こんな方にオススメ!

買取価格が高くなる時期について、気になる方も多いと思います。しかし、厳しい言い方をすると、タイミングを気にしている間は高く手放すことは難しいです。もっと言ってしまうと、時期を気にするよりも「急いで査定をする」ことの方が重要です。車は、何もしなくても古くなっていきます。手元に新車から3年1ヶ月目の車があったとして、来月には3年2ヶ月目の車になってしまうのです。走行距離だけでなく、月日がたてばその分の価値も下がっていきます。 とはいえ、様々な理由からすぐには手放せないという方もいるかもしれません。そのような方のために、少しでも有利な条件で売却できる時期についてご紹介します。

目次

1.車を売るためのベストシーズンとは?

2. 中古車には需要期があるってホント?

3. モデルチェンジ前に売ることの意味

4. 車種の年式・年代はどう関係する?

5. でもやっぱり、自分のタイミングも重要

6. まとめ

1. 車を売るためのベストシーズンとは?

魚や野菜など食べ物には「旬」があって、その時期で様々な食べ物が季節感を演出します。季節ごとの変化は、食べ物だけでなく中古車マーケットも時期によって異なるのです。

このことを知ることで、より自分にあった時期に車を売却・乗り換えができ充実したカーライフを送ることができます。

ここでは、売却時期に関するお話しをします。

1-1. 新車の販売時期の傾向を知ろう

車に乗っていた人が乗り換える、と言う点では、「新車」の動向を気にすることは大切な要素です。どのような時期に新車が売れるのかというと、比較的多いのは会計年度の区切りを迎える3月末。また、ローンで購入する人も少なくないでしょうから、昔程ではないにせよボーナスが支給される6月〜7月、12月〜1月は、比較的販売台数が伸びやすい時期と言えます。

この他では、ニューモデルが発表になった時は、それまで買い替えを控えていた人が、一気に代替えすることもあるので受注が集中する傾向があります。しかし、ニューモデルのタイミングに関しては一過性の面が強いのと、人気が集まりすぎるとオーダーを入れても納車までにかなり時間を要する場合があるので、すなわち代替えが進むとは限らないこともあります。

ただ、こういった要素が新車の売れ行きの良くなる時期ということがでます。

1-2. 新車の販売台数が多いときは、中古車も買い取られやすい?

どうして「新車が売れると中古車も買い時」なのかというと、下取りでディーラーに入庫する車が増えるからです。最近はかなり簡便になったことから、愛車をより高値で売却できる「車買取り」が珍しいことではなくなりました。

査定をして、契約、入庫すれば翌々日には買取り金額が決済される便利なサービスですが、まだまだ車を乗り換える人が買取り店を利用するケースは少数派なのです。多いのは大手国産車メーカーに、下取りとして引き渡される車が圧倒的に多いのが現状です。

ただ、ユーザーからの売却先が買取り店かディーラーかで違っても、その先の行き先としては、中古車市場で中古車として再び販売されるので同じことです。新車が売れる時期には、やはり中古車として世の中に出回る中古車の買取り件数も増えるということ

要はそれだけ「今まで乗っていた車を手放して車を買い替えている」ということなのです。

2. 中古車には需要期があるってホント?

新品の車である新車と中古車では、どのような違いがあるのでしょうか?

もちろん車が欲しいというニーズに対する点では共通点もあるものの、価格帯などから中古車特有の事情もあります。

こうした違う面と共通する面をご紹介していきます。

2-1. 中古車に需要期がある理由

まず、中古車の存在価値をまず考えてみましょう。

中古車を購入する理由の一つは、新車価格より安いから。これはやはり大きいでしょう。新車では高価で買えない車も中古車になるとぐっと身近になります。距離や年式しか古くないのに場合によっては半値以下で、機能上はさほど支障がないケースもあります。

これに関連して無視できないのが、年数や距離が進んでも「それほどくたびれていない」ということではないでしょうか。古くても相応にくたびれていては、納得感が得られません。しかし、そこの妥当性があるものが多いから中古車の人気があるのかもしれません。

では、こうした中古車を一体どんな人が買うのでしょうか?

様々な車種がいろんな値段で売られていますので、「予算を区切っての車選び」という人はもちろんいるでしょう。それに加えて、「必要に迫られて」「本命を手に入れるまでの」といった層からも注目を集めるのが中古車です。

新社会人や転勤で新生活を始める人、となるとかなり季節が限定されるかもしれませんが、次の車までの当座の足、はたまた車検の残っている車を車検満了までの間乗る、ということであれば通年で需要が見込めます。また安価な4輪駆動車を冬の時期だけ、などという方もいらっしゃるようです。中古車の活用の仕方は、新車よりももっと気軽だと言ってよいでしょう。

これも全ては新車よりも安価な価格帯だからこそなせるものなのかもしれません。

2-2. 需要期は3月、4月

時期が絡む中古車の需要期は、新生活を迎える人が多い3月〜4月がその典型といえるでしょう。また、新車より安価のため現金で購入するケースもあり、新車同様にボーナスの時期は購入を希望する人が多いようです。

3月近辺で中古車購入希望車が増える要因として、実は新生活を始める人が多い以外に理由があります。新車の販売が盛況になるこの時期に、中古車市場にも優良な個体が多数中古車として流通します。このタイミングだと選択肢も豊富で、しかも予算的にも今まで手に届きにくかったものが、一段と身近になるため車選びに適した時期と言えるのです。

もちろん新車購入する方もこの時期に多くなります。「欲しい車を手に入れる」というスタンスにおいて、基本的に出物があったときや欲しいときが買い時、とよく言いますが、そういうことを差し引いても、3月〜4月は車選びに適した時期といえます。

