カレンダーと時計

愛車を手放す時は、相場よりも高い値段で売却したいですよね。

車をできるだけ高く売却したいなら、「高く売れる時期」を知っておくべきです。

車は1年を通して買いたい人が多い時期とそうでない時期が明確に存在するので、需要がある時期に売却すれば高額買取を実現できます。

反対に時期が悪いと損をしてしまう恐れもあるので注意が必要です。

車を売却すると売却代金に税金がかかります。実はこの税金、売却する時期によってかかる場合とそうでない場合があるのです。

車の価値は時間の経過とともに常に下落していくため、なるべく早く売るに越したことはないのですが、時期を調節できるのであれば高額売却できる時期に合わせることをおすすめします。

そこでこの記事では、

  • 車を高額売却できる時期
  • 税金・費用がかかる時期
  • 時期以外で車をなるべく高く売却するコツ

について解説します。愛車をなるべく高く売却する方法を知ることができます。ぜひ参考にしてください。

目次

車を売る時期によって得する金額が変わる

冒頭でもお伝えしたように車を売る時期によって得する金額は変わるので、売却時期の選定は大切です。

少しでも高く売却するには、車の需要が高くなる時期を選びましょう。

また少しでも損をしないためには、税金がかかる前までに売却することをおすすめします。

それぞれの具体的な時期について、詳しく解説していきます。

高額売却できる時期

結論から言えば、車を高額売却できる時期は「1月〜2月」と「7月〜8月」です。

それぞれの根拠をお伝えします。

1月・2月が最も高く買い取りされる

買取査定額は1月~2月が最も高くなりやすいです。

その根拠は2つあります。

  • 繁忙期の3月に向けて買取を強化するから
  • 3月は中古車買取業者の決算月にあたるから

中古車買取業者の多くは、3月の販売に向けて1月〜2月を買取強化月間としています。

3月は中古車市場が活発になると言われる月です。

一般社団法人日本自動車販売協会連合会が発表している統計を見ると、3月の中古車登録台数(新規・移転・変更業務を行った中古車台数)が1年の中で最も多く、中古車売買が頻繁であるとわかります。

これは進学や就職、異動などを機に車を買い替える人が多いからです。

業者も1年を通して最も中古車が売れる3月をターゲットに、1月〜2月で在庫を増やしておきたいので、査定額もそれに伴い上がるのです。

また3月は中古車買取業者の決算月でもあるので業者は決算を迎えるまでに、1台でも多くの中古車を売りたいと考えます。

上記に上げた理由により1月〜2月は仕入れを積極的に行い、普段よりも高額な査定が出やすいのです。

次点で7月~8月が高い

次点では7月〜8月が高額買取月となっています。

こちら下記2つの根拠があります。

  • 夏のボーナスで中古車を買う人が多いため
  • 中古車買取業者の多くは9月を半期決算月としているため

一般的な公務員や企業に勤めるサラリーマンは、6月後半〜7月上旬に夏のボーナスをもらいます。車の購入時はまとまったお金が必要になるため、ボーナスを頭金にして中古車を買う人が多い傾向にあります。

車買取業者もこのボーナス需要に応えるために、7月〜8月は普段よりも高額で中古車買取をする可能性が高いと言えます。

また9月は中古車買取業者の半期決算月です。決算月と同様、業者は9月末までになるべくたくさんの中古車を販売したいと考え、7月〜8月は在庫を確保するためにも買取強化傾向にあります。

以上が高額売却できる時期です。続いて税金・費用が掛かってしまう時期を見ていきましょう。

税金・費用が掛かる時期

売却する時期によっては、税金や費用がムダに掛かってしまう可能性があるので注意して下さい。

車を売却する際、なるべく避けたほうがいい時期・タイミングについて紹介します。

4月

4月に車を売却すると、損をしてしまう可能性があります。

これは「自動車税」が関係しています。

自動車税は、4月1日時点の車の所有者(車検証の氏名欄に氏名が記載されている人)に対して課せられる税金です。自動車税の納税通知は5月中旬頃に届き、5月31日までに1年分を前払いする必要があります。

