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Jul
車査定の基礎知識
更新日: 2021-01-05
買取額アップにつながるオプションを紹介!車査定で評価されるオプションと賢い売却法
この記事のポイント
- オプションの種類は「メーカーオプション(純正オプション)」「ディーラーオプション(純正オプション)」「社外オプション」の3つ
- 査定で最も評価されるオプションはメーカーオプション
- 社外オプションを装備している車も、そのまま査定を受けるのがおすすめ
車の査定額は走行距離や年式、車種に加えてオプションの有無や種類によって大きく変わってきます。たとえば車査定の際に、ナビがついていると評価にプラスに働きますが、タイヤは査定額にほとんど影響しません。
このようにオプションの種類によって査定額に与える影響は異なります。まずオプションがどのように影響を与えるか把握するまえに、オプションは大きく分けて「メーカーオプション(純正オプション)」「ディーラーオプション(純正オプション)」「社外オプション」の3種類があることを知っておきましょう。
3種類のオプションのなかでも、特に査定額アップに繋がりやすいのが「純正オプション」です。 一方で「社外オプション」は査定の際に評価されにくい傾向にあります。
この記事では、査定額アップにつながるオプションを紹介したうえで、車の賢い売却法まで解説していきます。
この記事を読めば、査定額を引き上げることができるようになります。ぜひ活用してみてください。
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オプションは大きく分けて3種類
査定で高く評価されるオプションを紹介する前に、まずはオプションの種類について解説していきます。 オプションは以下の3種類に分類され、種類に応じて査定額が変わってきます。
オプションの種類
- メーカーオプション(純正オプション)
- ディーラーオプション(純正オプション)
- 社外オプション
まずは、お持ちのオプションがどれに当てはまるか確認してみてください。
メーカーオプション
メーカーオプションは純正オプションとも呼ばれており、車を製造する過程で取り付けられるオプションです。納車段階で既に車に取り付けられており、納車後に取り付けることはできません。
サンルーフやヘッドライトセットなどがあり、オプションのなかでは最も査定額アップに繋がりやすいのが特徴です。
ディーラーオプション
ディーラーオプションも純正オプションと呼ばれることが一般的です。ディーラーオプションはその名の通り、ディーラーに依頼して取り付けるオプションのことを指します。メーカーオプションと異なり、納車後も取り付けることができるのが特徴です。
例としては、フロアマットやシートカバー、そしてアルミホイールなどが挙げられます。
車両によっては取り付けが難しいため、あらかじめ自分の車に取り付けが可能かディーラーに確認する必要があります。
社外オプション
社外オプションはメーカー以外のオプションのことで、カー用品店や整備工場などで購入したオプションのことを指します。
純正オプションと比較して値段がお手頃なのが魅力ですが、その分車を売るときには大きな評価を受けることは少ないのが現実です。
査定額アップにつながるオプションと評価にならないオプション
オプションによっては社外品の方が機能やスペックが優れていることがありますが、上述したように車を売却する際は純正品の方が査定にプラスに働きます。ここでは、どんなオプションがどういったケースで評価されるのかを解説していきます。
査定額アップに繋がるオプション
ここでは査定額アップに繋がる代表的なオプション6つについて紹介していきます。査定額アップにつながる順番は次の通りです。
査定額アップにつながる順
安全装備>ナビ=レザーシート=サンルーフ>電動スライドドア>オーディオ
※あくまで目安で、オプションの種類などによって査定額は変わりますでは早速それぞれのオプションについて詳しくみていきましょう。
安全装備(衝突軽減ブレーキ、前後誤発進抑制装置、車線逸脱警報など)
近年、評価が高まっているのが衝突軽減ブレーキや前車追従型クルーズコントロール、車線逸脱警報などの安全装備です。こちらは後付けができないため希少性が高く、特に査定額のアップにつながります。
現在販売されている車は自動ブレーキやカメラ・レーダーが装着されていることが多いです。その中でも衝突軽減ブレーキやレーザークルーズが装備されている車は高く評価されます。
