2015

30

Sep

車下取りの基礎知識

車下取りの相場について

カンタンにまとめると!

  • 下取り額はクルマ買取とは異なる基準に基づく
  • 見積もり交渉時に提示される相場は、今乗っているクルマの市場価値とは限らない
  • 店の営業方針やスタンス、クルマの価値によって査定額が変化する場合がある

ここでは「下取り」条件を引き出す際の重要な事柄を中心にご紹介していきたいと思います。これがベースにあるものの、最終的にどの程度の条件として提示されるかは交渉次第ではあるのですが。

さて、下取りの相場は最近見かける「車買取」とは根本的に異なる基準で算出されています。要は「商売が成立するにはどういう条件か?」という視点から、結果としてはかなり拮抗した価格で提示される場合もあるということをご紹介して参りました。

それでは、下取りの相場はどのように形成されるのでしょうか。「買取店」で提示される金額は、中古車業者さんが仕入れを行う「自動車の市場」のような場所「オートオークション会場」での取引価格を参考に、その手数料を差し引いた価格と解釈すればよいでしょう。ではそもそも「下取り」の金額の基準とはどういうものなのでしょうか?

いくらで売れるかではなく、基本的にはリスクは取らない評価

車下取りの相場について

「下取り」の金額は、基本的には査定BOOKと呼ばれる基準書をベースに算出されています。この査定BOOKには「ナイス」「イエローブック」という名称のものなどがありますが、一応中古車流通相場を加味して作られています。中には走行距離関係なく金額がつくようなクルマなどもあるのですが、そういうことはあまり重要視されていないと言っていいでしょう。

基本的には走行距離、年式、マイナーチェンジなどを経た場合の仕様の違い、それぞれのグレードでの基準価格が書かれています。当然毎月発行されますが、このような内容ですので、「リアルタイムの微妙な相場変動やボリュームゾーンはどのあたりか」「どんな状態のクルマでもまんべんなくその金額付近で売れるのか」、あるいは「特定の条件が揃ったものだけが高く取引され、それ以外は値段がつかないのか」といったような詳細があまりわかりません。

ただこれをベースに査定をプラスマイナスしていくというのが基本的な下取り金額の査定方法となっているようです。

次に売れるクルマが有るからこそできる査定額

原則として、自動車販売店は販売するのが業務の軸です。もちろんいいものを買い取れれば自社で販売することができます。しかし必ずしもどんなクルマも即小売りできるわけではありません。また買取店のように毎週何度も陸送屋さんが取りにきてオークション会場へ持っていってくれたりもしませんから自社のスペースを占有します。こういう積み重ねはクルマ屋さんにとって案外大きな出費なのです。

そう考えていけば自然とお分かり頂けるかもしれませんが、実は下取りのクルマではできるだけ「リスクを避ける」というのがもともとの考え方の根本にあります。すなわち、もし販売できなくても現金化できる。間違っても赤字にならない。むしろ自社での保管などを考えた場合、そのコストくらいは回収できる。そういった視点が含まれているのです。

そもそも下取りを受け入れること自体「販売する上での避けられないリスク」という面は免れません。下取りというのはクルマ屋さんにとって、もともとそういう意味合いを含んでいたということを少し頭に入れておくと交渉の時などで何か役に立つかもしれません。

それらを踏まえて下取り交渉時に提示される相場は「次に一台販売ができるから」こその金額だと思ってください。今乗っているクルマの絶対的な評価ではありません。時々「こっちのお店で○○を買う商談の時と、別のお店で▲▲を買う商談をした時の下取り金額が違う!」と言っている人がいますが、お店によっての営業方針も営業スタンスも違いますしクルマが変われば利幅も違います。

人気車は下取りを高くしなくても売れたりしますので、あまり金額がでない場合もあるのです。ここは下取り金額を受け止める上で、大事なポイントと言えるでしょう。

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