2-3. 需要期の1ヶ月前に売るのがコツ

ここまでお話ししてきました通り、3月から4月にかけて特に活気が出る中古車市場ですから、愛車を手放すならその時期の前、というのは容易に理解できるかと思います。ですから、2月までに手放しておくと、比較的大きな相場の落ち込みに巻き込まれず手放せるケースも多いでしょう。

しかし、もっと早く手放せるならそれに越したことはありません。中古車の価格は水モノのため、基本的には年式、距離で判断されますから、後になればなるほど不利になるばかりです。車検の残り時期や使用頻度など納得のできる範囲で、できるだけ早く手放すことが肝要です。

「上手い具合に効率的に」を目指すことが、ある種の「スマートカスタマー」たらしめる要素が見え隠れしているように感じます。相場の中で買取り価格が決まりますから、悠長なことを言っていると、それこそ不利な条件に追い込まれかねません。

できるだけ早く査定して、最短でいつ手放せるかを決める。実は「需要期の前に手放す」ことを気にするより、これがよほど重要なのです。

時は金なり、そう思って愛車の売却を見つめ直してみてください。

3. モデルチェンジ前に売ることの意味

「前の古いモデルの方が好きだ」といった要因があれば別ですが、中古車を買うとき、新しいモデルと古いモデルのどちらを購入しようと思いますか?

モデルチェンジを一回経てしまうと、「古いモデル」になってしまいますから、当然、相場も下落します。

もし売却を考え始めたときに、モデルチェンジの情報が出たら、できる限り早く査定を受けることが必須です。

3-1. モデルチェンジの周期

かつて国産車は4年、輸入車は10年というふうに、モデルライフサイクルといって、モデルチェンジの年数が決められていました。

しかし、今では求められる技術が高いということもあってか、この年数にばらつきが出ています。国産車では10年前後とスパンの長いものが出てきましたし、輸入車でも、もっと短期間でのモデルチェンジも珍しくなくなりました。

だいたい4〜5年を周期の目安としておくとよいでしょう。

3-2. モデルチェンジによる査定額の落差(具体例)

査定額は様々な要因から決まります。

  • 以前のモデル、次モデルの人気
  • 値引きされている額
  • 売れ筋

このような要因から、それまで月に数万円程度さがっていたものが、いきなり30万円以上さがるということも十分起こりうります。しかし、「モデルチェンジによる査定額の落差を具体的に教えてください」とよく聞かれるのですが、具体的に分かる方が少ないのです。

現時点で言えることは、もっと車に対する消費者の目が厳しくなり、そして十分に新車も売れるという状況になっていけば、目算の立てやすい相場形成ができ、具体的な例がたくさん出てくるはずです。

4. 車種の年式・年代はどう関係する?

車の年式はどのように影響してくるかというと、他の条件がすべて一緒なら、1日でも新しい車の方がより高価格で取引、販売される可能性を持っています。

同じ車種の中で、序列を形成できる基準のひとつが年式だと思っていただいてよいと思います。

4-1. 12月(型落ちになる前)は売り時!

できれば12月はまたがない方がよいでしょう。

例えばあなたの車が2010年式の車だとすると、2015年12月に売っていれば「5年落ち」になり、2016年1月になると「6年落ち」になってしまいます。「月はカウントしてくれないの?」と思われるかもしれませんが、これは実は「心情的な問題」です。

大手中古車情報サイトでは、「経過年数」ではなく「2010年」「2011年」と製造年で括ります。確かに実際の経過年数を数えてみたら、1月に新車登録された車と12月の車では1年近く開きが出ます。

何度も言いますが、中古車相場は「買い手の需要」が一番大きい決定要因なのです。ですから、実際のところは12月まで待つまでもないのですが、12月をまたぐと、普通の一ヶ月以上に年式が古くなったかのような印象を与えることがあるので、その前に売却した方がいいのです。

もっと言うと12月に手放したのでは、店頭に並ぶのは年明けの可能性もありますので、本当は10月くらいまでに売却できるようにしておくのが良いでしょう。

4-2. 年落ちになると一気に下がるなどはありうる?

結論から言うと車によります。なかなか年式で変わらない希少な高級車もあれば、どんどん下がって、下値をうかがっていくかのような相場の車もあるのです。

ただ、コストが掛かることを特に嫌気する傾向があるので、例えば自動車税が1割増になる13年を越えた車が大きく下がる事例は比較的多い傾向があります。

5. でもやっぱり、自分のタイミングも重要

5-1. 車検切れぎりぎりに売るメリット

車検は「向こう二年間乗るにあたって、法律で定めた基準を満たしています」というお墨付きです。

車検の途中で購入した車であっても、自分で継続車検を取った車であっても、そのお墨付きである車検満了日までの使用する権利はその車の所有車にあります。車は持っているだけでは見えてこない、「手放して得る売却益」以上の利益をもたらしてくれますから、「おおいに使う」「目一杯活用する」のであれば、どんなに安くても納得できるという場合もあるのではないでしょうか。

車を手放す際は、時期が重要ではありますが、それにも増して「目一杯使い切っているかどうか」も重要な要素なのかもしれません。

6. まとめ

もちろん同じ条件で少しでも高価格で売却したいというのであれば、少しでも早く査定して売却すべきでしょう。

しかし、どのみちそれほど高価格はつかないから目一杯使う、という判断も車の所有者に与えられた権利です。高く売ることだけを気にするのではなく、オーナーにとって有益な存在であることが車を所有する意義の本質です。

自分にとってベストな売却タイミングはいつなのかを知って、より有意義なカーライフを送ってください。