そのため4月1日以降に車を売却した場合は、車が手元にないにも関わらず1年分の税金を払う必要が出てくるため、損をしてしまうのです。具体的な金額に関しては、こちらのページで解説しています。

ただし自動車税には「月払い」という概念が採用されており、多く支払ってしまった分は還付される仕組みになっています。

しかし自動車税の還付は通常、車を「廃棄した場合のみ」に適用され、「売却時」は適用できません。

この場合は買取業者が「一時抹消登録」という手続きを行えば自動車税は還付されます。買取店はこの手続を行ってくれることが多いので、結果的には損をしない可能性が高いのですが、その際次の2点には気をつけなければいけません。

  • 軽自動車は自動車税の還付がない
  • 自動車税の還付分が査定額に含まれているかどうか

残念ながら軽自動車の自動車税に関しては還付制度がないので、払った分だけ損をしてしまいます。

また軽自動車以外の車を売却する場合でも、自動車税の還付分が査定額に含まれるかどうかを確認してください。

業者によっては、査定額内に還付分を含んでいる場合と、査定額内には含まれておらず別途還付される場合の二通りがあります。

査定額を比較して決める場合は、この二通りのどちらかによって得られる金額が変わるので、必ず販売店に確認しましょう。

いずれにせよ、4月以降に車を売却すると税金関係でいろいろと面倒です。そのため、できれば4月以前に売却を進めておくのが好ましいですね。

車検のすぐ後

一般ユーザーが車検時に支払う費用には、車検費用だけでなく、業者の利益も含まれています。

一方、中古車買取業者の場合、提携工場を通すことで一般ユーザーよりも安い料金で依頼を出すことができます。

そのため、車検後の売却では車検時に支払った費用全額が買取価格に反映されることはなく、車検費用よりも高いプラス査定になることはありません

さらに車の価値は車検まで待っている日数、車検に要する日数分だけ減っていきます

以上のような理由から車検を済ませた後に売却すると、損をしてしまう可能性が高いと言えます。

そのため、車検前・車検後、どちらに売るべきかと考えている人は、車検を待つことなく、できるだけ早く売ってしまうことをおすすめします。

年が変わったタイミング

年が変わるとその車は1年分旧式のものとなってしまいます。

中古車は年式が古くなるほど価値が下がりメンテナンスなども必要になるので、買い取り価格が下がったりする可能性が高くなります。

こうした無駄な支払いや買取価格の下落を防ぐためにも、できれば年が変わる前に売却することをおすすめします。

以上、高額売却できる時期と税金・費用がかかってしまう時期について解説しました。次の項目では、ここまで解説したことを踏まえて、車を売却するおすすめの時期をまとめます。

オススメする時期

先ほどもお伝えしたように、車の価値は時間の経過とともにどんどん下がっていくので、売却時期は早ければ早いほうがいいです。

その中でも、あえておすすめ時期を挙げるとすれば以下の順番です。

1月〜2月 > 7月〜8月 > 9月〜11月

「1月〜2月」と「7月〜8月」 

冒頭でも解説したように、「1月〜2月」と「7月〜8月」は、車買取り強化月間で、それぞれ決算、半期決算の月に該当し高額買取を実施していることがおすすめの理由です。

9月〜11月は、年が変わる以前に売ったほうが年式が新しいため高く売れること、ウィンターシーズンに向けて中古車売買が活発化するため高額査定の可能性があることがおすすめの理由です。

「車検前」と「モデルチェンジ実施前」に売る人も多い

車検を通す際は、最低でも「法定費用」と「車検基本料」の2つがかかります。

法定費用とは、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代の3つです。車検基本料とは整備・点検費用のことです。

