2015

28

Sep

車下取りの基礎知識

車下取りの条件交渉

カンタンにまとめると!

  • 下取りには次のクルマを購入することを考えた場合の「値引き」の延長という側面も
  • 出費を抑えて憧れのクルマをあきらめてもよいのか、目的を見誤らないようにする
  • 下取りのメリットは、上手に利用すればクルマの乗り換えを円滑にできること

『クルマの下取りの見積もりについて』のところでも少し紹介したのですが、クルマの下取りには次のクルマを購入することを考えた場合の「値引き」の延長という側面もあります。手続きもワンストップで、多くの場合、納車入れ替えであったり、先に手放す場合でも納車までのあいだ「代車」を用意してくれることもあるでしょうから、簡便だという印象は感じていただけたのではないでしょうか。

では、より有利に条件を引き出す上で大事なことをもう少しまとめてみたいと思います。まずはじめに、そうした利便性やサポートなども含めての条件であることだけは頭に入れておいてください。最近はとかくローコスト競争が一般的となっていて、それが行き過ぎてビジネスモデル自体にひずみが生じているケースもさまざまな業態で耳にします。

少しでも有利な条件を引き出すことはぜひ目指さねばなりませんが、「ない袖は触れない」のです。そういうことも理解した上で、自分の事情からするともう少しなんとかならないと困る、というような相談をすれば、きっと何かいい案が見つかるかもしれません。その上で交渉をしていってください。

「下取り金額」を追いかけすぎて乗り換えが遠のく?

車下取りの条件交渉

次にクルマを購入するときにさまざまなクルマで迷うこともあるかもしれません。それが楽しいんですよね。「大いに迷う」これこそクルマ選びの醍醐味ではないでしょうか。

さて、いざ欲しいクルマがみつかったら見積もりを取ることになりますが、作るときは当然「下取り金額」として今乗っているクルマの評価額も見積書に含まれて提示されます。このとき「あっちの会社は200万円出してくれたのに、どうしてこっちは150万円なんだ」ということがあるかもしれません。ここで思い出してほしいのが、「下取り金額は次に購入するクルマによる事情」が加味されているということです。

どれだけ熱心に売りたいかによって算出される下取り額が変わってきます。大きく値引いてでも売りたいクルマ、値引きをしてまで売ろうとは思わないクルマなど様々です。

下取りは、あくまで手放すクルマの評価ではなく、「どの程度売りたいか」という事情も反映するバロメーターでもあるということをよくわきまえておくことが大切です。とはいえ、確かにもっと高く評価してくれるお店があるのに安いままということは、現オーナーとしては看過できることとは言えないでしょう。

そこでご自身の中で改めて整理しておくべきことが二点あります。まず「その下取り額の差を受け止めた上で、実際に乗りたいのはどっちの(どの)クルマか」ということ。そして「その見積もりのうち下取り車を入れなかった場合、値引額はそのままの金額が補償されるのか」という二点をしっかり確認してください。場合によっては下取りのクルマは別の会社に「買い取って」もらって、次のクルマを購入する値引き交渉だけするというのも一つの方法です。

今のクルマの下取り条件を知ること、そして少しでも好条件を引き出すことは大事なことですが、はたして好条件を引き出すことが最終目的だったのでしょうか?決してそうではなかったはずです。出費を抑えたいということなのか、憧れのあのクルマに乗ることなのか、ここを見誤らないようにしたいものです。せっかくお目当てのクルマに出会えても買えないということが起こったり、もっとお得に乗る方法が見出せたのではないかと後悔しないためにも。

せっかくの、そして数年に一度のお楽しみでもあるクルマの乗り換え、すこしでも楽しいものにしたいですよね。金額をはじめ「下取りの条件」を追いかけすぎたがために、思い通りの乗り換えができなかったり、チャンスを逃してあきらめるようなことはあってはならないことです。そもそも「下取り」はクルマの乗り換えをより円滑に助けてくれるもの、という意味合いを含んでいるのですから。ぜひとも、下取りを上手く利用して楽しいクルマ選びをなさってくださいね。

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