仕入れ価格に相当する下取り価格が上がると、必然的に中古車の価格は高くならざるを得ません。

そこで、ディーラーが自社で販売した車を徹底的に整備・リフレッシュして新車に準じるサポートをつけて販売する、プレミアムな中古車が認定中古車なのです。特に新車の敷居が高い輸入車などでは、「いい中古車」をあえて選び続けている顧客層もいます。ほぼ現行型の車を新車よりも明らかに安価な価格で乗る。中古車と比較すると明らかに高価かもしれませんが、新車より安い上にオフィシャルの充実したサポートもつく認定中古車これを指名買いしている層も少なくないそうです。

リフレッシュは法定点検にとどまらない

中古車は使用者が前にいる「中古品」だから心配も……、という不安をしっかり払拭してくれるようなメニューで「認定中古車」は生まれています。まず、もともと自社の管理顧客の愛車なのでコンディションが把握しやすいという大前提の上に、法定点検に加え、専用テスターでの診断、メーカーによって差はあるものの数百〜1000を超える内容の点検を実施。あらかじめ謳った内容のパーツ交換も無条件に行ってくれるのです。軽微な板金などもした上で在庫リストで紹介されます。アフターフォローも当然新車と同じ販売会社の工場でOKです。これにほぼ新車に準じた保証を付与して販売するので、状況としても不安要素は少なく、万が一のフォローも安心です。

どちらかというと「コストを抑えたい」というよりも、より高級な車を賢く購入したい、というニーズに応えるのが認定中古車といえるでしょう。

ただ、「認定中古車」は、対象となる年式が決められているので、いくら自社の製品でコンディションがわかっていたとしても古いモデルは対象にすらなりません。そのため、珍しいモデルを探している方には不向きな車といえるでしょう。

中古車としては高いものの、しかし安価に「あのブランドのモデルがある暮らし」を手に入れることができるという意味では、これもまた「新車ではなし得ない」価値を持っているということができます。認定中古車もぜひ注目していただきたい選択肢の一つです。

まとめ

  • ディーラーは新車を販売する為に、「良い車」は好条件で下取りとして引き取る。ユーザーからするとその恩恵を受けることができるのが認定中古車。
  • 中古車としては高価。しかしそれにしっかり説得力をもたせる商品内容、アフターサポートがついていて、もはや限りなく新車に近い。リフレッシュの過程での法定点検にとどまらない膨大な項目のパーツ交換など、充実の内容。