具体的な料金は車の種類や点検を依頼する場所によって変わりますが、たとえばディーラーに依頼すると、法定費用だけでも4〜10万円ほどかかる可能性があります。

また車検依頼の手配なども面倒ですよね。ディーラーや整備工場などに電話をして、車を持っていき、書類を記入してお金を払うなど手間がかかります。

先ほどもお伝えしたように、車の価値は時間の経過とともに常に下がっていくので、こうした手続をしている間にも、あなたの車の買取額もどんどん下がる可能性があるのです。

以上のような理由から、車検を実施する前にすぐに売ってしまおうと考える人が多いわけです。

他には「モデルチェンジが実施される前」に売却する人も多いです。

モデルチェンジが実施され、いま所有している車のモデルが古くなると、その分価値も下がる傾向があるので、より現行モデルに近い状態の中古車を売るほうがいいでしょう。

以上が車を売却する際のおすすめ時期です。

次は時期以外で高く売るコツについてもお伝えします。

時期を合わせる以外で高く売る方法

時期を合わせる以外でも高く売る方法としては、次の3点があります。

  • 売却方法を選ぶ
  • 事前準備を行う
  • 交渉をする

それぞれの項目について、簡単に解説します。

売却方法を選ぶ

車を売却する際は、自分にあった売却方法を選びましょう。売却方法によって、手間や買取金額が大きく異なるからです。

車を売却する主な方法は、以下の5つがあります。

  • ディーラーでの下取り
  • 買取専門店へ売却
  • 一括査定の利用
  • 個人売買仲介サービスの利用
  • 個人売買

それぞれメリット・デメリットがありますが、おすすめは「一括査定の利用」です。一括査定サービスを利用すれば、手間がかからず、安心して、高額売却が可能です。

売却方法の詳細に関しては、こちらのページで詳しく解説しています。

事前準備を行う

車を売却する際は、事前準備を行うことも大切です。

事前準備とは、以下のことを指します。

  • 整備記録簿や純正部品を用意しておく
  • 洗車と車内清掃を行う 

この2つを意識する・しないで、買取額に大きな差が出ます。なるべく高く売却したいなら、わたしたち利用者も、ある程度は努力する必要があります。

事前準備ですべきことについては、こちらのページで詳しく解説しています。

交渉をする

なるべく高い値段で愛車を売りたいなら、買取業者との交渉も必要です。

中古車売買で利益を出している車の買取業者は、少しでも安く買い取りたいというのが本音です。

買取業者の査定士はこれまで数千、数万という中古車を査定してきたプロです。

そんなプロ相手に交渉をするのはなかなか大変ですが、いくつかのポイントを抑えることで、価格交渉をスムーズに行える可能性があります。

具体的な交渉術については、こちらのページで解説しているので、買取依頼をする前に一度確認しておきましょう。

以上3点が、時期以外で車を高く売るコツです。

それでは、最後に車売却時の流れを紹介したいと思います。

時期を決めたら売却の流れを確認する

車を売却する時期を決めたら、一通りの流れを確認しましょう。

車の売買はめったにないことなので、まず何から手を付ければいいのかわからない人も多いと思います。

具体的な流れは、以下の通りです。

  • STEP 1. 愛車の相場価格を調べる
  • STEP 2. 買取店を選ぶ
  • STEP 3. 必要書類を用意する
  • STEP 4. 申し込み・査定依頼をする
  • STEP 5. 買取先設定・車両引き渡しする
  • STEP 6. 入金確認をする

それぞれの段階を一つ一つしっかりとこなせば、安心して高額売却できる可能性が高まります。

こちらのページでは、上記の流れについて詳しく説明しており、また万が一トラブルが起こった場合の対処方法についても記載しています。

車売却をする際には必須の知識が詰まった大切なページなので、一度確認しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、車を売却するのにベストな時期となるべく高く売却するコツについてお伝えしました。

愛車を高く買い取ってもらうには、以下の2点を意識することが大切です。

  • 高額査定が出やすい時期に売却する
  • 税金・費用がかからない時期に売却する

また、車の価値は常に下落していくので、売ると決心したらすぐに行動に移すことも高額査定につながる要素です。

なるべく高い値段で買い取りをしてもらう方法は、今回の記事でも紹介したとおり複数あるので、すべてを実行するのは大変ですが、いま一度当記事を見直して、できるだけ高く買い取ってもらえるように準備をしましょう。