廃車
更新日: 2021-08-06
これで完璧!軽自動車の廃車の手続きと注意点を徹底ガイド
この記事のポイント
- 軽自動車を廃車にする際の手続き・費用を詳しく解説
- 今後車を使う予定がない場合は、廃車買取業者への依頼がお得
- 軽自動車を廃車にする際の注意点についても紹介
いざ軽自動車を廃車しようとした時に、どのような手続きが必要なのか分からない方は多いのではないでしょうか。
また廃車にする際の書類や費用・還付金についても気になる方がいらっしゃると思います。
この記事を読めば、廃車に必要な手続き・書類・費用まで全て分かります。
また時間もお金もかけずに楽に軽自動車を廃車にする方法も紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
軽自動車の廃車手続きは業者に任せるのがおすすめ
まず最初に、廃車には2種類あることを頭に入れておきましょう。
軽自動車の廃車の種類
- 解体返納:軽自動車をスクラップ(解体)する場合の手続き
- 自動車検査証返納届:軽自動車の使用を一時的に停止する場合の手続き
簡単にいうと、軽自動車の廃車には「車をスクラップにする」と「車の利用を一時的に停止する」という2種類の手続きがあるということです。
ちなみに、軽自動車をスクラップにする場合は廃車買取業者への依頼がおすすめです。
もちろんディーラーやスクラップ業者へ依頼することもできますが、廃車買取業者へ依頼すると、費用や面倒な手続きも全て任せることができます。
廃車買取業者 |
ディーラー/ スクラップ業者 |
|
引取費用 | 0円 | 1~8万円 |
レッカー代 | 0円 | 5,000円~1万円 |
解体費用 | 0円 | 1~2万円 |
手続き費用 | 0円 | 約1万円 |
特徴 | ・手続き代行 ・費用無料 ・どんな車も買取 |
・手続き代行 *ディーラーのみ |
廃車買取業者へ依頼するメリット
- 費用0円!⇒レッカー代無料・解体費無料
- 全国どこでも無料出張査定
- 廃車にするような車でも買取価格がつくケースがある
- 面倒な手続きを無料で代行
次に、自分で廃車手続きを行う方法について詳しく解説していきます。
軽自動車の廃車手続きを自分で行う方法
ここからは、自分で廃車手続きを行う方法についてみていきましょう。
廃車の手続き
ではまず、軽自動車をスクラップにする場合の手続きから解説していきます。
まずは手続きの大まかな流れを頭に入れておきましょう。
車をスクラップにする
ここでは、車をスクラップにする際の手続きについて、お伝えしていきます。
まずは、手続きの流れを頭にいれておきましょう。
解体返納を行うにあたって必要な手続きを解説していきます。
ちなみに繰り返しになりますが、車をスクラップにする場合は費用0円で車を買い取ってもらうことができる廃車買取業者への依頼がおすすめです。
廃車をスクラップにする際の流れ
事前準備編
- 必要書類の準備
- 解体業者を探す/自動車の引き取り
- 管轄の軽自動車検査協会の確認
- ナンバープレートの取り外し
当日編
- 必要書類の作成と登録手数料の支払い
- ナンバープレートの返却
- 書類の提出と交付
- 税事務所へ車をスクラップにする旨の申告
後日編
- 保険の解約・税金の還付手続き
ではさっそく、車をスクラップにする際の手続きについてみていきましょう。
事前準備編:書類等の準備
事前準備
- 必要書類の準備
- 解体業者を探す/自動車の引取り
- 軽自動車検査協会の確認
Step1:必要書類の準備
まずは必要書類の準備からです。事前に準備が必要なのは下記の4つの書類です。
事前に準備が必要な書類
- 自動車検査証(車検証)
- 使用者の印鑑
- 使用済自動車引取証明書
- ナンバープレート(車両番号標)
自動車検査証・ナンバープレートについてはさきほど説明をしているので省略します。
車をスクラップにする場合は、さらに使用済自動車引取証明書が必要です。
使用済自動車引取証明書は軽自動車を引渡した際、引取業者から交付されます。
Step2:解体業者を探す・自動車の引取り
解体返納を自身で行う場合は車のスクラップ(解体)を行ってくれる解体業者を探し、自動車の引取りを依頼しなければなりません。
しかし解体業者はトラブルを避けるため個人での依頼を断る傾向にあります。
また車の引取り費用は2万3,000円~4万円かかります。
ただし車の状態が良い場合には3,000円~1万円の買取価格がつくこともあります。
またディーラーに依頼することもできますが、その場合は1~8万円の費用がかかるため、おすすめできません。
廃車買取業者 |
ディーラー/ スクラップ業者 |
|
引取費用 | 0円 | 1~8万円 |
レッカー代 | 0円 | 5,000円~1万円 |
