こんな方にオススメ!

車を手放す際、誰しも「少しでも高値で売却したい」と思いますよね。しかしながら、価格検討自体の期間を長く取る方はそこまでいないのではないでしょうか。購入時は新車だったとしても1度でも乗ってしまえば中古車扱いになりますし、乗る期間が長くなるほど走行距離も伸びるため、車自体の価値はどんどん下がっていきます。また、車検についても考慮する必要があります。車検のタイミングで乗り換える人も多いので、自分が手放そうとしている車と近い年式・走行距離の車が市場に増えるのです。中古車需要に対して供給が増えるため、車検切れのタイミングで売却すると高額査定が難しくなることもあります。そのため、自分の車は「このくらいで売れる」「手放すならこのタイミング」という目安を知ることで、よりお得に車を売却することができます。 このページでは、ナビクルから査定を申し込んだ人の車がどのくらいの価格で売れているのか、実績の多い10車種についてその相場の変遷と傾向を見ていきます。ただし、今見ている相場はあくまでも「過去の相場~統計分析で算出した未来相場予測」です。査定してもその金額で手放せる保証はありませんが、査定相場は時間と共に下がっていくのが普通。車を売却しようと思ったら「直ちに査定し、できるだけ早く売却する」ことが、少しでも高値で手放す上で必須です。現実的な相場感を知り、納得いく車の売却を目指しましょう。
※査定相場推移グラフは日々変動しております。記事執筆時点の相場予測を反映していることをご了承ください。

目次

ナビクルでの査定実績TOP10車種の査定相場推移

まとめ

 

スズキ ワゴンR の査定相場推移

常に販売台数上位を占めるスズキワゴンRは流通量が十分に確保されているため、ある程度決まったペースで値落ちしていく傾向にあります。

しかし、10月に一段大きめに下落していますが、これは2012年夏に現行型にモデルチェンジした車の流通量が増え、販売台数のボリュームが影響しているからと考えられます。他にも先代モデルの最終世代の車検時期が到来していることも、少なからず相場に反映されているのでしょう。

軽自動車は車検がついていれば買い手がつきやすく、安定した売れ行きが見込めるため価格は比較的安定する傾向にあります。しかし、取引価格に「予定調和」は存在しないので、突如下落が大きくなる局面も出現します。

こういった事情をふまえると、売却の検討に入られたら、できるだけ早めに査定をされることをおすすめします。

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ホンダ オデッセイ の査定相場推移

新車では200万円台から300万円を挟んでの価格帯で比較的高価な車です。これもやはり5年目を過ぎそろそろ乗り換えを検討する時期に入ってきた状況ということでしょう。

ここで注目していただきたいのが、10月から相場が急激に落ちていることです。 下落要因として考えられるのが、この時期に出始めた現行車種の追加情報の噂と、2015年10月末に行われたモーターショーにおいて、オデッセイのハイブリッドモデルが発表されたことです。このモデルはファン待望だったといっても過言ではありません。 さらにこれまでは、全高1,550ミリ以下に抑えマンション居住者に対して訴求できるミニバンを提供してきましたが、現行型では大幅に全高が高くなり、それを嫌気するユーザー層も少なからずいるため、現行型オデッセイは販売台数が苦戦しています。

しかし今回のハイブリッドモデルの追加発表で、ようやく再評価されるのではという期待感が自動車流通業界に広がったという面は否定できないでしょう。このニュースによってRB3型、そして現行型前期のオデッセイからの「乗り換えが促進されるだろう」という目論見とが市場に影響し、相場動向が敏感に反応したことから旧モデルの相場が一気に下落したことが考えられます。

ただ、オデッセイハイブリッドの発売時期は2016年早春の予定です。この相場がいつまで、どのくらいまで下落していくのかは極めて不透明な状況のため、もし売却を検討されているのであれば、速やかに一度査定し、できるだけ早く売却した方がよい車だといえるでしょう。

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ホンダ フィット の査定相場推移

まだまだ需要があって、これから売りに出る車も十二分にあるフィット。ハイブリッドモデルにこだわらなくても燃費は比較的良好です。需給がそれぞれの年式、走行距離、装備グレード、色などで安定した相場推移をしています。

相場の安定は需要だけでもダメですし、供給がばらついていてもダメなのです。フィットが乱高下もなく安定的に推移しているのは、中古車市場における需給の安定という安心材料が揃っている優等生だからなのでしょう。

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ダイハツ ムーヴ の査定相場推移

相場の状況はワゴンRとほぼ同じで、安定した需給に加え、軽自動車で車検がつくと相場を押し上げる効果が作用しているのでしょう。グレードLというのは人気が集中するような特殊なグレードではありません。そのようなグレードでこの相場を形成するのは中古車界の優等生といってもいいでしょう。

ちなみに現行型は他の車と変わらなくなってしまいましたが、かつてムーヴは横開き式のバックドアが標準だったことがあります。同じ軽自動車のワゴンRは跳ね上げ式バックドアだったこともあり、このバックドアにこだわって選ばれている方もいました。そんな背景から根強い支持層がいるため安定した推移を示しているのかもしれません。

