廃車
更新日: 2021-11-02
廃車の定義と簡単申し込み|車の一括査定・廃車ならナビクル
この記事のポイント
- 廃車の定義について解説
- 廃車をするには、「書類手続き+車のスクラップ」が必要
- おすすめの廃車買取業者を紹介
廃車というと、車をスクラップするというイメージを思い浮かべる方が多いと思いますが、単に車検が切れて放置したり、スクラップにするだけでは廃車したことにはなりません。
廃車には「書類手続き+車のスクラップ」が必要です。
ちなみに自分でも廃車手続きを行うことができますが、時間も費用もかかるため無料で手続きをおこなってくれる廃車買取業者への依頼がおすすめです。
廃車以外の車の手放し方を知りたい方はナビクルの「車の売り方・買い方診断」を利用してみてください。
この記事では廃車について詳しく説明するとともに、簡単に廃車を行う方法とおすすめの廃車買取業者について解説していきます。
目次
廃車の定義と3つの方法
廃車には大きく分けて下記の3種類があります。それぞれについて詳しくみていきましょう。
廃車の種類
- 永久抹消登録:車をスクラップする時に行う手続き
- 一時抹消登録:車の使用を一時停止する時に行う手続き
- 解体届出:一時抹消登録後に車を解体する時に行う手続き
永久抹消登録:車をスクラップする時に行う手続き
「永久抹消登録」は、車をスクラップする時に行う手続きです。災害や故障等で車が動かなくなった場合には、永久抹消登録を行うことで車の維持費を節約できます。
また永久抹消登録を行うことで、自動車税や自動車重量税、保険料の還付も受けることができます。
そのため今後使う予定がない車を所有している方は早めに永久抹消登録を行っておきましょう。
永久抹消登録 | |
手続きがおすすめの方 |
今後、乗る予定がない車を所有している(事故車や故障車・水没車も含む) |
メリット |
車の維持費を節約できる ・自動車税、自動車重量税、保険料 ・駐車場代 税金の還付がある ・自動車税、自動車重量税、保険料 車を再登録すれば公道を走ることができる |
デメリット | 手続きに手間と費用がかかる |
ちなみに廃車買取業者に依頼すると、手間も費用もかけずに廃車を行うことができます。
廃車買取業者に廃車を依頼するメリット
- 費用0円(無料)で廃車できる
- 書類の提出など面倒な手続きも全て代行
- 廃車同然の車(事故車や故障車水没車)でも買取価格がつくケースもある
一時抹消登録:車の使用を一時停止する時に行う手続き
「一時抹消登録」は、車の使用を一時停止する時に行う手続きです。
留学や海外出張、入院などで長期間車を使う予定がない場合は、一時抹消登録を行っておくことで永久抹消登録と同様に自動車税や自動車重量税などの費用を節約することができます。
また永久抹消登録と異なり、一時抹消登録後も車を再登録すれば公道を走ることができるというメリットがあります。
ただしこちらについては廃車買取業者では手続きの依頼を受け付けていないため、自身で手続きを行う必要があります。
一時抹消登録 | |
手続きがおすすめの方 |
留学や海外出張、入院などで長期間車を使う予定がない |
メリット |
車の維持費を節約できる ・自動車税、自動車重量税、保険料 税金の還付がある ・自動車税、自動車重量税、保険料 車を再登録すれば公道を走ることができる |
デメリット |
手続きに手間と費用がかかる 手続きは自分で行わなければならない ・行政書士に依頼すると5,000円~20,000円程度 |
解体届出:一時抹消登録後に車を解体する時に行う手続き
「解体届出」は、「一時抹消登録」を行ったあとに車を解体する場合に必要な手続きです。
一時抹消登録後、車を使う予定がない方は「解体届出」を出しておくことで余計な駐車場代の支払う必要がなくなります。
こちらの手続きは廃車買取業者でも受け付けています。
解体届出 | |
手続きがおすすめの方 |
一時抹消登録後に、今後、乗る予定がない車を所有している |
メリット |
