スムーズに安心売却

環境の変化や新しい車への乗り換えなど、車を売ろうとする理由には色々なものがあります。

しかしどんな人であっても、安心感をもって買取してもらいたいという点では同じだと思います。

「はじめて車を売るけれど、何から始めればいいか分からない。」

「久々に車を売るので、どんな書類が必要か忘れてしまった。」

「少しでも高く売りたいけれど、どこに注意すればいいんだろう。」

「トラブルに巻き込まれたらどうしよう。」

この記事ではそういった不安を解消するために、一般的な車買取の流れを紹介します。

車を売るための流れを把握し、各ステップにおける注意点を知っておくだけで、ぐっと車を楽に売ることができ、トラブルも避けることができます。

また車を高く買取ってもらうためのポイントについても解説してますので、この内容を生かして少しでも高く買取ってもらいましょう。

目次

車を売却する3つの方法

車を売る主な方法には「中古車買取店での買取」「個人売買・オークション代行」「ディーラー下取り」などがあります。

この中で一番手軽な方法としては「ディーラー下取り」なのですが、本来は車を販売する業者ということに加え売却ルートの少なさなどもあるので、比較的査定額は低くなりがちです。

そういった事情があるので、車を高く買取って欲しいという人にはあまりおすすめできません。

また「個人売買・オークション代行」などについても契約不備や車両トラブル煩雑な法手続きなどが起きる可能性が高いので、一般の方にはおすすめできるものではありません。

そこでこの記事では、一般的かつ、高く買取ってもらえる傾向の高い「中古車買取店での買取」について説明していきます。

愛車の相場価格から売却後の入金完了まで

まずは車を買取ってもらう際の全体の流れについて全6STEPで解説していきます。

安心して高額売却するためにもまずは各ステップを理解していきましょう。

ステップ1〜ステップ6まで、1週間程度かかるケースが一般的です。

次に、各ステップについて詳しく見ていきましょう。

STEP1. 愛車の相場価格を調べる

車の売却を決めたら、まずは自分が乗っている車の相場価格を調べましょう。

実際に車の査定相場を知っているかどうかでは大きな差があります。

というのも相場感を知っておくことで「安く買い叩かれない」「査定額の値上げ交渉に使える」などのメリットが生じるからです。

提示された査定額が相場より著しく低くても、そもそも相場を知らなければ、安く買い叩かれていることに気づくことすらできません。

最近では個人でもスマホなどで簡単に相場価格を算出できるので、まずは愛車情報を入力しておおよその相場感を知っておきましょう。

メーカーから愛車の相場を調べる

STEP2. 買取店を選ぶ

実際に持ち込む店舗を選ぶ基準ですが、一番良いのはネットで検索した時に出てくるユーザーの生の声である口コミや評判を元に判断することです。

もしあなたの近所の買取店評価が悪く、「担当者が高圧的だった」「後から減額された」などのネガティブな口コミが多ければその業者は避けるべきでしょう。

逆に優良な買取店は「対応が丁寧だった」「満足できる金額だった」といった意見が多いので、そういったポジティブな意見が多い業者を選びましょう。

また他の基準では買取店が「JADRI」という団体に属しているかどうかで判断することもできます。

JADRIに登録されている買取店一覧や口コミ情報を見る

JADRIとは

買取・査定行為に対して厳格な審査基準があり、審査を通過した優良とされる買取業者のみが登録できるのが、JADRI(日本自動車流通研究所)になります。

買取トラブルとしてよく挙げられる査定後の減額という再査定問題がありますが、JADRIではこの再査定を禁止しているのでそういったトラブルの心配もありません。

はじめて車を売るということであれば、まずはこうした第三者機関に登録されている業者を利用することをおすすめします。

日本自動車流通研究所 JADRI

STEP3. 必要書類を集める

買取店へ連絡をする前に必要な書類などを用意しておくと取引をスムーズに進められるだけでなく、買取店に好印象を持ってもらえるので、可能ならば準備しておきましょう。

普通自動車を売る場合と軽自動車を売る場合では、必要な書類がやや異なります。

いかに必要な書類をまとめましたので、参考にしてください。

必要書類 普通自動車 軽自動車
自動車検査書(車検書) ※1
印鑑登録証明書 ※2 -
自賠責保険証明書 ※3
自動車納税証明書 ※3 -
軽自動車納税証明書 ※3 -
実印 -
印鑑(認印可) -
リサイクル券

※1. 現住所と氏名を確認
※2. 発行1ヶ月以内のものを2通 (1通で大丈夫という業者もあります)
※1・※2. 自動車検査書と印鑑証明書の住所が違う場合には下記書類も必要となります。
結婚をして性が変わっている場合: 戸籍謄本
住所変更が1度: 住民票
住所変更が複数: 戸籍の附票もしくは住民票の除票
※3. 有効期限が切れていないもの
※4. 預託済みの場合

