2015

4

Aug

廃車の基礎知識

廃車とは?意外と知らない本当の定義

カンタンにまとめると!

  • 事故車、あるいは故障車で、買取が難しいものを廃車とみなす
  • 買取が難しいかどうかは複数の査定会社に相談してプロの判断を参考にするとよい
  • 抹消登録という手続きをして初めて、廃車が完了することになる

廃車の定義とは

廃車の判断はどうすればいいの?

事故車、あるいは故障車で、買取が難しいものを廃車とみなすのが一般的ですが、ただ単に車検が切れて放置したり、スクラップにするだけでは廃車したことにはなりません。廃車にするには、正式な書類手続きが必要になります。

普通自動車の場合、手続きは陸運局で行い、「永久抹消登録」と「一時抹消登録」と「解体届出」の3種類があります。「永久抹消登録」は、既に解体済であったり、災害等により車が走行できなくなった場合に行う手続きです。

「一時抹消登録」は、まだ解体していない車の使用を一時的に中止する場合に行う手続きで、ナンバープレートがついておらず、中古車として販売さ れているような状態の車を指します。「解体届出」は、「一時抹消登録」を行ったあとに車を解体する場合、申請が求められます。

軽自動車の場合も同様の手続きが必要ですが、一部呼び名が変わるものがあり、「解体返納」と「自動車検査証返納届」と「解体届出」の3種類があ ります。「解体返納」は「永久登録」のようなもので、「自動車検査証返納届」は「一時抹消登録」のようなものと考えて問題ありません。「解体届出」 は普通自動車と同じく、「自動車検査証返納届」の提出後に解体をするときに必要です。

手続きについては、場所が普通自動車の陸運局ではなく軽自動車検査協会になるほか、必要書類なども一部異なります。普通自動車より軽自動車のほうが、手続きが簡易的であることが多いようです。

普通自動車・軽自動車とも、これらの手続きを経て「自動車を廃車にした」ということになります。廃車にしないと税金を払い続ける必要があるため 、車を利用しなくなったら、手続きを欠かさないように注意が必要です。

  手続きの種類 手続きの内容
普通自動車 永久抹消登録 既に解体済であったり、災害等により
車が走行できなくなった場合に行います。
一時抹消登録 まだ解体していない車の使用を一時的に
中止する場合に行う手続きで、 ナンバープレートがついておらず、
中古車として販売さ れているような状態の車を指します。
解体届出 「一時抹消登録」を行ったあとに車を解体する場合、
申請が求められます。
軽自動車 解体返納 普通自動車と同じく「永久抹消登録」と同様の手続きです。
自動車検査証返納届 普通自動車と同じく「一時抹消登録」と同様の手続きです。
解体届出 普通自動車と同じく「自動車検査証返納届」の提出後に
解体をするときに必要です。

 

廃車の判断はどうすればいいの?

愛車が事故や故障などのトラブルに見舞われたとき、修理するか、あるいはそのまま中古車買取業者に買い取ってもらうか、はたまた廃車にするか考えどころです。その決断の目安となるのが、修理価格と下取り価格です。

天秤にかけてどちらがお得か? 例えば、修理代がかさむからといって事故車をそのまま下取り交渉すれば、 廃車の公算が高くなりますし、修理したとしても、事故車のレッテルで市場に出されたりすれば、とても納得できない下取り価格となってしまいそうです。それくらいなら、しばらく自分で乗り回そうという選択肢に傾くことになるわけです。

事故車の定義は、フロントクロスメンバーや、ラジエータコアサポート、フロントインサイドパネル、フレーム、ダッシュパネル、ピラー、ルームフ ロアパネル、トランクフロアパネル、ルーフパネルなどが損傷し、交換したものということになっています。つまり、それ以外のボンネットやフェンダー 、バンパー、ドアなどは、ぶっつけて修復したとしても、事故車とはみなされないことになっています。

一方で、故障車の定義は、はっきりとした規定はなく、エンジンがかからないものから、エンジンはかかるものの、エンストするといった症状や、一 部の部品を修復すれば走行可能なものなど、実にさまざまな状態があります。それだけに、買取額は修復費などによって千差万別、一概に判断はできません。ですから、廃車の判断は、中古車買取業者の査定を経てからというのがいいでしょう。

なかには、部品の生産終了といったやむを得ない理由で廃車を余儀なくされることもあります。特に、点火装置の部品や、特定フロンガスを使用した エアコンなどのスペアパーツは揃いにくいものですし、フロンガスそのものの供給が終了しているため、修理を断念せざるを得ないケースが多いようです 。

しかし、仮にエンジンがかからず走行できなくても、近年では海外で日本の中古車ニーズが高まっていますから、利用できるバッテリーやラジエーターなどの部品があれば、スペアパーツとして買い取ってもらえる場合もあります。

廃車を検討するとき

廃車を検討するとき

走行距離が10万kmを越えたり、高齢をむかえ、もう車を運転することはないと廃車を検討する人も少なくありません。前者の場合、車体に経年のダメージが蓄積しているため、故障が頻発することも考えられるため、人に譲るのもためらうでしょう。

そんなときには、ぜひ一度、中古車査定業者に見積もりを依頼することをおすすめします。プロの目で見て買取が難しいと判断されたときにはじめて、廃車という選択肢を検討しましょう。

ただし、見積もりをとる場合は、必ず数社回ってみてください。A社で買取不可でも、B社で は販売ルートがあって値がつくということは間々あり得ることです。走行不可能の車でも、無料で出張査定をしてくれる業者が多いので、 問い合わせてみるといいでしょう。

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