車の維持費を節約できる ・自動車税、自動車重量税、保険料 ・駐車場代 税金の還付がある ・自動車税、自動車重量税、保険料 |
デメリット | 手続きに手間と費用がかかる |
それぞれの手続きについて必要書類や費用を詳しく知りたい方は、「廃車手続き完全ガイド!必要書類から還付金・注意点まで解説」を参考にしてください。
続いて、廃車(車をスクラップする場合)にかかる費用について詳しく紹介していきます。
廃車費用は1~8万円:廃車なら廃車買取業者への依頼がおすすめ
ここからは、車を廃車(スクラップ)する場合の費用について解説していきます。
最初にお伝えした通り、ただ車検が切れた車を放置したり、スクラップにするだけでは廃車したことにはなりません。廃車にするには、正式な書類手続きが必要になります。
ちなみに廃車にするには以下の3つの方法がありますが、最もおすすめなのは廃車買取業者へ依頼することです。
車を廃車にする方法
- 廃車買取業者へ依頼
- ディーラーへ依頼
- 解体業者・スクラップ業者へ依頼
というのも廃車買取業者へ依頼すれば時間もお金もかけずに車を廃車にすることができるからです。
廃車買取業者 | ディーラー | スクラップ業者 | |
費用 | 0円 | 1~8万円 | 2万3,000円~4万5,000円 |
特徴 |
手続きを全て代行 費用無料 事故車、水没車・故障車でも買取可 買取価格がつきやすい |
手続きを全て代行 | 車の状態によっては買取も可 |
おすすめ | ★★★★★ | ★ | ★ |
上の表からも分かる通り、車を廃車にする場合は費用0円で買取価格もつきやすい廃車買取業者への依頼がおすすめです。
より詳しい費用の内訳については「廃車費用はいくら?無料で廃車を行う方法から還付金の手続きまで紹介」も参考にしてください。
次に自分で手続きをする場合のケースについてご紹介していきます。
自分で廃車手続きをする場合の方法を紹介
繰り返しお伝えしているとおり、車を廃車(スクラップ)する場合は廃車買取業者への依頼がおすすめです。
というのも、廃車買取業者へ依頼すると時間もお金も節約でき、おまけに廃車を買い取ってもらうことができるからです。
しかし、どうしても自分で廃車手続きをしたいという方もいらっしゃるかと思います。そこで、ここでは自分で廃車手続きをする方法について紹介していきます。
それぞれの方法のメリット・デメリットについては下記を参考にしてください。
自分で廃車にする方法
- 廃車買取業者へ依頼(廃車費用:0円)
- ディーラー依頼(廃車費用:1~8万円)
- 解体業者・スクラップ業者へ依頼(廃車費用:2~5万円)
廃車買取業者へ依頼 | ディーラーへ依頼 | 解体業者・スクラップ業者へ依頼 | |
廃車の流れ |
1.廃車買取業者へ問い合わせ 2.車の引き渡し |
1.ディーラーへ問い合わせ 2.車の引き渡し |
1.解体・スクラップ業者に問い合わせる 2.一時抹消登録をする 3.解体業者に車を引き渡す 4.永久抹消登録をする |
メリット |
・事故車や水没車・故障車でも買取可 ・エンジンがかからない、冠水してしまった車もOK ・買取価格がつきやすい |
・手続きを全て代行してもらえる | ・車の状態によっては買取も可 |
デメリット | ー | ・手数料がかかる(車の引取りや廃車手続き代行など) |
・個人依頼が難しい ・廃車手続きの手間がかかる ・運輸支局に出向く必要がある |
ディーラーへ依頼する場合
メリット | デメリット |
・工場に持っていく手間がかからない |
・車の買取価格がつかないことがある ・手数料(1~8万円)が必要 |
ディーラーへ依頼する場合は、手続きを全て代行してもらえるというメリットがあります。
また廃車と納車のタイミングを合わせることができるため、手元に車がないという状況を避けることができます。
一方で車の引取りや廃車手続きを代行してもらうため、手数料がかかります。
ディーラーへ依頼する場合の詳しい手続きについては、「ディーラーでの廃車手続きは損する?よりお得に廃車を行う方法を紹介」を参考にしてください。