車を売る時に必要な書類チェックリスト

STEP4. 申し込み・査定依頼をする

必要書類と買取店情報が集まったら、実際に買取申し込みをしましょう。

基本的には販売店と連絡を取りその指示に従うだけですが、人によっては車の査定方法に向き不向きがあるので、下の表を参考に自分にあった方法を選びましょう。

出張査定 持ち込み査定
売るまでに時間的余裕がある人 直ぐに車を売りたい人
こちらから行く手間を省きたい人 こちらの好きなタイミングで行きたい人

一般的には無料での査定が基本ですが、極まれに有料のケースもあるので確認しておきましょう。

STEP5. 買取契約・車両引き渡しする

査定額に納得ができたら、いよいよ契約です。

用意しておいた書類を販売店に渡せば必要な手続きを進めてくれますので、指示に従いながら進めてください。

またこの引き渡しまでの間に、下記事項をチェックすることを忘れないようにしましょう。

  • 社内に忘れ物がないか確認
  • ナビに残っている個人情報を削除
  • ドライブレコーダーやオーディオ内のメディアを忘れてないかチェック

この後は所有権が移ってしまうので、思い出として写真を撮っておくこともおすすめします。

引き渡し後によくあるトラブルについて

STEP6. 入金確認する

車両引き渡しが完了したら後は入金を待つだけです。

買取店によっては2日前後で入金されるケースもありますが、店舗によって差があるので事前に何日かかるのか聞いておくと安心です。

この入金確認を持って取引完了になります。

上記までが一般的な車の売却方法になりますが、上記の流れを覚えても一般的な車売却ができるだけです。

ここからは意識するだけでより高く買取られるポイントの紹介や、取引トラブルの対応方法について説明したいと思います。

せっかく売るのであれば高く売りたいという人が多いと思いますので、ここからの情報も参考にして後悔しない取引を実現しましょう!

愛車を少しでも高く売る際に意識する5つの基本

ここにあることを用意しておくとプラス査定になる可能性があるので、ぜひとも用意したいところです。

整備手帳の用意

整備手帳は通称メンテナンスノートともいわれるもので、今までの整備記録などが書かれたものになります。

今まであまり整備してこなかったとしても、破棄・紛失してしまったと偽らないようにしましょう。

車の簡単な整理・清掃を行う

車を清掃しておくと、査定士から良い印象を持たれるので簡単に掃除しておくと良いでしょう。

こちらは直接査定額に影響する要素ではないので、簡単に済ませるレベルで大丈夫です。

取り外した純正品やスペアキーを用意

純正オプションは査定額アップに繋がりやすいので、残っているようであれば事前に用意しておきましょう。

買取業者を比較する

車買取業者によって売却ルートが異なっていたり得意な車種が異なる場合があるので、査定額が10万円〜30万円以上違うということは比較的よくあります。

そうしたことを踏まえると、買取業者を比較するという方法が1番楽で効果が大きいです。

複数店舗を回る労力があればぜひ比較してみましょう。

一括査定サービスを利用する

買取業者を比較するだけで買取価格は大きく高くなりますが、店舗を1つずつ回るのは労力と時間がかかります。

もし複数店舗を回ることが面倒であれば身近にあるJADRI加盟の買取業者へ一括連絡してくれる一括査定サービスなどを利用するのも手です。

契約後のトラブル対処 Q&A

  • 契約後に買取額が減額された場合どうすればいい?
    事故歴や傷を正直に申告していた場合契約破棄や減額を認める必要はありません。
    もし業者に取り合ってもらえない場合は消費者生活センターに相談しましょう。トラブルについては「車買取トラブルに巻き込まれないためには?トラブル事例と対処方法を解説」で詳しく解説してあるので参考にしてみてください。
  • 後で修理費を請求された場合どうすればいい?
    事故歴などを正直に申告していた場合基本的に応じる必要はありません。揉めてしまった場合には消費者生活センターに相談しましょう。

車両受け渡し後に揉めるケースが多いですが、正直な申告をしていた場合にはこういったトラブルに巻き込まれることは基本的にありません。

事故歴があっても黙っていればバレないなんてことはないので、無用なトラブルを避けるためにも正直に話しておきましょう。

それでも車両受け渡し後の再査定について不安が残るようであれば、買取業者を選ぶ時に再査定による減額を禁止しているJADRI加盟店を選ぶことをおすすめします。

ローン残債や修復歴がどう影響する? Q&A

  • ローンがあっても買取してもらえるの?
    所有者の名義や残債によって変わりますが、売却自体は可能です。 詳しくは「ローンが残っていても売却は可能!」を参考にしてみてください。
  • 修復歴ありでも買取してもらえるの?
    多くの店舗では買取してもらえますが、査定額は下がってしまうようです。とはいえ隠して査定してもらっても査定士には分かってしまうので、正直に答えるほうがよいでしょう。
    詳しくは「隠してもバレる?!事故車の修復歴の調べ方」を参考にしてみてください。

まとめ

ディーラー下取りは楽ですが、高額で買取ってもらいたい場合には買取業者への売却は避けられない道です。

はじめてだと大変そうという印象もありますが、流れを理解していれば難しいことはありません。

この記事にあるステップを1つずつ確実にこなしていけば誰でもできるので、ステップ1の車の相場を知ることから始めてみてください。