カンタンにまとめると!

  • 車を所有する為の経費はすべて自己負担
  • 「一年間は譲渡不可」という条件付きの場合もあり、即転売は難しい
  • 当選した車の転売には予想以上の手間がかかる

やった!懸賞で車が当たったら?

懸賞で車が当たったら、すぐに売れるのでしょうか?

「ご応募いただきました車に貴方は見事当選いたしました。」と連絡が来たら、とてもラッキーですよね。

しかし、両手放しに喜んで良いのでしょうか。車はもらったとしても、いろいろと必要な経費がかかってくるのではないでしょうか。

手続きの費用はすべて自己負担

懸賞で当たった車。主催者が負担するのは本体価格のみ!

実は車のプレゼントといっても、プレゼントの主催者が負担するのは車の本体価格のみです。車を登録する費用や税金、駐車場代、自動車保険など、車を所有するために必要な経費はすべて自己負担になります。そして、その手続きを終えない限り、車の所有権はプレゼントの主催者もしくは車のディーラーにあります。要するに、プレゼントの車を受け取り、所有権を得るだけでも必要経費がかかるということです。

所有権を得たあとで売却することは可能ですが、右から左へすぐに売ればいいと考えるのは、どうやら難しそうです。では、所有権を得るためにどのような手続きが必要なのでしょうか。

まずは必要な税金の支払いから

はじめに、当選した車の所有権を移行するために、最低限必要な税金を支払います。自動車税(排気量によって変わる)、自動車取得税(車の価格によって変わる)、自動車重量税(車体の重さによって変わる)、自賠責保険(対人保険)、検査登録費用(ナンバー取得など)、車庫証明費用(車の保管場所の証明)リサイクル料金(廃車にかかる諸経費)などです。これら税金以外に必要なもの税金でわす忘れがちなもなものに、所得税があります。

当選した車種にもよりますが、車を所有するには必要な経費ですので、納得できるものだと思います。反対に、必要な経費があることも知らずに安易に応募することは控えたほうがよいでしょう。「どうせ当たらないだろう」とたかを括り、当選してから経費の多さに慌てないようにしたいところです。

プレゼントの獲得条件も忘れずに

プレゼントの中には「モニターになってくれるなら」という条件付きの懸賞というものもあります。その場合、プレゼントの主催者の目的はプレゼントした車を使用してもらってアンケートを取ることにありますので、すぐに売られてしまっては元も子もありません。使用してもらわなければ困るわけです。

そのような背景から、多くのモニター当選の場合は、「1年間は譲渡不可」などの条件ありきで応募をかけています。したがって、すぐには売却できず、その契約期間を過ぎてから売却が可能になります。懸賞に応募するときも、礼儀を忘れないようにしたいところです。

車の当選、売却には想像以上に手間がかかります

車の所有権の移行には手間と時間と手続きが必要になります。そして、一旦所有者がついてしまったら、いくら新車同然といえども中古車扱いとなります。新車と全く同じ料金で転売できるとは考えない方がいいでしょう。そして所有権を自分のものにできたら、まずは複数の業者に査定してもらいましょう。あまりにも条件が良すぎる新古車は、金額が高く、足元を見られて意外と買い叩いてくる業者もいます。そして、新車の販売店も実際定価で販売しているわけではなく、価格を下げて販売しています。しかし、その車をほしいと思う方にとっては、絶好の条件ですので根気強く高く買い取ってくれる相手を探しましょう。

車のプレゼントは、すぐに売れてラッキーというものではありません。それでも、高額な当選ですので、手間をかけて当てる価値はあるのではないでしょうか。

当たった車を売るには、手間と時間と手続きが必要です