解体業者・スクラップ業者へ依頼
メリット | デメリット |
・車の状態によっては買取も可 |
・個人依頼が難しい |
車を廃車にする場合は、スクラップ業者へ依頼することもできます。しかしスクラップ業者はトラブルを避けるために個人からの依頼を断る傾向にあります。
ちなみに廃車手続きを全て自分で行う場合の流れは下記のようになっています。
自分で廃車を行う際の手続きの流れ
事前準備編
・必要書類の準備
・解体業者を探す・自動車の引き取り
・管轄の運輸支局または陸運局の確認
当日編
・必要書類の入手と作成
・ナンバープレートの返却
・書類の提出と交付
・税事務所へ永久抹消/一時抹消の申告
後日編
・保険の解約・税金の還付手続き
より詳しい流れや必要書類については、「廃車手続き完全ガイド!必要書類から還付金・注意点まで解説」を確認してください。
ちなみにスクラップ業者に依頼する場合は車の移動から書類手続きまで全て自分で行う必要があるので、あまりおすすめの方法とはいえません。
次に廃車買取業者に依頼するか一般的な中古車買取業者に依頼するか迷っている方に向けて、その判断基準を解説していきます。
車は廃車or買取どちらが良い?廃車の判断基準を解説
ここでは車の買取を依頼するにあたって、依頼先(廃車買取業者or中古車買取業者)の判断基準を解説していきます。
車を廃車にする場合、以下の2つの選択肢があります。
車を廃車にする際の依頼先
- 中古車買取業者へ買取依頼
- 廃車買取業者へ買取依頼
まず車を廃車にする場合は中古車買取業者への見積り依頼がおすすめです。というのも、中古車の買取価格は「中古車買取業者>廃車買取業者」だからです。
そのため、まずは中古車買取業者へ見積もりを依頼しましょう。
一方で、下記に当てはまる車は最初から廃車買取業者への依頼がおすすめです。
廃車買取業者への依頼がおすすめのケース
- 事故車、故障車、水没車
- エンジンがかからない車
- 年式が古い(購入から10年以上経過している)車
というのも、中古車買取業者は車を売却して利益を出しているため、事故車や故障車、水没車といった車の買取にはほぼ対応していないからです。
場合によっては車を買い取ってもらえるどころか処分に費用がかかるケースもあります。
そのため、繰り返しになりますが、廃車同然の車(事故車や故障車、水没車など)は廃車買取業者へ依頼しましょう。
しかし廃車買取業者は馴染みがないため、どこに申し込めばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、次におすすめの廃車買取業者を紹介します。
おすすめの廃車買取業者を紹介
ここではおすすめの廃車買取業者を5社紹介していきます。ひとくちに廃車買取業者といってもそれぞれ特徴が異なるため、自身のニーズに合った業者選びをしましょう。
おすすめポイント | レッカー・廃車手続き | 店舗数 | |
事故車買取のタウ |
・仮査定でネットから概算が分かる |
無料 | 実店舗なし |
カーネクスト |
・どんな車でも0円以上買取保証! |
無料 | 実店舗なし |
廃車王 |
・LINEで査定依頼~査定結果まで分かる |
無料 | 150店舗 |
ハイシャル |
・当日の引取りが可能(エリア・車両状況による) |
無料 | 実店舗なし |
廃車本舗 |
・自社でリサイクル工場をもっている |
無料 | 実店舗なし |
事故車買取のタウ
特徴
- 仮査定でネットから概算が分かる
- 国内・海外に事故車の買取実績多数あり
事故車買取のタウの特徴は、どんな事故車でも買取を行っている点です。
事故車買取業界でシェアNo.1なので、事故車の買取ならこちらがおすすめです。
また業界初の取り組みとしてオンラインで事故車査定を行っており、60秒で事故車を査定してもらえます。
さらに国内と比べて事故車の需要が多い海外に120か国以上の豊富な販売ネットワークがあるため、高額査定を期待できます。
カーネクスト
特徴
- どんな車でも0円以上買取保証!
- 商業車・ディーゼル車も買取可能!