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トヨタ エスティマ の査定相場推移

エスティマは、軽自動車と似たような相場の動きを見せています。実はこれも車検が相場を下支えしているのです。軽自動車の車検は最低5万円弱かかりますが、エスティマクラスだと平均16万円以上とかなりお金がかかります。そうなると車検がつくメリットは軽自動車以上になります。

実はこのモデルはかなり息が長く流通量も豊富で、トヨタ車という時点で需要もなかなか衰えません。そのため絶対的にはかなり高価格帯での相場変動域にあるとのです。

そして、波形だけでなく金額にも注目していただきたいのですが、通常の月でも3万前後、10月〜12月の間では月間で10万円前後の変動を記録しています。この金額はけっして見過ごせるものではありません。もし売却を検討しているならば、少しでも早く査定を依頼し売却すべき頃合いだと思います。

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ホンダ ステップワゴン の査定相場推移

ステップワゴンも相場の変遷がとても優秀です。これもフィットと同じ傾向で、需要に対して安定した供給量が確保できているのです。まだ車検まで少し時間もあるのかその影響も少ないのでしょう。

価格の絶対的な落ち込みもぜひ注意していただきたいところ。このくらいの値落ちをどう判断するか、手放すタイミングをいつにするか常に悩みがつきまとう価格推移といえるでしょう。

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ホンダ ライフ の査定相場推移

相場の遷移を示す曲線自体はムーヴやワゴンRの時と似ています。ただ車検をまたいで下支えされてはいるものの、ずいぶんと軽微なのがわかると思います。これはライフが絶版車だからというのがその最大の理由でしょう。

かつてライフといえば、人気車種で指名買いするする人も少なくなかった車ですが、現行車種でライフは販売されておりません。現在、ホンダの軽自動車はNシリーズのように新設計された次世代の軽自動車に主役の座を譲っています。

やはりイメージがわく、印象に残るということは車の売買、需給関係を維持する上で重要な要素です。車検つきにも関わらず盛り上がりがさほど大きくないのは、需要があまりないからといえるでしょう。

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トヨタ アルファード の査定相場推移

比較的エスティマの状況に近いといえるでしょう。しかし車検月の相場グラフをご覧頂くと「踊り場」があります。サンプルのグレード240Sリミテッドは特別仕様車ですが、2010年秋に同じベース車両で装備充実のプライムセレクションが登場しています。その車がこのタイミングで車検の時期を迎えますので、押し出されるように相場が下がる局面を迎えたといってもいいかもしれません。これより新しいモデルが装備もより良くなっているので、先代アルファードの中では強気になれる要素はかなり少ないといえるでしょう。

モデルチェンジも経ていることを考えると、今後、月ごとの下げ幅の拡大や、他の下落要因も出てくる可能性もあるので、売却を考えている方は、少しでも早く査定されることをおすすめします。

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日産 セレナ の査定相場推移

アルファードと比べるとその差は顕著で、車検を経ても上昇や踊り場もなく下落しています。要因として、セレナは新車の値引きがよく行われているため新車購入が多く、中古車市場においては需要より供給が過多になっているからと考えられます。さらに当該車両の次のモデル(現行型C26)もモデルチェンジの噂がちらほら聞こえてきていることから、このような価格推移を示しているのでしょう。

今後も大きな値下がりは起こらないと考えられるので、自分の売りたいタイミングを決めてからの査定でもよいでしょう。

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トヨタ ヴォクシー の査定相場推移

安定の人気車種ですが、順調な値下がりが続いています。6年落ち2000ccクラスのミニバンの買取相場として100万円前後というのは、かなり優秀な価格ではないでしょうか。しかしヴォクシーは、最新型へのモデルチェンジとハイブリッドモデルも登場したため好調に代替えも進んでいます。

そうなると、現在の下落幅は2万円前後で落ち着いていますが、今後は需給バランスなどの影響でこの下げ幅が大きくなることも予想されます。絶対的に残存価値のしっかり残っている時期だからこそ、早めの査定、早めの売却をおすすめします。

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まとめ

これらの相場推移の分析をふまえて、査定相場に影響するポイントを以下にまとめてみました。

100%確実に当てはまるわけではありませんが、これ以外の車種でも同様の傾向を示すことが多いです。

ナビクルでは過去-現在-未来の査定相場を見ることができます。以下の傾向を参考にぜひ、愛車の相場をチェックしてみてください。

・軽自動車は価格と乗りやすさから人気があるため、相場推移は緩やかな傾向を示している。
・モデルチェンジ・マイナーチェンジの噂が流れ始めると、価格下落の推移を示す。
・相場の推移は車の需給のバランスで決まるので、下落幅が大きい場合は供給過多気味であることも頭に入れておくことも必要。

 

ライタープロフィール

中込健太郎(なかごみけんたろう)

大手自動車買取販売会社にて、クルマの売買業務を経た後、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事。その他に、企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなども担当。その後フリーランスライターに転向し現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。NAVI CARS他で執筆中。また「クラシックカー美女」テキストも担当している。温泉ソムリエ、二級小型船舶操縦免許所持。