2015

1

Jul

車査定の基礎知識

車を売ったお金って税金がかかるの?個人・個人事業主別に紹介

カンタンにまとめると!

  • 車を売ったお金は課税対象になる場合もある
  • 転売などが発生しない限り、車を売ったお金は課税対象にならない
  • 法人の場合「事業所得」ではなく「譲渡所得」にしましょう

えっ?車を売ったお金って、税金がかかるの…

意外と知られていないことですが、実は個人でも車を売って得たお金は、課税対象になる場合があります。

車をはじめ、例えば宝石や書画・骨董、土地や建物などなど…、いわゆる“資産”になるものを、第三者に売却して得られた収入は、課税対象です。これを、「譲渡所得」といいます。

しかし、ご安心ください。譲渡所得の対象になるには、特定の条件があります。

知っておきたい「譲渡所得」の条件

知っておきたい「譲渡所得」の条件

譲渡所得のその条件とは

  • 日常生活に必要のないとされるもの。また、必要品でも単価が30万円を超える贅沢品に該当するもの
  • 売却額が、対象物の購入価格+特別控除50万円以上
  • となります。

     

    しかし、「生活用動産」とよばれる、生活に必須となるものは対象外です。 家電や家具、そしてもちろん、自家用車も該当します。つまり、転売などが発生しない限り、個人の車の売却は譲渡所得とほぼ無縁なのです。

では、個人事業主の場合は?

では、個人事業主の場合は?

では、個人事業主の車の売却は、個人と同様なのでしょうか?法人とも違うような気がします。確定申告もしなければいけませんし、少々悩んでしまう人もいることでしょう。

ズバリ結論から言うと、車の売却は譲渡所得として扱うことができます。

そして、法人のように法人税に則った固定資産売却損益項目での仕訳ではなく、所得税の中の「譲渡所得」として計上することができます。ここがチェックポイントで、くれぐれも「事業所得」ではなく、「譲渡所得」として計上するようにしましょう。

車を売ると節税になる!?

車を売ると節税になる!?

車の売却で抑えておきたいポイントは、

  1. 車購入時の取得価格(最初に車を買った価格)
  2. 減価償却の累計額(帳簿上の減価償却費の合計)
  3. 売却時の価格(買取・下取時、実際に売れた価格)

 

まずは、その車の経過年数に応じた帳簿上での現在価値を求めます。
「帳簿価格」=車を購入時に支払った価格(取得価格)-減価償却累計額
長年乗れば乗るほど、その車の帳簿価格は下がっていきます。

また個人事業主の確定申告で必要となる「売却損益」を求めます。

「売却損益」=売却価格(車の買取価格)-帳簿価格
となります。

【売却益が出る場合】
車の売却価格が帳簿価格よりも高かった場合をみていきましょう。例として、帳簿価格40万円の車が50万円で売れたケースを考えていきます。

車の売却時、10万円の売却利益がでたと考えます。それではこの10万円は課税対象となるのでしょうか?それは、先述した特別控除50万円がありますので、ほとんどの計上は “ゼロ”。課税はされません。よほどまれなケースでない限り、特別控除50万円を超えることはほとんどないと考えてよいでしょう。

【売却損が出る場合】
もし車の売却価格が帳簿価格よりも低かった場合はどうなるのでしょうか?例として、帳簿価格が40万円の車が10万円でしか売れなかった場合を考えてみましょう。

この場合、単純に考えれば売却利益は、△30万円。しかし、この△30万円は、損益通算が可能となりますから、確定申告の税額を減らすことができるのです。

つまり、車が高く売れても、安くなってしまっても正しい申告をすれば、車の売却は、個人事業主の確定申告にとってお得なのです。

「もう古い車だから、計上するだけ損だと思う」、「車の売却を譲渡所得にしていない」という個人事業主さんは、ぜひ参考にしてみてください。

完全無料 45秒のカンタン入力一括査定を申し込む