中古車市場でも高い人気を誇るホンダ・オデッセイ
オデッセイの売却を検討している方が、気になっているのは自分が乗っている愛車がどれだけの価格で売れるかということでしょう。 1994年にホンダが発売したオデッセイは初代からヒットし、現在でも高い人気を誇っていることもあり、中古車市場でも値崩れすることなく、高い査定額が出される傾向があります。
オデッセイで人気のグレードは、走行性能が高いスポーティーモデルの「アブソルート」シリーズです。アブソルートシリーズ、それもハイブリッドタイプですと、200万円を超える査定額が出ることもあります。
また、買取店で下取りに出した結果、思ったよりも査定額が低かったとしても、その価格でしか売れないのだと諦める必要はありません。
実際、買取店の下取りでは230万円しか値段がつかなかったオデッセイを、この記事で紹介する売り方、高く売るためのポイントを押さえることで262万円で売れた例があります。その差、なんと32万円です。
特に難しい作業があるわけではなく、ちょっとしたコツを知っているかいないかだけで、これだけの差が出るのです。
この記事では、あなたが乗っているオデッセイの相場を紹介するとともに、いちばん高い査定額を引き出すために必要な全情報をまとめて解説します。
あなたの乗っているオデッセイの査定額を調べてみよう
オデッセイを高く売るためには、まずあなたが乗っているオデッセイはおよそどれくらいの価値があるのか把握しておくことが必要です。相場を知っていくことで、買い叩かれるリスクをグッと減らすことができます。
高く売れることも多いオデッセイですが、新車とは異なり、中古車はそれぞれ状態が大きく異なります。 比較的新しく、プレミアムグレードであれば、高い査定額が出るのは当然といえます。
では、その条件から外れているオデッセイでは、どれくらいの査定額が期待できるのでしょうか。
6年落ちでも100万円近い査定額が出る「RB3型」「RB4型」
たとえば、4代目にあたる、2008年~2013年までに生産されたアブソルート「RB3型」「RB4型」も高く売れる傾向があります。 事例を挙げると、RB3型の6年落ちの中古車でも、100万円前後の査定額が出ています。走行距離や状態によって査定額は変わりますが、十分に高額査定が期待できる車種だといえるでしょう。
10年落ちのオデッセイでも諦めるのは早い!思わぬ査定額がつくことも
オデッセイに10年以上乗っている方は「値段がつかないのでは」「廃車扱いになるのでは」と考えているかもしれませんが、諦めるのはまだ早いです。 年式10年を超えるオデッセイでも、10~30万円前後の査定額が出ることも珍しいことではありません。
中古車相場は日々変化していくことに注意
気をつけたいのは、相場は、あくまでも「いま現在」のものであるということです。 中古車市場は日々変わりますし、何より車というものは、購入してから時間が経てば経つほど、価値が失われていくものです。車検の時期、乗り換えの検討とともに、愛車が最も高く評価され、売れるタイミングも考慮に入れて、売却時期を決めるのがベストです。
2017年4月時点のデータからすると、オデッセイの買取額は1ヶ月で数万円単位で減少していくという傾向が見られます。 特に近いうちに乗り換えを考えている方は、はやめに手放したほうが結果的に高く売れ、得する可能性もあります。
オデッセイを売るための3つの方法
同じ車でも、売却額が大きく変わることがあります。 売却額に最も大きな影響を与えるのは「どのサービスを使って、どこに売るか」です。 中古車の売却には、大きく分けて3つの方法があります。
- ディーラー下取り……新しく車を購入するときに、これまで乗っていた車を購入店であるディーラーで買い取ってもらう
- 買取店に売る……中古車買取業者に、査定・見積もりを依頼し、金額に納得したら売却
- 一括査定……一括査定サービスを行っているサイトで情報を入力し、一括で複数業者に査定を申し込む
それぞれに特徴がありますが、このなかで最も高く売れる方法は、一括査定のサービスです。
最も高い査定額を引き出せる「一括査定」のメリット
実際、ディーラー下取りに出した査定額と、一括査定で出た査定額を比較してみましょう。
実際にディーラー下取りと買取店の相場を比較すると、買取店よりディーラー下取りが安く見積もられます。
例)オデッセイ 2015年式 走行距離2万キロ以下の場合
ディーラー下取りの提示額⇒230万円
一括査定での買取店最高額⇒262万円
※当サイトのアンケート結果を元に実際のお客様から教えていただいた査定額となります
なぜ、ここまで査定額に差が出るのでしょうか?
