カンタンにまとめると!

  • 車内に残っているもの、車外に出していたもの(スペアキー、タイヤなど)は整理。
  • 走り納めは避け、現状の価値を損なわないようにする。
  • 任意保険の入れ替えはお早めに。

車下取りで注意すべき3つのポイント

車を下取りしてもらうということ。それはお目当ての車を見つけ、あるいは条件に折り合う車と出会い、その商談の中で、次の自動車を購入するお店に入れ替えで持って行ってもらうことです。そして、次の車の納車というのは、今まで家族と一緒にたくさんの思い出を作ってくれた愛車とのお別れです。愛車を手放すという節目のタイミングに注意すべきことについていくつかご紹介したいと思います。

忘れ物がないか注意深くチェック

まず、車中に残っているものはすべて出す。小銭、CDプレーヤーの中のCD、ETCカードも入ったままかもしれません。こうしたものはすべて出しておきましょう。また、三角表示板など、保安用品で次の車に引き継ぐ予定のものもあるかもしれません。そういうものも忘れずに確認しておきましょう。できればリストアップしておくとよいでしょう。

次に、車から出していたものをすべて用意する。例えばスペアキー、サイズが限定される冬用タイヤ。あと意外と少なくないのが、タイヤ用ロックナットです。ロックナットはアルミホイールの盗難防止の為に取り付けるものです。これを車から出している場合、ねじ切るしかなくなってしまい、作業効率が悪くなるばかりか車に傷をつけてしまいかねません。こうした日頃は車から出しているものを集めておく事も大切です。

お別れの前に走り納め?

お別れ前に走り納めしておきたい。そう思う方も多いのではないでしょうか。もちろん気持ちはよくわかります。しかし、もう値付けされている車です。納車までの間に距離が伸びることはともかく、車に傷がついてしまうのはよくありません。評価額に見直しが入る可能性もあるからです。何より、乗り換えのタイミングで「味噌が付く」ことはできるだけ避けたいものです。

私が勤めていた中古車買取店でも時々いらっしゃいましたが、ガソリン満タンで預ける必要はありません。いつ止まるかわからないほどガソリンが減っている場合は、1000円分や10リットル程度など最低限の給油をしておけばよいでしょう。いずれにせよ、「次の車と入れ替え」になる下取り車ですから、現状の価値を損なわないようにすることが重要です。

また当然のことながら、査定を既に済ませている場合、洗車や板金の修理まですることはありません。時々気にされる方がいらっしゃいますが、その辺りは納車のあと引き上げていった際に改めてチェックした上で、必要であれば買取店の方で実施されることです。それよりも「忘れ物をしない」ことの方がはるかに優先度は高い注意ポイントと言えるでしょう。

任意保険の入れ替えもお忘れなく

任意保険の入れ替え手続きは、下取りしてもらう際に滞りなく済ませておきたいところです。今の車の保険と同じ会社であれば電話1本で適用されます。保険の手続き漏れをしたまま乗っていて何かあってから気づいたでは手遅れになりますので注意しましょう。また、車を買い替えるにあたって保険を見直すこともあるかもしれません。最近シェアをのばしている通販型保険などでは、保険会社ごとに得意な車種、年式、カテゴリーもあるそうなので、一度見積もりを取ってみるのもおすすめです。

今までともに暮らしてきた愛車に対してご苦労様、という気持ちと、次の車を迎える準備という意味で、車を下取りしてもらう時はしっかりと準備をしておきたいものですね。

まとめ

納車入れ替えまでスムーズに進められるように抜け漏れのないよう注意しましょう。できればメモを用意して、チェックするのがおすすめです。

主に注意しておきたいのは次の三点です。

・普段車に入れっぱなしだったものを片付ける(小銭、CD、ETCなど)
・普段車から出していたものを準備する(冬用タイヤ、スペアキーなど)
・保険の入れ替えの準備をする


ライタープロフィール

中込健太郎(なかごみけんたろう)

大手自動車買取販売会社にて、クルマの売買業務を経た後、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事。その他に、企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなども担当。その後フリーランスライターに転向し現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。NAVI CARS他で執筆中。また「クラシックカー美女」テキストも担当している。温泉ソムリエ、二級小型船舶操縦免許所持。