ナビ
ナビも基本的に査定額アップにつながることが多いです。
純正オプションはもちろんのこと、社外オプションでも査定額アップが見込めます。ただし取り外しができるポータブルカーナビの場合は、純正オプションのように車に一体化させるタイプほど査定額アップは期待できません。
ナビはモデルによって音声認識やスマホ連携といった機能も付いています。当然ですが、高機能であればそれだけ高く評価されます。
レザーシート
レザーシートも査定額アップが期待できるオプションです。レザーシートは高級感を演出できる・埃が溜まりにくい・水濡れへの耐久性に優れているというメリットもあります。
特に本革シートが付いている車は人気があるので、査定の際には交渉の余地が広がる可能性があります。
サンルーフ
サンルーフも需要が高いオプションで、こちらも査定額アップにつながりやすいオプションです。
天井からの景色が魅力で、ドライブの際には特に解放感を感じることができるのが人気の理由です。セダンの場合は、10万円程度のプラスになることもあります。
電動スライドドア
電動スライドドアはミニバンに限定された装備です。
荷物を抱えた状態でも開け閉めが簡単にできるため、特に小さなお子様がいる家庭に好まれやすいオプションです。
スライドドアが標準グレードにはついてはおらず、上級グレードにしか標準装備されていない場合は特に査定額にプラスに働きます。
オーディオ
純正オーディオであれば査定額アップにつながることもあります。特に、高級オーディオは高い評価を得られ、査定額に反映されやすくなります。
ただし、市販品やプレミアのつかないオーディオの場合は査定額にほとんど影響がありません。
査定額にほとんど影響しないオプション
オプションのなかには、以下のようにほとんど査定額に影響しないものも存在します。
査定額プラスになりにくいオプション
- ETC
- ホイール
- タイヤ
念のため、これらのオプションについて確認しておきましょう。
ETC
ETCはネットや量販店などで安価に購入できるため、査定額にはほとんど影響がありません。
またETCを外す際はテープや傷跡が残ってしまうことが多いため、そのまま売却するのがおすすめです。
ホイール
ホイールもETCと同様、査定額にはプラスに働きにくいオプションです。
しかしインチアップしている場合は、査定額アップが期待できることもあります。
タイヤ
タイヤもほとんど査定額に影響しません。そのため、査定額を上げるために新品のタイヤに取り替える必要はありません。そのままの状態で査定を受けることをおすすめします。
ここでは車査定で評価されるオプション、評価されにくいオプションについて紹介しました。リセールバリューを考えたうえで車を購入する際は、上記を参考にしてオプションを付けるかどうかを検討することをおすすめします。
またオプションとは異なりますが、カラーリングも査定額に大きく影響します。特に白やブラックやブラックメタリックは年齢・性別問わず受け入れられやすい色であるため人気です。
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ここまでオプションの種類と査定額アップに繋がるオプションを具体的に紹介してきました。
次の章では社外オプションを装備している車の査定額をアップさせる方法について紹介します。
社外オプションを付けている車はそのまま査定を受けるのがおすすめ
社外オプションを付けている場合は、外さないで査定を受けることをおすすめします。
理由としては、純正オプションほどは評価されなくても査定に有利に働く社外オプションもあるためです。
またオプションを取り外す際に車体に取り外しの傷が残ってしまったり、車体に傷が付いてしまうことを避けられるというメリットもあります。
車体に傷が付いてしまうとそれだけで査定額が落ちてしまうため、よほど社外品を使使いまわしたいといった希望がなければ、そのままにしておくことをおすすめします。
社外オプションの中でもアルミホイールやオーディオ、カーナビといった装備品は査定額アップが見込めます。
まとめ
この記事では、査定額アップにつながるオプションと社外オプションを装備している車の査定額をアップさせる方法を紹介してきました。
自分の車はどれくらいの査定額が期待できるのか、次の車を購入するときにどんなオプションをつけるのかの判断材料にしていただければ幸いです。
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