カーネクストの最大の特徴は、どのような状態の車でも0円以上で買取を実施している点です。
例えば以下のような状態の車でも買い取ってくれます。
買取に対応している車
- 廃車
- 車検切れ
- 事故車
- 故障車
- 不動車
またカーネクストは海外にも幅広い販売ルートをもっているため、他社で査定・買取を断られてしまった車でも買取してもらえる可能性があります。
そのため、他社査定で断られた方は一度カーネクストに依頼してみましょう。
廃車王
特徴
- LINEで査定依頼~査定結果まで分かる
- 国内唯一の経済産業大臣認可で安心
廃車王の特徴は、LINEで無料査定を行ってくれる点です。
査定の流れは以下の通りです。
廃車王の査定の流れ
- 廃車王をともだち追加
- 個人情報(名前/住所)と車の情報(メーカ―/社名/年式/排気量)を送付
- 車の写真を送信
通常、廃車依頼を行う際はまず最寄りの廃車業者を探して電話で査定依頼をする必要があります。
しかし廃車王ならスマホから車の基本情報を送るだけで査定依頼が完了するため、時間がない方におすすめです。
ハイシャル
特徴
- 当日の引取りが可能(エリア・車両状況による)
- LINEで写真を送るだけで査定OK
ハイシャルの最大の特徴は、車の当日の引取りが可能な点です。もちろんエリアや車両の状況によりますが、出張などスケジュールの関係ですぐに車を引き取りに来てもらいたい場合におすすめです。
またLINEで写真を送るだけで査定をしてもらえるため、忙しい方にピッタリです。
というのも、一般的に車を査定してもらう場合、実際に立ち合いが必要なケースが多く、仕事を休まなければならないこともあります。
ただし正確な査定価格は出張査定でないと分からないため、あくまで買取相場を知るということを目的として利用しましょう。
廃車本舗
特徴
- 自社でリサイクル工場をもっている
- 海外に販路がある
廃車本舗は自社でリサイクル工場をもっているため、仲介業者を通さずに廃車をすることができます。そのため、解体費用が抑えられ結果として買取価格UPにつながります。
また国内だけでなく海外にも幅広い販路があるため、事故車や故障車、低年式車など日本では人気がない車でも買取価格がつくことがあります。
それぞれの廃車買取業者の買取実績や口コミについてより詳しく知りたい方は、「もう迷わない!おすすめの廃車買取業者と失敗しない業者選びのコツ4つ」を参考にしてください。
最後に廃車にまつわる疑問について紹介していきます。
廃車にまつわるQ&A
最後に、廃車にまつわる疑問についてみていきましょう。
Q.廃車は処分or買取のどちらが良いの?
繰り返しになりますが、廃車買取業者に依頼すると面倒な書類手続きを代行してくれるほか廃車を買い取ってもらうことができます。
もちろんディーラーに依頼したり自分でも手続きを行うことができますが、その場合は車の処分費用に加えて書類の手続きに時間がかかってしまいます。
そのため、車を廃車にしようと考えている方は廃車買取業者へ依頼しましょう。
Q.どうして廃車に買取価格がつくの?
廃車買取業者は中古車買取業者と異なり、車自体ではなく部品に値段を付けるためです。
また、廃車買取業者は海外に独自の販売ルートをもっているため、日本では廃車として扱われる車でも売却することができるからです。
一般的に日本では人気がない低年式車や値段が付きにくい車でも海外ではまだまだ需要があります。
Q.廃車買取業者に依頼する時に気を付けるべきことは?
廃車買取業者の選定には注意が必要です。なかには査定価格と実際の買取価格が大幅に違う・還付金が返ってこないというトラブルもあります。
どの買取業者に依頼すれば良いか分からないという方は、上記の口コミを参考に業者選びを行うことをおすすめします。
まとめ
この記事では廃車について詳しく説明するとともに、簡単に廃車を行う方法とおすすめの廃車買取業者について解説してきました。
廃車を行う際は、手間も時間もかからない廃車買取業者への依頼がおすすめです。
本記事を読んで廃車を依頼するか迷われている方は一度ナビクルの「あなたにピッタリの車の売買方法を提案!車の売り方・買い方診断」を試してみてください。
- 公開日: 2015-08-04
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