解体費用 | 0円 | 1~2万円 |
手続き費用 | 0円 | 約1万円 |
特徴 | ・手続き代行 ・費用無料 ・どんな車も買取 |
・手続き代行 *ディーラーのみ |
廃車買取業者へ依頼するメリット
- 費用0円!⇒レッカー代無料・解体費無料
- 全国どこでも無料出張査定
- 廃車にするような車でも買取価格がつくケースがある
- 面倒な手続きを無料で代行
Step3:軽自動車検査協会の確認
軽自動車の廃車は軽自動車検査協会で行います。またどこの事務所でも手続きが行えるわけではなく、ナンバーによって管轄の事務所が異なります。
そのため手続きにあたっては事前に全国の事務所・支所一覧から確認しておきましょう。
ちなみに軽自動車検査協会は土日祝が休みなので手続きは平日のみとなっている点にも注意が必要です。
続いて軽自動車協会での手続きについて解説していきます。
当日編:軽自動車検査協会での手続き
ここからは当日の軽自動車協会での手続きについてお伝えしていきます。
当日の大まかな流れは下記のとおりです。
当日の大まかな流れ
- 必要書類の入手と作成
- ナンバープレートの返却
- 書類の提出
- 書類の交付
- 税事務所へ車をスクラップにする旨の申告
Step1:必要書類の入手と作成
まずは管轄の軽自動車検査協会にて下記の書類を入手して記入しましょう。
軽自動車検査協会で入手する書類
- 解体届出書(軽第4号様式の3)
- 軽自動車税申告書
ちなみに「解体届出書」は下記ページよりダウンロード可能です。
▶解体届出書のダウンロード
Step2:ナンバープレートの返却
続いて、軽自動車検査協会のナンバー窓口に取り外したナンバープレート前後2枚を返却します。
Step3:軽自動車検査協会窓口で書類を提出する
ナンバープレートの返却が終わったら軽自動車検査協会窓口で下記の書類を提出します。
軽自動車検査協会窓口で提出する書類
- 使用済み自動車取引証明書(移動報告番号、解体報告登録日の記入、捺印がされたもの)
- 解体届出書(軽第4号様式の3)
- 車検証
- 軽自動車税申告書
続いて交付書類を受け取ります。
Step4:交付書類の受け取り
先ほど提出した書類に不備がなかった場合は、以下の証明書が交付されます。
軽自動車検査協会窓口で交付される書類
- 軽自動車税申告書
最後に忘れないように自動車税の納付停止の申請を忘れずに行いましょう。
Step5:税事務所へ永久抹消の申告
最後に軽自動車検査協会内の自動車税事務所にある税申告窓口で軽自動車税申告書を提出しましょう。この提出が終われば、翌年から軽自動車税の請求が止まります。
後日編:還付金の手続き
廃車を行うと、自動車重量税・自賠責保険・任意保険が還付されます。
ただし軽自動車の場合は税金の支払いが後払いになっているため自動車重量税の還付がありません。
次に車の利用を一時的に停止する際の手続きについて紹介していきます。
車の利用を一時的に停止する
まずは、手続きの流れを頭にいれておきましょう。
車の利用を一時的に停止する際の流れ
事前準備編
- 必要書類の準備
- 管轄の軽自動車検査協会の確認
- ナンバープレートの取り外し
当日編
- 必要書類の作成と登録手数料の支払い
- ナンバープレートの返却
- 書類の提出と交付
- 税事務所へ車の利用を一時的にする旨の申告
後日編
- 保険の解約・税金の還付手続き
ではさっそく、車の利用を一時的にする際の手続きについてみていきましょう。
事前準備編:書類等の準備
事前準備
- 必要書類の準備
- 軽自動車検査協会の確認
- ナンバープレートの取り外し
Step1:必要書類の準備
まずは必要書類の準備からです。事前に準備が必要なのは下記の3つの書類です。
事前に準備が必要な書類
- 自動車検査証(車検証)
- 使用者の印鑑
- ナンバープレート(車両番号標)
自動車検査証は原本が必要となります。
もし紛失してしまった場合は、車を購入したお店に再発行してもらうか自分で再発行手続きをおこないましょう。
また印鑑については自動車検査証に記載の使用者の方の印鑑をもっていきましょう。
ナンバープレートについては取り外しの際に注意点がありますが、後ほど解説します。
Step2:軽自動車検査協会の確認
軽自動車の廃車は軽自動車検査協会で行います。
またどこの事務所でも手続きが行えるわけではなく、ナンバーによって管轄の事務所が異なります。
そのため手続きにあたっては事前に全国の事務所・支所一覧から確認しておきましょう。
ちなみに軽自動車検査協会は土日祝が休みなので手続きは平日のみとなっている点にも注意が必要です。
Step3:ナンバープレートの取り外し
ナンバープレートに関しては、自分で取り外しをしてはいけないので注意が必要です。