当たり前ですが、車を買い取る側としては、なるべく安い価格で買取を行うことが利益につながります。 そして、ユーザーと買取店側では、買取店側のほうがプロであり、経験もあるため、どうしても不利な条件で買い取られてしまう傾向があります。 しかし一括査定サービスを使えば、複数業者に査定を依頼し、競わせることで、最も高い査定額を引き出すことができます。 一括査定サービスのメリットをまとめると、次のようになります。
- 最も高い査定額を引き出せる可能性が高い
- 最も高い査定額を引き出せる可能性が高い
- 一度に複数の業者に見積もり・査定の申込みができて便利
- 売買契約に関する面倒な手続きが少ない
せっかくの愛車を手放すのなら、いちばん高い査定額を出す業者に売りたいのは当然のことです。いちばん高く買い取ってくれる業者を見つけたい方は、一括査定業者に申込むのがベストです。
知っておきたい一括査定のデメリット
一方、一括査定サービスを使ううえでは注意しておきたい点もあります。デメリットをまとめると、
- 複数の買取業者から、営業電話が連続してかかってくる
- 査定の日程調整の手間がかかる
- 一部の買取業者のなかには、強引に売却を勧める交渉を行うところがある
となります。
大切なのは、査定をお願いしたからといって、必ずしも売らなければならないわけではないということです。高い査定額を引き出すには、相見積もりが基本となります。 売却の際には2つ以上の業者に査定してもらい、交渉を行うことで、査定額を引き上げる可能性が高まります。
一括査定は、下記フォームから申し込むことができます。
オデッセイの査定額を引き上げたい!査定額を上げるポイントを解説
既に書いたように、「どのサービスを使って、どこに売るか」が、最も大きく査定額が変わる要因です。そして、いちばん高い査定額を出すには、一括査定サービスを用いるのが最適な方法であることを見てきました。 ただ、それ以外にも高く売るためのポイントがあります。
少しでも高く売るための対策をまとめましたので、査定前にチェックしておきましょう。
【ポイント1】いちばん高く売れる時期に売る
中古車市場は、日々、価格が変動します。少しでも愛車を高く売りたいのなら、中古車の需要が高い時期を狙うのがポイント。 4月には車の購入が伸びることから、その直前の2~3月が愛車を手放すタイミングとしては適切です。 それ以外の時期では、夏と冬のボーナスシーズンがおすすめです。
【ポイント2】 カスタマイズは元に戻す
基本的に、カスタマイズされた車は好まれません。 趣味嗜好は人それぞれ異なるので、社外オプションパーツをつけていた場合、カスタム内容が趣味に合っていなければ購入されないため、高い査定額が出せないのです。 社外パーツを純正パーツに戻せる場合は、戻しておきましょう。査定額が上がる可能性があります。交換する時間がない、交換に不安が残る場合は、査定時に純正パーツがあることを査定員に告げるのも可。 高額査定のためにも、純正パーツは必ず保管しておくようにしましょう。
【ポイント3】定期的な点検を行い、整備記録を取っておく
新車とは異なり、一定の期間乗られた車はそれぞれ状態が大きく異なっています。 車の状態は年式や走行距離だけで決まるわけではありません。乱暴な運転をしない、普段からマメに手入れをすることで、車は良好な状態を保つことができます。当然、そのような良い状態の車は高く買い取られることになります。 普段から定期的な整備・点検をしており、その記録である「メンテナンスノート」を保管しておくと、高く買い取ってもらえる可能性が高まります。 なお、仮に小まめに整備してこなかったとしても、破棄したり、紛失を装わないようにしましょう。逆にマイナスに働いてしまいます。
【ポイント4】査定前には車内の掃除、洗車をすませる
正直に書くと、掃除と洗車をすることによって、大きく査定額が上がることはありません。ただ、外装、内装をきれいにしておくことで「車を大切に乗ってきた人だ」という好印象をもってもらえます。 ワンコイン洗車と、トランク内の片付けと簡単な片付け程度で十分ですので、査定前には車を清潔に保つことを心がけましょう。 なお、へこみや、キズを隠そうとするのは逆効果ですので、決して行わないでください。
まとめ
オデッセイを高く売るための秘訣について、解説してきました。 せっかく愛車を手放すのであれば、愛車の価値を最も認めてくれる買取業者に売却を決められるのがベストの選択でしょう。 オデッセイの査定額を上げるためのチェックポイントも紹介しましたが、やはり査定額にいちばん影響が出るのは、どこに売るか、どう競ってもらうかです。
3代目オデッセイの高額査定の秘訣を知りたい方は「ホンダオデッセイRB1を一番高く買ってくれる業者の見つけ方」をご覧ください。