もし勝手に取り外してしまった場合は違法になり、50万円以下の罰金が科せられます。
そのため、ナンバープレートを取り外す場合は業者に依頼しましょう。
またナンバープレートを取り外した車は公道を走ることができないため、当日の交通手段については事前に確認しておくことをおすすめします。
続いて軽自動車協会での手続きについて解説していきます。
当日編:軽自動車検査協会での手続き
ここからは当日の軽自動車協会での手続きについてお伝えしていきます。
当日の大まかな流れは下記のとおりです。
当日の大まかな流れ
- 必要書類の作成と登録手数料の支払い
- ナンバープレートの返却
- 書類の提出
- 書類の交付
- 税事務所へ車の利用を一時的にする旨の申告
Step1:必要書類の作成と登録手数料の支払い
まずは管轄の軽自動車検査協会にて下記の書類を入手して記入しましょう。
軽自動車検査協会で入手する書類
- 自動車検査証返納証明書交付申請書/自動車検査証返納届出書
- 軽自動車税申告書
- 申請手数料(350円)
申請手数料350円は当日窓口にて支払います。
ちなみに「自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書」は下記ページよりダウンロード可能です。
▶自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書のダウンロード
Step2:ナンバープレートの返却
続いて、軽自動車検査協会のナンバー窓口に取り外したナンバープレート前後2枚を返却します。
Step3:軽自動車検査協会窓口で書類を提出する
ナンバープレートの返却が終わったら軽自動車検査協会窓口で下記の書類を提出します。
軽自動車検査協会窓口で提出する書類
- 自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書
- 車検証
- 軽自動車税申告書
書類に不備がある場合は交付書類の受け取りに時間がかかるため、見本を確認しながら間違えや記入漏れなどがないように注意しましょう。
Step4:交付書類の受け取り
先ほど提出した書類に不備がなかった場合は、以下の証明書が交付されます。
軽自動車検査協会窓口で交付される書類
- 自動車検査証返納証明書
- 軽自動車検査証返納確認書
こちらは軽自動車の使用を一時的に停止したあと、再度車を使用したいときに必要となるので紛失しないように大切に保管しておきましょう。
Step5:税事務所へ一時抹消の申告
最後に軽自動車検査協会内の自動車税事務所にある税申告窓口で軽自動車税申告書を提出しましょう。
この提出が終われば、翌年から軽自動車税の請求が止まります。これで当日の手続きは完了です。
続いて還付金の手続きについて解説していきます。
後日編:還付金の手続き
廃車を行うと、自動車重量税・自賠責保険・任意保険が還付されます。
ただし軽自動車の場合は税金の支払いが後払いになっているため自動車重量税の還付がありません。
還付金の詳しい手続きについては「廃車手続き完全ガイド!必要書類から還付金・注意点まで解説」を参考にしてください。
次に軽自動車を廃車にする上での注意点についてみていきます。
軽自動車を廃車にする際の注意点
ここでは軽自動車を廃車にするにあたっての注意点について解説していきます。
廃車をするうえでの注意
- 軽自動車は自動車税の還付がない
- 車の所有権について確認する
では一つずつ解説していきます。
軽自動車は自動車税の還付がない
繰り返しになりますが、普通自動車と異なり軽自動車は自動車税の還付がありません。
というのも、軽自動車の場合、自動車税の納入が後払いだからです。
しかし自賠責保険・任意保険の保険料は還付されるので忘れずに手続きを行いましょう。
車の所有権について確認する
車を廃車にする場合、所有権を自分自身にしておく必要があります。
そのため、譲り受けた車であったりローン返済中の場合は事前に名義変更が必要です。
ちなみにローンの返済中の場合は、所有者がローン会社またはディーラーになっているので、廃車にする際はローン会社またはディーラーと相談しましょう。
まとめ
この記事では「軽自動車を廃車にする際に必要な手続き・費用」から「廃車にする際の注意点」まで詳しく解説してきました。
もちろん自分で手続きをすることもできますが、車をスクラップにする場合は廃車買取業者に依頼すれば、時間もお金もかけずに廃車ができることがお分かりいただけたかと思います。
また廃車買取業者はどんな車でも0円以上の買取価格がつくため、少しでもお得に廃車をしたいという方は、ぜひ廃車買取業者の利用をおすすめします。
- 公開日: 2020-09-02
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